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Lightning Experience の使用開始

Lightning bolt icon used to indicate that the content is for Lightning Experience

Trailblazer の皆さん!

Salesforce には Lightning Experience と Salesforce Classic の 2 つの異なるデスクトップユーザインターフェースがあります。このモジュールは Lightning Experience 向けです。

このモジュールで、インターフェース間の切り替えLightning Experience の有効化などについて学習できます。

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。
  • Lightning Experience と Salesforce Classic の概要と両者の違いについて説明する。
  • Lightning Experience の主要な機能を説明する。

Lightning Experience にようこそ

Salesforce の洗練された最新のユーザエクスペリエンスである Lightning Experience へようこそ。セールスおよびサービス主体の考え方に基づき、ビジネスプロセスのサポートを改善するため、デスクトップ環境の再構想に焦点を絞っています。その結果、営業およびサービスチームが自然かつ生産的に作業できる直感的でインテリジェントなインターフェースが導入されました。

始まりは営業でしたが、Lightning Experience の用途はそれだけにとどまりません。Lightning Experience は Salesforce CRM の変革に加え、サービス、アプリケーション、プラットフォームなどへと拡張されます。Salesforce は、所属する部門を問わず、人々の働き方が変化していることを理解しています。

この変更はすべてモバイルの発展の大きな影響を受けています。社内の営業担当はすでにモバイルを駆使して、見込み客について調べ、顧客との会合への道順を検索し、顧客と SNS でつながるなどの多くのことを行っています。こうした現状に基づき、Lightning Experience で Salesforce モバイルエクスペリエンスの優れた点をデスクトップに反映させるのもこのためです。

営業担当がモバイルで愛用している機能が... デスクトップでも愛用する機能になる
営業担当がモバイルで愛用している機能
Lightning Experience

Lightning Experience についての説明では、セールスやサービスでの使用に最適化された Salesforce のページ、営業やセールスチームのユーザがいつログインしても適切な案件、適切な顧客、そして適切な活動に集中できる新機能と、誰もがデータを視覚化して業務に活かせる柔軟なインタラクティブツールについて取り上げます。

この点について話を進める前に、Lightning Experience の名前の由来と開発の発端についてお話しておきましょう。

Lightning Experience 構築の理由

では、なぜ「Lightning」という名前が付いたのでしょうか。嵐の中で本物の稲妻が光る瞬間を想像してください。稲妻の閃光は矢のごとく、瞬きをしている間に見逃すこともあるほどです。稲妻の美しさには、見惚れることもあります。そして稲妻は独特で、2 つとして同じものはありません。

Lightning Experience によく似ています。高速で、美しく、営業およびサービスユーザごとに異なります。営業チームの迅速な販売を促進するシンプルなユーザエクスペリエンスで、営業担当が重要事項に意識を向けられるようパーソナライズされたアラートやインタラクティブなアシスタントを備えています。また、サービス担当が顧客を迅速にサポートできるように、ケース、ナレッジ、そしてサポートツールを統合した、効率的に問題を解決できる環境を実現します。このすべてが組織内の全ユーザの生産性を向上させます。

結局のところ、Lightning Experience が構築された理由はお客様です。Lightning Experience は、過去の年月とリリースを通してお客様から学んだことすべてを形にした結果です。Lightning Experience は、お客様から生まれたチームのためのキラーセールスアプリケーションなのです。

かつてのユーザエクスペリエンスの存在

かつてのユーザエクスペリエンスもまだ存在します。わかりやすいように、こちらを Salesforce Classic と呼びます。

従来のエクスペリエンス

Salesforce Classic とは、Lightning Experience が登場するまでの旧 Salesforce インターフェースを指します。このインターフェースでは、ヘッダーの右上隅に、アプリケーションメニューと、ユーザ名、[設定]、および [ヘルプ] のリンクがあります。ロゴをカスタマイズしていなければ、左上隅に季節ごとの Salesforce ロゴも表示されます。

まだ Salesforce Classic から移行する準備ができていない場合もあるでしょう。会社の文化と規模に応じて、変化に時間を要することがあります。移行の管理に役立つように、容易に Lightning Experience の使用を開始しながら、Salesforce Classic も引き続き使用できるようになっています。そのため、ユーザは安心して新しい操作環境に移ることができます。段階的なロールアウト計画と変更管理については、それ自体が重要なトピックであるため、別のモジュールで詳細に説明します。

