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Lightning Experience の稼働

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。
  • 会社で Lightning Experience を有効にする。
  • 毎月または毎四半期のスーパーユーザとのレビューを設定する。
  • 結果を測定し、会社に報告するために集計する。
  • ロールアウト後にユーザへの調査を行う。

稼働させる

どの成功プロジェクトにも、すべてを計画し、その計画をすべて実行した後に、開始日がやってきます。大々的に、稼働を成功させる日が来たのです。ブロードウェイのミュージカルなら、これは公演初日。Salesforce 管理者の晴れ舞台です!

プロジェクトによって、稼働開始は、シンプルなこともあれば、複雑なこともあり、その中間もあります。この作業が簡単にするために、Lightning Experience 移行アシスタントが用意されています。ここから Lightning Experience への移行に必要なすべての手順にアクセスできます。Salesforce Classic の [設定] からこのページにアクセスするには、[移行アシスタント] タイルの [使用を開始する] をクリックします。

[設定] の Lightning Experience 移行アシスタントのスクリーンショット。

Lightning Experience を有効にして、新しいインターフェースをユーザに使用可能にする準備ができたら、移行アシスタントに移動します。ただし、その前に、「Lightning Experience の基本」モジュールの「Lightning Experience の有効化」単元を参照してください。

移行アシスタントから Lightning Experience を有効にする手順のスクリーンショット。

実装の最適化によって採用を促進する

アンコールとパフォーマンスの再演...ブロードウェイミュージカルと同じように、Lightning Experience のロールアウトは開始後も続けられます。最初にパイロットグループで稼働するか、組織全体で一度に有効化するかにかかわらず、ユーザが継続して Lightning Experience での作業に意欲的に取り組むようにする必要があります。

そのためには修正と繰り返しが必要です。厳密に言うと、現状の評価とこれまでのすべての成果の繰り返しによって、ロールアウトを最適化します。

成功の総計値を監視しましょう。たとえば、ユーザが新しいインターフェースをどの程度気に入っているのかについてフィードバックを収集します。さらに、生産性の向上、ビジネスの成功、採用率、Salesforce Classic に戻しているユーザ数とその理由などを調べます。

このデータを使用すれば、必要な次のステップが明確になります。実装の微調整のために優先する新しい使用事例はどれか、Lightning Experience ロードマップのなかで重要な機能はどれか、Lightning Experience に次のユーザグループを追加できるのはいつか、について把握できます。

スーパーユーザと協力する

スーパーユーザは、ロールアウトの成功の鍵となります。稼働に至るまで、スーパーユーザとの連携を密に取り合いましょう。トレーニングの方法によっては、スーパーユーザが現場のユーザトレーニングを実施するときに協力することもあります。

稼働開始日には、スーパーユーザは重要な役割を果たします。プロジェクトがどれほどうまくいっていたとしても、ユーザからの質問が必ずあります。その中には、口頭で直接尋ねられる質問やChatter 上での質問があります。スーパーユーザは、これらの質問への対応を援助し、バグや重大な問題が発見された場合にエスカレーションを行います。

Chatter 上で従業員を支援するスーパーユーザ

スーパーユーザとの関わりは、稼働開始で終わりではないのです。それは始まりにすぎません。毎月または毎四半期、スーパーユーザのフォーラムミーティングを開くことを検討しましょう。このミーティングでは、すべてのスーパーユーザが集まってロードマップ、フィードバック、導入全般について話し合います。1 年を通してスーパーユーザと会話できるように、非公開の Chatter グループを作成します。さらに、スーパーユーザと協力して、週に 1 度、ユーザからの質問に答える時間を設けます。

まだ納得していない方のために、スーパーユーザが「スーパー」な能力を発揮する例をいくつか挙げます。

  • 現場で Salesforce の伝道師としての役割を果たす
  • ユーザからの口頭による質問および Chatter での質問に答える
  • 導入の促進を支援する
  • ユーザをトレーニングする
  • 現場からの貴重な視点を共有する
  • バグや問題を報告する
  • ロードマップに関与する
  • 稼働前に新機能をテストする
  • フォーラム、ミーティング、フォーカスグループでフィードバックを提供する

このように、スーパーユーザの価値は計り知れません。特に、スーパーユーザから提供されるフィードバックは、プロジェクトの成功の目安として重要です。次はそれについて説明します。

結果を測定する

ロールアウト戦略を計画したときに、担当役員や関係者と協力して、成功基準を設定しました。その基準には、次のようなものが含まれているかもしれません。

  • フォローアップ ToDo のない商談を 20% 削減
  • 記録された活動を 15 % 増加
  • リードの変換を 5% 増加

また、基準は従業員や顧客の満足度に基づくものであったり、これらの両方を含む場合もあります。いずれの場合にも、数の変化を追跡できるように、ベースライン基準が必要です。稼働を開始する前に、スナップショットを取得したり、アンケートを実施することを忘れないようにしてください。

