Lightning Experience のカスタムホームページの作成
学習の目的
カスタマイズ可能な Lightning Experience ホームページ
カスタムホームページの作成にはいくつか方法があります。テンプレートを使用して最初から作成する方法、別のカスタムホームページを複製する方法、そして Lightning アプリケーションの [ホーム] タブからページを編集する方法です。
既存のページを編集するには、ホームページの をクリックしてから [編集ページ] を選択し、現在のページのコピーを作成して編集します。カスタマイズしたページが存在し、それが有効である場合は、[編集ページ] を選択すると、そのページが編集用に開きます。
ここでは、ホームページを最初から作成します。
高度な操作
初めて [編集ページ] を選択すると、Salesforce によって自動的に標準ページのコピーが作成されます。Lightning アプリケーションビルダーでこのコピーを編集します。このようにコピーとして作成したページでは、標準ページへの参照が保持されます。つまり、Salesforce により、今後の新しい機能でページのコピーがアップグレードされることがあります。ページを最初から作成する場合は、そのページを完全に所有することになり、Salesforce が展開する新しいページ機能が自動的に表示されることはありません。
Lightning Experience のカスタムホームページの作成
どのようなことができるかを理解するために、標準ホームページレイアウトのコンポーネントの位置を少し変更します。
それでは始めましょう。
- [設定] から、[クイック検索] ボックスに
「アプリケーションビルダー」
と入力し、[Lightning アプリケーションビルダー] をクリックします。 - [新規] をクリックして [ホームページ] を選択し、[次へ] をクリックします。
- ウィザードのステップを順に実行して、ページに「New Home Page (新規ホームページ)」という名前を付け、標準ホームページテンプレートを選択して、[完了] をクリックします。
空白のホームページが開きます。これでホームページの作成を開始できます。コンポーネントペインには、ホームページに使用できるすべての標準コンポーネントと、組織にインストールしたすべてのカスタムコンポーネントが表示されます。 - [アシスタント] コンポーネントを右上の範囲にドラッグします。
- [パフォーマンス] を左上の範囲にドラッグします。
- [今日の行動] を左下の範囲に追加し、[主要な商談] を右下の範囲に追加します。
- [今日の ToDo] を [アシスタント] の上に追加します。
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[保存] をクリックします。
まだ完了ではありません。ページを保存しただけでは、ユーザが使用できるようになりません。Lightning ページをユーザが参照できるようにするには、有効化する必要があります。通常、ページが完了していない場合や、公開する準備ができていない場合は、ここで [今回はダウンロードしない] をクリックしてページを保存し、アプリケーションビルダーに戻ることができます。ただし今回は、ページが完成し、今すぐユーザに公開する準備ができているとします。
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[有効化] をクリックして、ユーザに公開します。
ページを以前に保存していて、有効化していなかった場合は、ツールバーの [有効化] ボタンをクリックして、次のセクションへの準備を整えます。
Lightning Experience ユーザへのカスタムホームページのロールアウト
ホームページを有効にする方法は 3 つあります。ホームページを組織の全ユーザのデフォルトにする方法と、アプリケーションのデフォルトにする方法と、ホームページを 1 つ以上のアプリケーションとプロファイルの組み合わせに割り当てて、ユーザが特定のロール専用に設計されたページにアクセスできるようにする方法です。

このホームページを後で表示できるように、システム管理者プロファイルに割り当ててみましょう。
- [アプリケーションおよびプロファイル] タブで、[アプリケーションとプロファイルに割り当て] をクリックします。
- Sales アプリケーションを選択して、[次へ] をクリックします。
- プロファイルのリストをスクロールダウンし、[システム管理者] を選択して [次へ] をクリックします。
- 割り当てを確認して、[保存] をクリックします。