ただし、2 つの Salesforce インターフェースを扱うことになるので、どちらを使用しているのかを見分ける方法を知っておく必要があります。

右上にアプリケーションメニューがあれば、Salesforce Classic を使用中 右上にアイコンがあれば、Lightning Experience を使用中
従来のエクスペリエンス
Lightning Experience

ここで重要なのは、ユーザの質問にいつでも答えられるように、難なく 2 つのエクスペリエンスを見分けられるようになることです。Lightning Experience を有効にした後、トラブルシューティング時のユーザとの電話で最初に確認しなければならないことの 1 つは、ユーザが Lightning Experience と Salesforce Classic のどちらを使用しているかです。

次は、Lightning Experience をリリースした場合の利点について説明しましょう。

Lightning Experience が特別な理由

さまざまな新機能が導入され、ページが刷新された Lightning Experience には、使用上の利点がたくさんあります。ここではすべては取り上げませんが、製品の領域ごとに優れた機能のいくつかを紹介します。もちろん良いことばかりではなく、制限事項やデメリットもあります。これについては後で説明させていただきます。

まずは、次のようなハイライトを取り上げたいと思います。
  • 効率的なナビゲーションおよびカスタムブランドアプリケーション間の切り替え
  • ユーティリティバーの [メモ] や [最近使ったデータ] などの生産性ツールへのクイックアクセス
  • 何が表示されるかではなく、何を実行できるかを重視した新しいレコードレイアウト
  • データを簡単に絞り込んで視覚化できる、瞬時に表示されるリストビュー
  • 複数の列と行の両方にまたがるコンポーネントを含む洗練されたダッシュボード
  • すばやく絞り込んで最も重要なデータを表示できる、整然としたレポートビュー

Lightning Experience のツアーを開始する

Lightning Experience の素晴らしさをご紹介します。

ホーム

新しいインテリジェントなページで 1 日をスタートできるように考えてあります。営業担当は、目標達成までのパフォーマンスを監視し、重要な取引先に関するインサイトを得ることができます。また、アシスタントという新しい機能が追加されています。これはユーザがすべきことのアクションリストです。Lightning アプリケーションビルダーを使用して、さまざまなプロファイルに表示されるカスタムホームページを作成することもできます。
  • カスタマイズ可能でインテリジェントなページで、スピーディに 1 日のスタートを切る。
  • パフォーマンスグラフで目標達成までの進捗を確認する。
  • ニュースを使用して、顧客、パートナー、競合他社に関連するニュース記事を遅滞なく閲覧する。
  • ミーティングの予定や期日が本日の ToDo を確認する。
  • アシスタントで今日取り組むべき主な問題を特定する。
  • [最も重要な商談] で営業活動の焦点を絞る。
ホーム

商談ワークスペース

セールスプロセスがアクション重視のワークスペースに配置され、営業担当が商談をより速くよりインテリジェントに処理できるようになっています。セールスプロセスのステップごとにコーチングスクリプトをカスタマイズできるほか、レコード作成の手順も簡略化されています。これで、商談をさらに短時間で成立させることができます。
  • ページ上部にある新しい強調表示パネルに重要なレコードの詳細が表示される。
  • 便利なコンポーザを使用して活動の記録、ToDo の作成、メールの送信などをすばやく行う。
  • 重要なコーチングの詳細とカスタマイズ可能なパスで、セールスプロセスをサポートする。
  • 商談ページから移動することなく、クイックビューを使って豊富な関連情報をフロート表示する。
  • 数回のクリックだけで、取引先責任者と同じように、コンテキストに関連レコードを追加する。
  • 商談が関連付けられている取引先について関連性が高くタイムリーなニュースを表示する。
商談ワークスペース

取引先と取引先責任者

商談 (やリード) と同じく、取引先と取引先責任者についてもレイアウトを最適化し、主な使用事例である参照別にコンテンツを編成してあります。営業およびサービス担当は、情報検索と情報収集が一目でできます。
  • レイアウトが刷新された Lightning Experience ページで、重要なデータを効率よく検索する。
  • 取引先レコードの重要なコーチングの詳細とカスタマイズ可能なパスで、セールスプロセスをサポートする。
  • ニュースから顧客の最新ニュースを入手する。
  • 項目レベルの重複照合により、効率よく作業し、データをクリーンな状態で維持する。
  • 過去の活動や今後の活動を一目で確認する。
Lightning Experience でのサンプル取引先レコード