それぞれの手法について、詳しく見てみましょう。

ユーザへの調査を行う

従業員や顧客への調査に使用できる方法がいくつかあります。

調査 調査アプリケーションを使用して、記入による正式な調査を行い、全体的な満足度や不満な点を調査します。
フォーカスグループ 何人かの顧客または従業員に集まってもらい、いくつかの決められた質問をします。
アンケート 非公式の Chatter アンケートを作成して、すばやく意見を集めます。ユーザは、アンケートのコメントスレッドで、フィードバックを記述することもできます。

これらの方法を使用すれば、全体的な満足度や不満な点についての総計値が得られます。稼働開始後には、ユーザが新しい環境での作業に慣れた段階で、もう一度調査を行い、総計値の変化を報告できます。

何を質問すればよいかわからない場合には、こちらのアイデアを参考にしてください。フォーカスグループや、フォーラム、シャドウイングに適した自由回答形式の質問と記入式の調査に適した質問の例を挙げます。

自由回答形式の質問 調査向けの質問

Salesforce をどのように使用していますか?

Salesforce について最も気に入っている点はどこですか?

Salesforce で変更した方がよい点はどこですか?

Salesforce について最も気に入らない点はどこですか?

必要であるのに見つからなかった情報は何ですか?

Salesforce を使用している期間はどの程度ですか?

Salesforce を使用した全般的な生産性について教えてください。

Salesforce の全般的な満足度を教えてください。

仕事に必要なツールは揃っていますか?

Salesforce での作業は簡単ですか?

調査の実施に加えて、多くのフィードバックが得られる環境を築きましょう。ユーザの声に耳を傾けることが、導入の促進につながります。ユーザから定期的にフィードバックを受けられるようにするアイデアとして次のようなものがあります。

オープンフォーラム フィードバックや懸念事項について聞くために、Chatter によるオンラインまたは直接の質疑応答セッションを設けます。
Chatter Chatter のトピック (「フィードバック」) を使用して、長期的にオーガニックなユーザからの反応を収集します。毎月または毎四半期、すべての投稿をレビューします。

フィードバックを受け取ったなら、すべてのフィードバックに対応することはできなくても、ユーザの声に耳を傾けているという姿勢を示すことが大切です。四半期ごとに、従業員からのフィードバックのいくつかに対応する「みなさんの要望に応えます」プログラムの導入を検討しましょう。

限定されたパイロットを行うにしても、会社全体に一斉にロールアウトを行うにしても、目標は稼働を開始し、結果を測定し、反復することです。そして、それを繰り返します。

Lightning Experience でフィードバックを受け取ったときの反復モデル。

Salesforce のレポートおよびダッシュボードの使用

成功の基準として Salesforce 総計値を使用する場合、Salesforce 内にレポートおよびダッシュボードを作成して、それらの総計値を追跡できます。たとえば、このダッシュボードコンポーネントは、成立した商談を月ごとに示したものです。

月ごとの成立した商談を示すダッシュボード。

レポート作成スナップショットは、時間と共に変化するトレンドを分析する方法で、Salesforce 内で使用することができます。詳細は、Salesforce ヘルプで「レポート作成スナップショット」を検索してください。

レポートおよびダッシュボードを使用する利点の 1 つは、Salesforce にすべて組み込まれるということです。そのため、担当役員と簡単に共有することができます。そのことについて、次に説明します。

エグゼクティブサマリーを提出する

担当役員は、当初からずっとプロジェクトを応援していました。ここで、担当役員向けに、プロジェクト全体の状況と報告できる結果についてのサマリーを作成しましょう。担当役員は、プロジェクト完成のため割り当てたリソースの投資回収率 (ROI) を示せるようになるため、このサマリーは重要です。

Lightning Experience ロールアウト戦略のエグゼクティブサマリーの例。

エグゼクティブサマリーを作成する場合は、次のベストプラクティスに従ってください。

  • 最大 1~2 ページにまとめる。
  • 総計値と結果を示す。
  • 注目すべきエピソードがあれば挙げる。
  • 学んだ教訓を報告する。
  • 計画されている次のステップがあれば、それを示す。

エグゼクティブサマリードキュメントのサンプルをお探しですか? 残念ながら、まだ準備中です。というのはもちろん冗談です! Enablement Pack を参照してください。

ショーは続く

おめでとうございます。これで、Lightning Experience のロールアウトに必要なツールが揃いました。Lightning Experience 以外のロールアウトでも役立つコツがいくつか身に付いたのではないでしょうか。

1 つのグループのユーザに対してパイロットを行うにしても、会社全体で一斉にロールアウトを行うにしても、活躍のチャンスです。ロールアウトの成功をお祈りしています!

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