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Salesforce Connect の概要

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。
  • Salesforce Connect とは何かを説明する。
  • Salesforce Connect の 2 つの一般的な使用事例を説明する。
  • Salesforce Connect と抽出、加工、読み込み (ETL) ツールとの違いを説明する。
  • 外部オブジェクトと標準オブジェクトおよびカスタムオブジェクトとの違いを説明する。

Salesforce Connect の概要

Salesforce Connect とは、Salesforce 組織外に保存されているデータの表示、検索、変更を可能にするフレームワークです。たとえば、社内の統合業務ソフト (ERP) システムに保存されているデータがあるとします。組織にデータをコピーする代わりに、外部オブジェクトを使用して、Web サービスコールアウトでリアルタイムにデータにアクセスできます。

Salesforce Connect を使用すれば、Salesforce 組織がさまざまな外部システムのデータにアクセスできます。SAP® NetWeaver Gateway や Microsoft Dynamics® NAV などさまざまなデータソースからテーブルをリアルタイムで統合でき、コードを 1 行も記述する必要がありません。以前は、Salesforce に外部データを統合するには、抽出、加工、読み込み (ETL) ツールを使用するしかありませんでした。この作業は時間がかかり、一度も使わないかもしれないデータやすぐに古くなるデータを組織にコピーする必要がありました。これに対し、Salesforce Connect では外部システムのデータテーブルを組織の外部オブジェクトに対応付けます。

外部オブジェクトはカスタムオブジェクトと似ていますが、Salesforce 組織外にあるデータに対応付けられる点が異なります。外部オブジェクトのデータは常に最新です。外部データをコピーするとストレージを消費し、定期的に同期する必要がありますが、Salesforce Connect ではコピーではなく外部データへのライブ接続が提供されます。外部オブジェクトにアクセスすると、外部システムからデータがリアルタイムに取得されます。

次の条件のほとんどに該当する場合は、Salesforce Connect を使用することをお勧めします。
  • 大量のデータがあり、Salesforce 組織にコピーしたくない。
  • 常に少量のデータが必要である。
  • 最新データにリアルタイムでアクセスする必要がある。
  • データをクラウドまたはバックオフィスシステムに保存しているが、そのデータを Salesforce 組織で表示または処理したい。

外部オブジェクトとカスタムオブジェクト

外部オブジェクトの機能は、カスタムオブジェクトとほぼ同じです。たとえば、次のような操作が可能です。

  • リストビュー、詳細ページ、レコードフィード、カスタムタブ、ページレイアウトから外部オブジェクトにアクセスする。
  • 異なるソースからのデータを統合するために、外部オブジェクトと標準オブジェクトまたはカスタムオブジェクトとのリレーションを定義する。
  • コラボレーションのために外部オブジェクトページ上で Chatter フィードを有効にする。
  • 外部オブジェクトで作成、編集、および削除操作を有効にする。

大量の外部データに頻繁にアクセスする必要がある場合は、最適なパフォーマンスが得られるのは、引き続き ETL である可能性があります。外部オブジェクトは ETL に置き換わるものではありません。外部オブジェクトは、外部データにアクセスするための補完的な方法で、大きな利点があります。API、モバイル、Chatter などの Salesforce プラットフォームとのシームレスなインテグレーションもその 1 つです。たとえば、外部オブジェクトは、Salesforce アプリケーションなどの標準 Salesforce ツール、グローバル検索、SOSL クエリと SOQL クエリ、Apex、Visualforce、API、セットの変更、パッケージで使用できます。

次の表は、外部オブジェクトとカスタムオブジェクトでサポートされている機能を簡単に比較したものです。

機能 カスタムオブジェクト 外部オブジェクト
データが Salesforce 組織に保存される はい いいえ
参照 はい はい
更新 はい はい (制限付き)
タブ、レイアウト はい はい
Visualforce はい はい
項目レベルセキュリティ はい はい
共有 はい いいえ
REST と SOAP API はい はい
SOQL はい はい (制限付き)
検索と SOSL はい はい (パススルー)
数式項目 はい 未サポート
ワークフロー、トリガ はい 未サポート
レポートと分析 はい はい (制限付き)
Chatter はい はい (項目追跡なし)

—Salesforce Connect の例

外部データベースに商品注文情報が保存されており、Salesforce の各取引先レコードの関連リストとしてこれらの注文を表示するとします。Salesforce Connect では、注文の親取引先オブジェクトと子外部オブジェクト間にリレーションを設定できます。次に、子レコードを表示する関連リストが含まれるように、親オブジェクトのページレイアウトを設定できます。

下の図では、Salesforce Connect でシステムの境界を越えてデータをシームレスに表示できる様子がわかります。Business_Partner 外部オブジェクトのレコード詳細ページには、子オブジェクトの 2 つの関連リストが表示されます。
  • Account 標準オブジェクト (1)
  • Sales_Order 外部オブジェクト (2)
外部オブジェクトの例

この例では、外部参照関係とページレイアウトにより、Salesforce の内部と外部の両方に保存された関連データをユーザが 1 つのページに表示できます。

外部接続の種別

Salesforce Connect では、外部システムに保存されているデータに接続するために、特別に設計されたいずれかのアダプタを使用します。

  • OData 2.0 アダプタまたは OData 4.0 アダプタOData 2.0 または 4.0 プロデューサによってインターネット上に公開されたデータに接続します。OData (Open Data Protocol) は、データを統合するための最新の REST ベースのプロトコルです。SAP や Microsoft といったベンダはすでに OData サポートを実装しているため、NetWeaver や SharePoint などの製品には直接アクセスできます。Salesforce パートナーのインテグレーション製品により、Salesforce Connect はバックオフィスシステムに幅広く対応しています。
  • 組織間アダプタ — 別の Salesforce 組織に保存されているデータに接続します。組織間アダプタは、標準の Lightning Platform REST API を使用します。他の組織に直接接続するため、OData のように仲介 Web サービスは必要ありません。
  • Apex を使用して作成されたカスタムアダプタ — OData アダプタや組織間アダプタがニーズに適さない場合は、Apex Connector Framework を使用して独自のアダプタを開発します。
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