ロイヤルティプロセスを合理化して自動化する
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- パートナーをロイヤルティプログラムに追加する方法を説明する。
- メンバーをロイヤルティプログラムに追加する方法を説明する。
- ロイヤルティプロセスを自動化するために使用されるコンポーネントについて説明する。
- Experience Cloud を使用してロイヤルティメンバーポータルを作成する方法を説明する。
プログラムパートナーとパートナー商品を関連付ける
Cloud Kicks では、単なる「よい」ではなく「卓越した」ロイヤルティプログラムを目指しています。ロイヤルティプログラムマネージャーの Mary Levy はパートナーインテグレーションを行うことにします。そこで複数のパートナー候補と話し、米国南西部に本拠を置く太陽光発電関連の商品やシステムのサプライヤーである Ursa Major Solar とのパートナーシップを進めることにしました。このパートナーシップにより、両社はお互いの顧客ベースを使用し、メンバーが相互購入できるようにします。
ローンチパッドを使用して、パートナーを簡単にロイヤルティプログラムに追加できます。ローンチパッドは、多数のアクションをまとめて画面上部に表示することで、プロセスを簡素化して時間と労力を節約します。プロモーションの作成、ゲームの管理、バウチャーの処理、ウィジェットの設定など、ロイヤルティプログラムを迅速に設定して管理できます。
パートナーの特典をロイヤルティエコシステムに統合するときに、プログラムメンバーが特典を得るのは獲得時なのか、償還時なのか、またはその両方なのかを考えます。
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償還パートナー: パートナーはメンバーに利用可能な対象外ポイントを提供します。
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獲得パートナー: パートナーは自社と取引を行ったメンバーにポイントまたは報奨を提供します。
いずれかまたは両方としてパートナーを指定することができます。この例では、Mary は Ursa Major Solar を償還パートナーとして指定しました。Ursa Major Solar の選定された品目を購入すると、プログラムメンバーに Tier Points が付与されます。Mary は Ursa Major Solar のスピーカー、バッテリー、トーチ、調理器をパートナー商品として追加します。
プログラムにパートナー商品を追加するときに、商品を個別に割り当てるか、商品カテゴリごとに割り当てることができます。この柔軟性により、自分のビジネスとパートナーのニーズに合わせてロイヤルティプログラムを適切に調整することができます。
プログラムメンバーを追加する
Mary はロイヤルティプログラムの基本的なフレームワークを設定しました。後はプログラムメンバーを登録するだけです。Cloud Kicks の Web サイトから登録するように招待するメールを顧客に送信します。
プログラムには個人と法人の両方がサインアップできます。ただし、Mary は将来的にはパートナーとベンダー向けに B2B ロイヤルティプログラムを設定する予定であるため、登録を個人に制限することにしました。個人種別メンバーの場合、メンバーの詳細はすでに取引先責任者レコードに含まれています。法人メンバーの場合、詳細はすでに取引先レコードに含まれています。法人メンバーは、個人取引先または法人取引先にすることができます。
Mary が新しいメンバーを追加すると、そのメンバーは [Loyalty Program Members (ロイヤルティプログラムメンバー)] セクションに表示されます。
メンバーは、友人や家族をグループに追加することを要求できます。対象外ポイントを獲得したグループメンバーは、グループのポイント残高にポイントの割合または全ポイントを付与できます。
ここまでで、ロイヤルティプログラム、その通貨、ランクを作成し、ロイヤルティプログラムにパートナーを割り当てる方法を学びました。また、パートナー商品を関連付け、ロイヤルティプログラムにメンバーを登録する方法も学びました。次は、ロイヤルティプロセスを自動化する方法を学びます。
アクションを自動化する
Mary は 1 年を通して、または特定の期間に発生するいくつかのプロセスを自動化したいと考えています。それには、特定のルールに基づいてバウチャーやポイントをメンバーに付与するプロセスが含まれています。プロモーション設定では、メンバーポイントのクレジット処理とデビット処理、メンバーランクの変更、レコードの追加や更新など、ロイヤルティプロセスの簡素化と自動化を行います。
ロイヤルティ管理には、ロイヤルティプロセスを実行するためのプロモーション設定、フロー、決定表、一括管理、データ処理エンジンなどのロイヤルティコンポーネントの組み合わせが用意されています。各タブをクリックすると詳細が表示されます。この単元の最後に、インタラクティブな演習で説明した概念についてのテストがあります。
Mary は、ロイヤルティプログラムの設定に満足しており、今後効率的に実行し、管理できるだろうと自信を持っています。日常的なロイヤルティプロセスの設定方法についてさらに詳しく知るには、次の動画をご覧ください。
次は、ロイヤルティプログラムを最適な方法で視覚化、メンバーのエクスペリエンスを向上させる方法を学びます。
メンバーに最良の席を用意する
Mary は、メンバーに毎日のようにメールを送信せずに、メンバーシップに関するライブ更新を提供したいと考えています。ソリューションを求めて、優秀なシステム管理者の Linda に相談します。
Cloud Kicks ではすでに Experience Cloud サイトを使用してさまざまな情報をメンバーと共有しています。Linda は似たものを作成して、ロイヤルティメンバーにプログラムの詳細が表示されるようにすることができます。そこでロイヤルティ管理に付属する Experience Cloud サイトテンプレートにすばやく目を通します。なんと、Loyalty Member Portal (ロイヤルティメンバーポータル) というテンプレートが見つかりました。このテンプレートを使用して、メンバーに各自のロイヤルティプログラム詳細、ポイント残高、最近の取引、現在割り当てられているランクを表示するサイトを作成できます。
Linda はこのテンプレートを使用して、Cloud Kicks Inner Circle という名前のサイトを作成します。Mary は今年ロールアウトするロイヤルティプログラムは 1 つのみにする計画であるため、Linda は 1 つの簡単なステップを実行してサイトにロイヤルティプログラム固有のデータを入力するだけですみます。Linda はロイヤルティプログラムのレコードページで、Cloud Kicks Inner Circle プログラムを Cloud Kicks Inner Circle サイトに関連付けます。
Linda は、新しい Cloud Kicks Inner Circle ロイヤルティプログラムとサイトを紹介するメールをメンバー全員に送信します。彼女は、メンバーが新しいプログラムを気に入り、カスタマーエクスペリエンスとビジネスの向上につながるに違いないと考えています。
まとめ
お疲れさまでした! このモジュールでは Mary と Linda と一緒に、Salesforce ロイヤルティ管理を使用して、ビジネスの包括的なロイヤルティプログラムを迅速かつシームレスに設定する方法を学びました。利用可能な通貨、ランクグループ、特典を含むロイヤルティプログラムの設定についても学びました。また、獲得活動と償還活動を追加し、パートナーを関連付け、メンバーを追加する方法を学びました。さらに、報奨計画を立て、バウチャー定義、プロモーション、メンバーマイルストーンのバッジを作成し、メンバーにゲームを提供する方法を学びました。最後に、ロイヤルティ管理の標準プロセスについて学びました。
Salesforce ロイヤルティ管理はカスタマイズ可能で設定と維持が容易です。顧客とパートナーのエンゲージメントを維持するのにも役立ちます。任意の方法を使用して適切なタイミングで顧客に報奨を付与することもできます。ロイヤルティプログラムを設定したら、自動プロセスを使用してロイヤルティ管理であらゆるデータをバックグラウンドで取得できるため、必要なときにデータを使用できるようになります。
Cloud Kicks がどのようにロイヤルティプログラムの設定を成功させたかを確認したところで、次はあなた自身のロイヤルティプログラムをはじめてください。明るい未来をお祈りしています。