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レポートの形式を設定する

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。
  • レポート形式の表形式、サマリー形式、マトリックス形式について説明する。
  • マトリックスレポートを作成する。
メモ

メモ

このバッジのハンズオン Challenge は日本語、スペイン語 (LATAM)、ポルトガル語 (ブラジル) に対応しています。Playground の言語を変更するには、こちらの指示に従ってください。日本語等、翻訳された言語と英語に差異がある可能性があります。英語以外の言語での指示に従って Challenge に合格できなかった場合は、[Language (言語)] と [Locale (地域)] をそれぞれ [English (英語)]、[United States (アメリカ合衆国)] に切り替えてからもう一度お試しください。

翻訳版 Trailhead を活用する方法の詳細は、自分の言語の Trailhead バッジを参照してください。

メモ

アクセシビリティ

この単元には、スクリーンリーダーユーザー向けの追加の説明が用意されています。この単元の詳細なスクリーンリーダー版を表示するには、以下のリンクをクリックしてください。

Trailhead スクリーンリーダーの説明を開く

レポート形式の使用

使用できるレポート形式は、表形式、サマリー形式、マトリックス形式の 3 つです。デフォルトは表形式です。

レポート形式 主なユースケース ダッシュボードでのサポート レポートグラフのサポート バケット項目** 数式** クロスオブジェクト数式**
リストの作成 true を示すチェックアイコン*
true を示すチェックアイコン

まとめ グループ化と集計 true を示すチェックアイコン true を示すチェックアイコン true を示すチェックアイコン true を示すチェックアイコン
マトリックス 行と列によるグループ化と集計 true を示すチェックアイコン true を示すチェックアイコン true を示すチェックアイコン true を示すチェックアイコン

* 行制限が必要。詳細はこちら

** バケット項目と数式は、このモジュールでは取り上げません。

手順に従って各レポート形式のサンプルレポートを作成しましょう。

表レポート

表レポートは、データを最も簡単かつ迅速に表示できる方法です。スプレッドシートと同様に、簡単に列に項目が並べられ、行にそれぞれの一致するレコードが表示されます。メーリングリストの生成などの作業に最もよく使用されます。Lincoln から進行中の商談がすべて表示されたレポートが欲しいと依頼された Maria は、これには表形式のレポートが最適だと判断しました。

それでは、この表レポートを作成しましょう。

メモ

この手順の練習に使用している組織によって、実行時にレポートにデータが表示される場合とされない場合があります。データをプレビューする準備が整ったら、レポートプレビューを手動で更新します。または、各編集後に返されたサンプルレコードを表示するには、自動プレビューをオンにします。

  1. [Reports (レポート)] で、[New Report (新規レポート)] をクリックし、[Opportunities (商談)] レポートタイプを選択して [Start Report (レポートを開始)] をクリックします。
  2. [Filters (条件)] をクリックし、次の検索条件を適用します。
    1. [Show Me (表示)] 標準検索条件に、[All opportunities (すべての商談)] を選択し、[Done (完了)] をクリックします。
    2. [Opportunity Status (商談状況)] 標準検索条件に、[Open (進行中)] を選択し、[Apply (適用)] をクリックします。
    3. 標準の日付検索条件で、範囲に [Created Date (作成日)][All Time (常時)] を選択し、[Apply (適用)] をクリックします。
      Trailhead Playground では、範囲を [All Time (常時)] にすることをお勧めしますが、本番環境で結果を短時間で表示するには、できるだけ狭い日付範囲を指定します。指定された日付範囲が広いと、目的の情報が表示されるまで時間がかかります。
  3. [Opportunity Name (商談名)]、[Type (種別)]、[Lead Source (リードソース)]、[Amount (金額)]、[Close Date (完了予定日)]、[Next Step (次のステップ)]、[Stage (フェーズ)]、[Probability (%) (確度 (%))]、[Fiscal Period (会計期間)]、[Age (商談日数)]、[Created Date (作成日)]、[Opportunity Owner (商談所有者)]、[Owner Role (所有者ロール)]、[Account Name (取引先名)] の各列はすでにレポートに含まれています。
  4. [Save (保存)] をクリックします。
  5. レポートに「Open Opportunities This Year」 (今年度進行中の商談) と名前を付けます。
  6. 説明を入力し、[Public Reports (公開レポート)] フォルダーにレポートを保存します。
  7. [Run (実行)] をクリックします。レポートは、次のようになります。
表レポートの例

サマリーレポート

サマリーレポートは表レポートと似ていますが、データ行のグルーピングや小計の表示、グラフの作成ができるところが違います。サマリーレポートにはデータを整理するためのオプションが他にもたくさん用意されており、ダッシュボードで使用するのに最適です。

レポートの中で最もよく使用されているのがサマリーレポートです。実際、ユーザーが作成するほとんどのレポートがこの形式で作成されています。

Ursa Major Solar の COO、Roberto Alvarez は、クローズ済みのカスタマーサポートケースのうち、優先度が高、中、低のものが何件あったかを知りたいと考えています。この場合、Maria が作成するべきなのはサマリーレポートです。

メモ

この手順の練習に使用している組織によって、実行時にレポートにデータが表示される場合とされない場合があります。データをプレビューする準備が整ったら、レポートプレビューを手動で更新します。または、各編集後に返されたサンプルレコードを表示するには、自動プレビューをオンにします。