レポートとダッシュボード

レポートで独自の検索条件を作成できるのは、ユーザにとって非常に嬉しい機能です。複数の行と列にまたがるコンポーネントを備えた、最新のダッシュボードエディタはきっと気に入られるでしょう。
  • レポート表示時に検索条件を作成する。
  • 3 列以上を使用して視覚的に優れたダッシュボードを作成する。
  • Salesforce Classic から Lightning Experience に簡単に移行する。レポートおよびダッシュボードは新しいインターフェースで自動的に表示可能です。また、Salesforce Classic で定義されたすべての権限と共有設定が継承されます。
レポート & ダッシュボード

リストビュー

営業およびサービス担当は、便利なグラフでリストビューをグラフィカルに表示したり、簡単に検索条件を適用して検索結果を絞り込んだりすることができます。
  • データを数秒でリストビューグラフに視覚化し、データを絞り込む検索条件を簡単に作成する。
  • Lightning Experience の直感的な検索条件パネルを使用して、リストビューを作成する。
  • 先行入力検索を使用して、お気に入りのリストビューをすばやく見つける。
  • Lightning Experience から、Salesforce Classic で作成されたリストビューを自動的に開く。
  • インライン編集を使用して、リストビューのレコードに迅速に変更を加える。
リストビュー

Kanban ビュー

Kanban ビューでは、一連のレコードが列に整理されるので、作業を一目で追跡できます。レコードの状況を更新するには、レコードを別の列にドラッグします。ボードは、列と集計が基づく項目を選択することで設定できます。主要な商談に関するカスタマイズしたアラートをリアルタイムで表示できます。
  • 各フェーズまたは状況で作業を視覚化する
  • ドラッグアンドドロップ機能を使用して列間でレコードを移動する
  • 列と集計項目をその場で設定する
  • レコードを編集または削除して、最新の状態に保つ
  • 目的に応じてデータを絞り込むための検索条件をすばやく作成できる
  • 商談の場合、重要な案件に対するアクションが必要になったらアラートを表示して通知する
商談の Kanban ビュー
  1. Kanban ビューのレコードは、選択したリストビューに基づきます。
  2. リストビューのグリッドビューと Kanban ビューは簡単に切り替えられます。
  3. レコードを絞り込んで、レコードの特定のサブセットを表示することができます。
  4. 表示するレコードタイプを選択します。
  5. 列はグルーピング項目に基づいて作成されます。
  6. カードをドラッグすれば、レコードを簡単に別の列に移動できます。
  7. 商談を円滑にすすめるには、アラートが役立ちます。たとえば、ToDo や行動を作成できます。

コンソールアプリケーション

営業およびサービス担当は、最小限のマウスクリックと画面スクロールだけで、レコードの検索、更新、および作成を迅速に行うことができます。Lightning コンソールアプリケーションは、タブベースのワークスペースであり、複数のレコードを 1 つの画面で管理できるようにします。営業やサービスの担当は、標準の Lightning コンソールアプリケーションを活用して変化の速い環境をサポートできます。

Lightning サービスコンソール

その他の便利な機能

  • カスタムのブランド画像と色のセットを使用して、ブランドや重要なプロジェクト (新製品の発表など) に対するチームの士気を高めます。
  • 作業方法に合わせて Lightning Experience のナビゲーションバーをパーソナライズすることで、生産性が大幅に向上します。ナビゲーション項目を並び替えたり、頻繁に使用するダッシュボードやリストなどをナビゲーションバーに追加したりできます。
  • ユーザの効率性が向上し、ブランド設定およびカスタマイズできるアプリケーションを切り替えることができる。ナビゲーションバーから直接、特定の項目のレコードを作成したり、最近のレコードやリストにアクセスしたりできます。
  • 商談、リード、取引先、取引先責任者ごとに、未完了の ToDo、予定されたミーティング、達成事項を活動タイムラインで確認する。
  • 新しい主従関係ビューなど、新しい ToDo 用ページで ToDo を検索する。1 つの ToDo と ToDo の完全リストを横並びで表示できます。
  • Salesforce から離れることなく電話機能を使用します。電話の発信と着信、通話メモの追加、通話情報ログの記録が簡単にできます。
  • Salesforce メールを使用して Gmail または Office 365 アカウントでメールを送信する。さらに、送信したメールメッセージを Gmail または Office 365 の [送信済みアイテム] フォルダで表示でき、シームレスなインテグレーションが実現されます。
  • 自動保存、リッチテキスト機能、インライン画像、バージョン管理により、より適切なメモを作成する。メモを複数のレコードに関連付けたり、チームメイトや Chatter グループと共有したりできます。
  • Adobe Flash Player を必要としない豊富なファイルプレビュー環境を利用する。
  • 上位の結果と最近のレコードを含む、改善されたグローバル検索によりレコードをよりすばやく検索できます。

