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コンパクトレイアウトを使用したレコードの強調表示のカスタマイズ

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。
  • コンパクトレイアウトがユーザーにどう役立つかを説明する。
  • カスタムコンパクトレイアウトを作成する。
メモ

メモ

このバッジのハンズオン Challenge は日本語、スペイン語 (LATAM)、ポルトガル語 (ブラジル) に対応しています。Playground の言語を変更するには、こちらの指示に従ってください。日本語等、翻訳された言語と英語に差異がある可能性があります。英語以外の言語での指示に従って Challenge に合格できなかった場合は、[Language (言語)] と [Locale (地域)] をそれぞれ [English (英語)]、[United States (アメリカ合衆国)] に切り替えてからもう一度お試しください。

コンパクトレイアウトの概要

コンパクトレイアウトでは、レコード上部の強調表示パネルでユーザーに表示する項目を制御できます。また、レコードの詳細のリンクや、活動タイムラインで活動を展開したときの詳細セクションのリンクにマウスポインターを置いたときに表示される拡張ルックアップカードの表示項目を制御できます。

コンパクトレイアウトを使用してチームのユーザーが重要なレコード情報を確認できるようにすれば、ユーザーは作業を簡単に管理できるようになり、チームの生産性が向上します。たとえば、取引先には電話番号と地域を表示します。または、商談にフェーズ、金額、および会社形態項目を表示します。コンパクトレイアウトでは、ユーザーがレコードを表示したときに、一目で把握する必要がある情報を強調表示できます。

ページレイアウトと同様に、各オブジェクトには個別のコンパクトレイアウトがあります。商談レコードページの例を次に示します。オブジェクトのコンパクトレイアウトに割り当てた最初のいくつかの項目がそのオブジェクトのレコード強調表示パネルに表示されます。また、レコードの詳細のリンクにマウスポインターを置いたときに表示される拡張ルックアップカードにも表示されます。1 番目に配置した項目が最上位に太字で表示されます。

この場合、強調表示パネルには商談コンパクトレイアウトの項目が反映されており、拡張ルックアップカードには取引先コンパクトレイアウトの項目が反映されています。Lightning Experience のコンパクトレイアウト


メモ

コンパクトレイアウトでは、Salesforce モバイルアプリケーションでのレコード表示方法も制御されます。会社で Salesforce モバイルアプリケーションを使用している場合、スペースが限られ、レコードのすばやい認識が重要なモバイル画面でも、ユーザーが必要な情報を確認しやすくなります。

取引先オブジェクトのコンパクトレイアウト編集ページのサンプルを次に示します。レイアウトの名前と表示する項目のリストがあります。サンプルコンパクトレイアウト

Lightning Experience での同じ取引先オブジェクトの関連ページを次に示します。取引先の名前、電話番号、種別、業種、評価、取引先所有者がページの上部に表示されています。サンプルレイアウト

また、モバイルアプリケーションでの同じ取引先レコードの画面を次に示します。

モバイルアプリケーションで新規作成されたコンパクトレイアウト。

コンパクトレイアウトの作成

カスタムオブジェクトを作成すると、自動的にシステムデフォルトのコンパクトレイアウトに割り当てられます。システムデフォルトのコンパクトレイアウトには、オブジェクト名の項目しかありません。Maria は、ユーザーが監査レコードを表示したときにオブジェクトの最も重要な項目が目立つようにしたいと考えています。では、Energy Audit カスタムオブジェクトのカスタムコンパクトレイアウトを作成して、これを実現しましょう。
  1. まず、[設定] から [Energy Audit (エネルギー監査)] の [コンパクトレイアウト] ノードを見つけて開きます。
    1. [設定] で [オブジェクトマネージャー] をクリックします。
    2. [Energy Audit (エネルギー監査)] をクリックしてオブジェクトを開き、[コンパクトレイアウト] をクリックします。
  2. システムデフォルトのコンパクトレイアウトが主コンパクトレイアウトとして割り当てられていることを確認できます。これを変更しましょう。
  3. [New (新規)] をクリックします。
  4. コンパクトレイアウトの [表示ラベル] に「Energy Audit Compact Layout」(エネルギー監査コンパクトレイアウト) と入力します。
  5. 次の順番に沿って項目をコンパクトレイアウトに追加します。
    • Energy Audit Name (エネルギー監査名)
    • 取引先
    • Annual Energy Usage (kWh) (年間エネルギー使用量 (kWh))
    • Average Annual Electric Cost (平均年間電力コスト)
    • Type of Installation (設置場所種別)
  6. [Save (保存)] をクリックします。
    では、作成したコンパクトレイアウトをオブジェクトの主コンパクトレイアウトとして設定しましょう。このステップにより、コンパクトレイアウトが Energy Audit カスタムオブジェクトの新しいデフォルトになります。
  7. [コンパクトレイアウトの割り当て] をクリックして、[割り当ての編集] をクリックします。
  8. [Energy Audit Compact Layout (エネルギー監査コンパクトレイアウト)] を選択して、[Save (保存)] をクリックします。
これで、ユーザーが Energy Audit レコードを表示すると、最も重要な情報が最も必要とされる場所、つまりレコードページの上部に表示されます。

Energy Audit レコード


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