データの検索
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- Salesforce モバイルアプリケーション内で使用可能な 2 種類の検索を挙げる。
- グローバル検索を使用してレコードを見つけ出す。
- iOS デバイスに内蔵された Spotlight 検索機能を使用して、Salesforce モバイルアプリケーションの項目を見つけ出す。
Salesforce モバイルアプリケーションの検索機能
車の鍵、眼鏡、携帯電話など、大切なものをどこに置いたか忘れたことはありませんか? これは、誰にでもあることです。幸いにもモバイル検索は、重要なデータがどこにあるかを忘れることがありません。
ここで再び果敢な外勤営業担当の Alice B. Closing に話を戻しましょう。Alice はたった今、担当する Global Media へのプレゼンテーションを終えたところです。先方はプレゼンの内容を気に入り、提案書の作成を求めてきました。Alice は次の取引先との約束に向かう前に、Global Media の現行の商談を確認し、次のフェーズに進めると同時に追記できる情報はないかと考えます。ここでは、Alice が求める情報を Salesforce モバイルアプリケーションで見つける方法を説明します。
このアプリケーションでは次の 2 種類の方法で情報を検索できます。
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グローバル検索: 取引先責任者やリードの候補者となる人物など、全オブジェクトの中からレコードを見つけ出します。検索結果ページから、検索を絞り込んで、1 つのオブジェクトの結果を表示できます。
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Spotlight 検索: Salesforce モバイルアプリケーションを開くことなく、レコードを検索できます。
Salesforce モバイルアプリケーションの検索では、ToDo や行動が結果に表示されません。
では、上記の各検索オプションを詳しく見ていきましょう。
グローバル検索を使用した項目の検索
グローバル検索では、複数のオブジェクトの中から一致するレコードを見つけ出します。たとえば、Acme を検索して、Acme 取引先の結果および Acme との商談を取得します。あるいは、Juliet Capulet が取引先責任者に変換されたか、リードのままかがわからない場合に、グローバル検索で Juliet のレコードがどちらであるかを確認します。
グローバル検索を実行する手順は、次のとおりです。
- ヘッダーで、検索アイコンをタップします。
すべてのオブジェクトを通じて最も最近使用されたレコードのリストが開きます。
- 検索語を入力します。最近アクセスした項目のリストが変化し、これまで入力した文字に一致する項目のみが表示されます。任意の時点で、リストの項目をタップして開くことができます。
- 最近アクセスした項目のリストに探しているものが見つからない場合は、入力した検索語と検索を示す記号が表示されている最初の結果をタップすれば、レコードをさらに検索できます。
- これで、検索で見つかったすべての結果がオブジェクトタイプ別に表示されます。目的の結果をタップすると、詳細が表示されます。
検索結果ページから、検索を絞り込んで、1 つのオブジェクトの結果を表示できます。検索ボックスのすぐ下にある検索範囲バーのオブジェクトの名前をタップします。検索可能なオブジェクトの完全リストを表示するには、検索範囲バーの最後にある [さらに表示] をタップします。次に、リストのオブジェクトの名前をタップして検索します。
Spotlight 検索で簡単にレコードを検索する
iOS デバイス内蔵の Spotlight 検索機能を使用して、アプリケーションを開くこともなく、Salesforce レコードを検索できます! Spotlight 検索を使用するには、アカウント名や役職、会社名などのキーワードを入力して必要なレコードを探します。
以下の点に留意してください:
- Salesforce モバイルアプリケーションを使用するのに PIN を入力する必要がある場合、または組織でオフラインキャッシュが無効になっている場合は、Spotlight 検索は使用できません。
- Spotlight 検索では、最近アクセスした 200 人の取引先責任者にのみインデックスが付けられます。
- この機能は Salesforce for iOS、バージョン 11.0 以上でのみ利用可能です。
- Salesforce に複数のアカウントある場合、現在使用しているアカウントについての検索結果が表示されます。
Salesforce モバイルアプリケーションでは探しているものが見つけやすくなっています。