  1. [Reports (レポート)] タブで、[New Report (新規レポート)] をクリックし、[Customer Support Reports (カスタマーサポートレポート)] カテゴリから [Cases (ケース)] レポートタイプを選択し、[Start Report (レポートを開始)] をクリックします。
  2. [Filters (条件)] をクリックし、次の標準検索条件を適用します。
    1. [Show Me (表示)] で、[All Cases (すべてのケース)] を選択し、[Apply (適用)] をクリックします。
    2. [Date Field (日付項目)] で、範囲に [Opened Date (作成日)][All Time (常時)] を選択します。[Apply (適用)] をクリックします。
  3. [Add filter (検索条件を追加)] 選択リストから、[Closed (クローズ済み)][True] と一致するケースの項目検索条件を次のように適用します。
    1. [Closed (クローズ済み)] を検索して選択します。
    2. ドロップダウンリストから [True] を選択して、[Apply (適用)] をクリックします。
  4. [Case Owner (ケース所有者)]、[Subject (件名)]、[Date/Time Opened (オープン日時)]、[Age (対応期間)]、[Open (オープン)]、[Closed (クローズ)]、[Account Name (取引先名)] の各列がレポートに表示されていることを確認します。必要に応じてこれらの項目を追加します。
  5. このレポートをサマリーレポートにするには、行をグループ化する必要があります。行をグループ化するには、[Outline (アウトライン)] をクリックします。
  6. [GROUP ROWS (行をグループ化)] で [Add Group (グループを追加)] 選択リストから [Priority (優先度)] を選択します。サマリーレポートの作成
  7. 各優先度の合計のみを表示するには、プレビューページの下部にある [Detail Rows (詳細行)] をオフにします。
  8. レポートに Closed Cases for All Time (全期間のオープンケース) と名前を付け、自動生成される一意の名前を受け入れます。
  9. 説明を入力し、[Public Reports (公開レポート)] フォルダーを選択し、[Save (保存)] をクリックします。
  10. [Run (実行)] をクリックします。レポートは、次のようになります。サマリーレポートの例
メモ

サマリーレポートで列の表示と非表示を切り替えるには、[Detail Rows (詳細行)] をクリックします。

マトリックスレポート

マトリックスレポートでは、行や列を基準にレコードをグループ化できます。マトリックスレポートは、設定に最も時間がかかりますが、最も詳細なデータ表示が得られます。

さて、マトリックスレポートはどのような場合に使用するのでしょうか? 特に総収益や商品の販売数量などのデータの概要を一目で把握したいなら、マトリックスレポート形式がお勧めです。

では、マトリックスレポートを作成しましょう。CEO の Sita は来年度の計画を立てており、月ごとの収益のトレンドを知りたいと考えています。

基本的なレポートの作成から始めましょう。このステップでは、各月の種別ごとの売上を示すマトリックスレポートを作成します。

メモ

データをプレビューする準備が整ったら、レポートプレビューを手動で更新します。または、各編集後に返されたサンプルレコードを表示するには、自動プレビューをオンにします。

  1. [Reports (レポート)] タブで、[New Report (新規レポート)] をクリックし、[Opportunities (商談)] レポートタイプを選択して [Start Report (レポートを開始)] をクリックします。
  2. [Filters (条件)] をクリックし、次の標準検索条件を適用します。
    1. [Show Me (表示)] 標準検索条件に、[All Opportunities (すべての商談)] を選択し、[Done (完了)] をクリックします。
    2. [Opportunity Status (商談状況)] 標準検索条件に、[Closed Won (商談成立)] を選択し、[Apply (適用)] をクリックします。
    3. [Date Field (日付項目)] 標準検索条件に、[Close Date (完了予定日)] を選択します。[Range (範囲)] に、[All Time (常時)] を選択します。[Apply (適用)] をクリックします。
      結果を短時間で表示するには、できるだけ狭い日付範囲を指定します。指定された日付範囲が広いと、目的の情報が表示されるまで時間がかかります。
  3. レポートを合計金額で集計するには、[Amount (金額)] 列の ドロップダウン矢印 をクリックします。次に、[Summarize (集計)] をクリックし、[Sum (合計)] を選択します。
  4. レポート形式をマトリックスに変更するには、まず行を [Close Month (完了予定月)]、列を種別でグループ化します。グループ化を開始するには、[Outline (アウトライン)] をクリックします。
    1. [GROUP ROWS (行をグループ化)] で [Add group (グループを追加)] 選択リストから [Close Month (完了予定月)] を選択します。
    2. [GROUP COLUMNS (列をグループ化)] で [Add group (グループを追加)] 選択リストから [Type (種別)] を選択します。
  5. マトリックスレポートを表示するときに、レポートの詳細を非表示にする場合もあります。通常は、その方が理解しやすくなります。レポートの詳細を非表示にするには、[Detail Rows (詳細行)] をオフにします。
  6. レポートを「Opportunities by Sum of Amount」 (合計金額別商談) という名前で保存し、自動生成される一意の名前を受け入れます。
  7. [Run Report (レポート実行)] をクリックします。
  8. レポートは、次のようになります。マトリックスレポートの例
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