このように、Lightning Experience には、多くの優れた機能があります。次は、移行方法を決めるのに役立つように、Lightning Experience と Salesforce Classic の主な違いを説明します。

各「人格」が Lightning Experience を活用する利点

さて、Lightning Experience を特別な存在としている魅力的な機能のいくつかについてはご理解頂けたと思います。本日の最後に、これらの機能や Lightning Experience の他の側面が実際にどのような利点をもたらすのかを見てみましょう。

ひとことで言えば、「Lightning Experience は、どのロールを持つユーザの生産性をも高める」ということです。誓って、誇張などではありません。Lightning Experience に移行したお客様は、効率の改善を実感しています。たとえば、パイプライン管理に費やす時間の短縮、商談成立までの期間短縮、エージェント生産性の向上、リリースの迅速化などです。

では、各 Salesforce 人格の生産性がどう上がるかについて見てみましょう。

営業ユーザ
Lightning Experience は、効率的な営業ワークフローを推進する、合理化されたアクション指向の環境です。あらゆるコンテキストにおいて、ページ上では最も重要な情報が最初にフォーカスされます。ワークスペースによって営業プロセスが透明になり、すべてのステップでベストプラクティスがサポートします。詳細、関連情報、そしてコラボレーションが別々のタブに分かれているためページが見やすく、最小限のスクロールで必要な情報を見つけることができます。コンテキストに応じて、また必要な場所で、メモを取ったり、電話を掛けたり、メールを送ったりといったアクションの実行が可能です。そして、ニュースやインサイトから Salesforce Einstein まで、組み込まれたインテリジェンスによって、チームがより多くの商談をより短い期間で成立させるための準備を整えます。
サービスユーザ
Service Cloud for Lightning Experience により、サービスエージェントはケースを迅速に解決できます。Lightning サービスコンソールは、一人一人の顧客を単一のビューで管理する高生産性ワークスペースであり、サービスエージェントは、複数のアプリケーションを切り替えることで時間を無駄にする必要はありません。このコンソールは、ケース管理プロセスにおいてエージェントをガイドし、分割ビュー、ドラッグアンドドロップ添付、ケースの詳細のフロート表示などにより、すべてのステップを高速化および効率化します。Lightning Knowledge をツールに加えることで、エージェントは正しい情報を見つけて共有し、記事を添付し、ケースを迅速にクローズすることができます。
管理者
Lightning フレームワークにより、管理者は毎回ゼロから開始することなく、ページを迅速に作成してカスタマイズすることができます。フレームワークという言葉だけで敬遠しないでください。管理者は、Lightning Experience の [設定] ページから利用できるフレームワークの宣言型ツールを使用して、魔法のような作業を行うことができます。
Lightning Experience を構成するビルディングブロックは Lightning コンポーネントです。これらのコンポーネントは Lightning Experience 全体で再利用可能であるため、必要なものを簡単に作成することができます。すぐに使用できる多くの事前構築されたコンポーネントや、直感的なビジュアルツール「Lightning アプリケーションビルダー」が用意されています。管理者は、ホームページ上やレコードページ上でコンポーネントをドラッグアンドドロップするだけで、簡単に追加、削除、および並べ替えが行えます。ページ上でのコンポーネントの配置だけではなく、コンポーネントの動作も制御できるため、たとえ同じページ上であっても、配置する場所によってコンポーネントに異なるプロパティを与えることができます。この柔軟性により、カスタマイズ作業が大幅にスピードアップします。
開発者
Lightning フレームワークは開発者にも恩恵をもたらします。フレームワークに含まれるビルディングブロックを使用すれば、カスタム Lightning コンポーネントを迅速に作成できます。それだけではありません。このフレームワークは、他にも開発者の役に立つ多くのツールを提供します。たとえば、完全なスタイリングライブラリである Salesforce Lightning Design System を利用することで、開発者は自分で HTML や CSS を書く必要がありません。Lightning Data Service は、データアクセスコードを再利用可能なコンポーネントに統合することで、コントローラコードの作成を不要にします。これらは、まだまだほんの一部に過ぎません。開発者の効率が向上することは間違いありません。コーディングの複雑さが緩和されるということは、プログラムをより短時間で開発でき、パフォーマンスや品質の試験に費やす時間を減らすことができるのです。

リソース

著作権

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