基本的なナビゲーション操作
学習の目的
- Lightning Experience の主要な機能を説明する。
- アプリケーションランチャーで検索および移動する。
- ナビゲーションバーを使用して移動する。
Lightning Experience の概要
Lightning Experience へようこそ! Lightning Experience は、営業チームによる商談成立と迅速で効率のよいセールスを促進するために設計された、最新の生産性の高いユーザーエクスペリエンスです。
モバイルの台頭は、人々の働き方に影響を与えています。営業担当はモバイルを使用して、見込み客の調査、顧客とのミーティング場所への経路検索、顧客とのソーシャルな交流など、多くのことを行っています。こうした現状に基づき、Salesforce では、デスクトップ (Lightning Experience) とモバイル (Salesforce アプリケーション) の両方で素晴らしい機能を利用できるようにしました。
営業担当がデスクトップの Lightning Experience でよく使用する機能は... | ... 外出先でも Salesforce アプリケーションで使用できます。 |
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Lightning Experience とは何かと問われたら、Salesforce のページがセールス向けに最適化されていることや、いつ Salesforce にログインしても、営業担当が適切な案件と適切な活動に専念できるようにサポートしてくれる新しい機能があることや、その場でデータを視覚化してリアルタイムで案件を処理できる柔軟なインタラクティブツールが用意されていることなど、説明したいことはたくさんあります。
でもその前に、Lightning Experience の名前の由来と開発の発端についてお話しておきたいと思います。
Lightning Experience を開発した理由
では、なぜ「Lightning」という名前が付いたのでしょうか。嵐の中で本物の稲妻が光る瞬間を想像してください。稲妻の閃光は矢のごとく、瞬きをしている間に見逃すこともあるほどです。稲妻の美しさには、見惚れることもあります。そして稲妻は独特で、2 つとして同じものはありません。
それは、Salesforce Lightning Experience とよく似ています。高速で、美しく、営業担当ごとに異なります。この使いやすいエクスペリエンスは、営業担当が迅速にセールスを行えるように設計されています。パーソナライズされたアラートとインタラクティブなアシスタントによって、それぞれの営業担当が重要な作業に集中できます。
つまり、Lightning Experience はお客様、すなわち皆さまの声から生まれたのです。Lightning Experience は、過去の年月とリリースを通してお客様から学んだことすべてを形にした結果です。Lightning Experience は、お客様から生まれた営業担当のためのキラーセールスアプリケーションなのです。
Lightning を実際に体験する
(雷鳴を聞くように) Lightning について聞くのと、実際の動作を確認するのは、まったく別のことです。このモジュールでは、Lightning Experience の優れた機能を紹介します。この単元にハンズオン Challenge はありませんが、以下の手順を一緒に実行してみたい方のために Trailhead Playground の起動方法をご紹介します。まず、Trailhead にログインしていることを確認します。次に、このページの右上にあるユーザーアバターをクリックして、ドロップダウンから [ハンズオン組織] をクリックします。開く組織の横にある [起動] をクリックします。または、新しい Playground を作成する場合は、[Playground を作成] をクリックします。
効率のよいナビゲーションのための項目とアプリケーション
クイックナビゲーションツアーを開始して、システム管理者やユーザーが数回クリックするだけで必要な情報を見つけることができる方法を確認しましょう。すべては、アプリケーションランチャーから始まります。アプリケーションは、ビジネスプロセスをサポートする項目、オブジェクト、権限、機能のコレクションです。組織のロールによって、使用されるアプリケーションは異なります。
表示しているアプリケーションを変更する必要が生じた場合には、アプリケーションランチャーアイコンをクリックするだけで、セールスなどのアプリケーションを選択できます。
- [すべてのアプリケーション] には、カスタムアプリケーション、標準アプリケーション、Lightning Experience アプリケーション、接続アプリケーションが 1 か所に表示されます 。システム管理者は、Gmail、Google Drive、Office 365 など、Salesforce と接続するサードパーティアプリケーションを選択します。(1)
- [すべての項目] には、ホームページ、フィード、ToDo、行動、オブジェクト、カスタムタブの種類などが表示されます。これらの項目は、ナビゲーションバーにどのアプリケーションが表示されても影響を受けません。(2)
- [アプリケーションまたは項目を検索] ボックスで、アプリケーション、オブジェクト、その他のリソースを名前で検索できます。(3)
- 認証されたユーザーは、Lightning Experience から移動することなく、ワンクリックで AppExchange に直接移動できます。(4)
システム管理者は、アプリケーションランチャーに表示されるアプリケーションや、デフォルトの表示順序を変更できます。システム管理者とユーザーは、タイルをドラッグして、アプリケーションランチャーの表示をカスタマイズできます。
アプリケーションや項目がナビゲーションバーにない場合でも、アプリケーションランチャーで検索できるので非常に便利です。[アプリケーションランチャー] アイコン () をクリックするだけで、名前に基づいて検索できます。たとえば、「サービス」という項目を検索するとします。検索ボックスに [サービス] と入力すると、入力した語句に一致する項目とアプリケーションが表示されます。
Trailhead Playground は、Playground Starter アプリケーションから開始します。[セールスアプリケーション] をクリックすると、ページのデザインが一新します。
ナビゲーションバー
- アプリケーション名はナビゲーションバーの左側 (1) に表示され、カスタムの色およびブランド設定 (2) によって各アプリケーションが一意になり、識別しやすくなっています。
- [アプリケーションランチャー] アイコン (3) またはアプリケーション名をクリックして、他の項目やアプリケーションにアクセスできます。
- [商談] などのナビゲーションバーの特定の項目 (4) から直接レコードを作成したり、最近のレコードやリストにアクセスしたりできます。
システム管理者とユーザーは、独自の作業方法に応じてアプリケーションのナビゲーションバーをカスタマイズできます。
ナビゲーションバーの [商談] をクリックします。最近参照した商談のページが表示されます。現時点ではおそらく何も表示されていませんが、問題ありません。成立した商談を表示するようビューを変更してみましょう。[最近参照したデータ] をクリックし、ドロップダウンから [成立] をクリックします。このリストには、成立したすべての商談が表示されています。
ここで、成立した商談を 1 日を通して何度も参照するとします。後でこのリストに簡単に戻れるように、一時タブに追加できます。ナビゲーションバーの [商談] の横に、商談メニューのドロップダウン () があります。クリックして [商談メニュー] を開き、[「成立 | 商談」を新しいタブで開く] をクリックします。ナビゲーションバーに新しいタブが追加され、ログアウトするまで表示されます。
1 日を通して、業務に必要なリスト固有のタブを好きな数だけ開くことができます。毎日使用するリストがあり、そのリストをログアウト後もナビゲーションバーに含めておきたい場合は、新しいタブのドロップダウンメニューをクリックし、[ナビゲーションバーに追加する] を選択します。タブを並び替える場合は、ナビゲーションバー上で項目をドラッグします。
変更する場合は、ナビゲーションバーの鉛筆アイコンをクリックします。
- ナビゲーションバーにある項目を並べ替えます。
- 追加した項目の名前を変更します。名前を変更できる項目の横に鉛筆アイコンがあります。
- 項目をナビゲーションバーに追加します。[アイテムをさらに追加] をクリックして、追加するものを選択します。選択を行った後、変更を保存する前に項目の並び替えや削除を実行できます。システム管理者がアプリケーションに指定した項目は削除できません。
Lightning Experience の操作の基本がわかったところで、次は、Salesforce を使用して一般的なタスク (新しい顧客の取引先を作成するなど) を行う方法を学びましょう。