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Tableau の機能について学ぶ

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • Tableau の主要な差別化要因を特定する。
  • Tableau が Salesforce と連携するしくみを説明する。

Tableau の差別化要因を知る

Tableau が先進的な最新のビジネスインテリジェンスプラットフォームであるのは、やり方が少し違うからです。Tableau の違いを探ってみましょう。

直感的でコード不要のデータディスカバリー

ほとんどの人には、組織のデータに接続して分析するだけの技術的スキルはありません。つまり、ほとんどの組織では、真のデータドリブンになれるのはわずかな人だけで、チームの残りの人は限られたグラフや静的レポートしか使用できません。私たちは、データ分析とは質問することであり、ソフトウェアを学ぶことではないと考えます。あらゆるスキルレベルの人が Tableau を気に入っているのは、ビジュアル要素と自然言語だけを使用してデータを探索し、分析できるからです。Tableau 製品を使用すれば、自分にとって差し迫った質問への答えを自分自身で見つけることができます。答えを待つ必要はありません。

  • ドラッグアンドドロップのビジュアル分析: Tableau の心臓部では独自テクノロジーの VizQL が稼働し、データ理解に欠かせないインタラクティブなデータビジュアライゼーションを提供します。VizQL では、フィールドをドラッグアンドドロップするだけで高度なビジュアライゼーションを作成できます。データのビジュアル表現をすぐに作成し、分析しながらビジュアルフィードバックを得られます。その結果、データをはるかに深く理解し、従来の方法よりも大幅に (最大で 100 倍) 速く作業を進めることができます。
  • 行き止まりのない無限の探索: Tableau を使用すると組織の誰でも考えるスピードで無限の質問が可能になります。ダッシュボードを作成または分析するときは、すでにディスカバリーモードに入っていて、データを掘り起こしてさらに多くの質問への答えを見つけられるようになります。Tableau を使用してビジュアライゼーションを作成しながら、すばやく分析の方向を変えることが可能です。最初からやり直したり、最終目標を意識したりする必要はありません。これにより、思ってもみなかった質問への答えが見つかることもあります。

拡張分析をさまざまな方法で実行

Tableau では、データサイエンティストからビジネスユーザーまであらゆる人がより早く答えに到達できる分析機能を構築しました。人工知能、機械学習、統計、自然言語、スマートなデータ準備により、分析で予想していなかったインサイトが明らかになることがあります。自動モデリングから自然言語クエリまで、拡張分析でより多くの人が質問への答えを早く見つけ、結果にも自信を持てるようになります。 

  • Tableau Pulse: ビジネスユーザーに役立つように設計されています。あらゆる意思決定のガイドとなるように、すべてのデータから抽出された意味のあるインサイトを得ることができます。Tableau Pulse によって AI を駆使したインサイトを自由に利用できるようになります。最高マーケティング責任者 (CMO) とマーケティングリーダーが Pulse を使用して、重要業績評価指標 (KPI) を把握し、ビジネスの認知度、エンゲージメント、成長を促進するためのアクションを実行する様子をご覧ください。

  • Tableau 用 Einstein Copilot: アナリストに役立つように設計されています。信頼できる AI アシスタントを使用して、より迅速にビジュアライゼーションを作成し、データを変換します。Tableau 用 Einstein Copilot では、Tableau 内でガイドに従ってデータ探索を行い、データのトレンドやパターンを発見し、コンテンツ作成のベストプラクティスを得ることができます。より深く正確なインサイトを促進することで、組織全体でより迅速な意思決定が可能になります。
  • データの説明を見る: 1 回のクリックでデータポイントの背後にある「なぜ」について説明を得られます。「データの説明を見る」では、AI の力を利用してデータの特定のポイントを説明することで、分析を加速します。高度な統計モデルに基づいて一連の説明が表示されるため、存在しない答えを追い求めて時間を費やさずにすみます。一般的なトレンドを超えて対象とする質問への答えが見つかります。「データの説明を見る」は、関心のある特定のデータポイントについて的を絞ったインタラクティブな説明を Tableau Viz (ビジュアライゼーション) として提供します。

高度な共有とコラボレーション

チームや会社の他のメンバーとデータを共有し、コンテンツを分析してデータドリブンな文化を育めます。チームが探索できるように、選定したデータソースを Tableau Cloud または Tableau Server 環境にパブリッシュできます。こうしたデータソースにより、チームメンバーは自分でデータに対しビジネスニーズで必要な質問をして答えを得ることができます。しかも、すべてが重要な情報を保護するために必要なガバナンスとセキュリティを備えています。データ管理が一元化され、パフォーマンス、ユーザー権限、データガバナンスの監視が改善されます。

  • データとビジュアライゼーションの両方を共有する: データソースを作成して、組織のセキュリティ、コンプライアンス、パフォーマンス要件を満たしつつ、組織のあらゆる分析で使用できるように設定できます。自分とチームが Web ブラウザーや Tableau モバイルアプリケーションでアクセスできるように、ワークブックやビジュアライゼーションをパブリッシュできます。データの新しい範囲の質問を表示するビューを作成し、このデータを使用する他の人と分析をセキュアな環境でシームレスに共有できます。
  • サブスクライブしてコラボレーションする: Tableau が構築したプラットフォームは、データを中心にしてあらゆる判断を下せるように設計された豊富な機能を備えており、チームは常に最新の情報を把握し、会話を先へと進めることができます。ビューにサブスクライブし、アラートを設定して、常にデータの状況を正確に把握できます。ビジュアライゼーションへのコメントを @メンションして会話を進めることができます。インサイトを強調したカスタムビューをチームのメンバーと共有できます。
  • Tableau と Slack の機能を組み合わせる: Tableau と Slack を一緒に使用することで組織内で分析の範囲が広がり、誰もがデータ主導の意思決定を行えるようになります。Tableau の通知 (Tableau Pulse ダイジェストなど) を Slack ワークフロー内で直接受信します。データが指定されたしきい値に達した場合のデータ主導アラートでも、誰かがコメント内であなたにメンションしたり、アセットがあなたと共有されたりした場合の通知でも、どこにいても最新情報を受信できます。インサイトをいつでも利用でき、疑問があれば、Tableau にアクセスして簡単に答えを見つけることができます。

どの種類のデータにも接続

Tableau は、さまざまな場所に保存された広範な種類のデータへの接続をサポートします。コンピューターのスプレッドシートに保存されたデータから、クラウドのデータレークや会社のサーバーのキューブデータベースに保存されたデータ、Salesforce または Amazon Redshift にあるクラウドデータに至るまで、Tableau はすべてに接続できます。 

データ準備の向上 

データに接続しても、そのデータが分析できる状態でないために役に立たないということがよくあります。プラットフォームに組み込まれた高度なデータ準備機能により、これまで以上に多くの人が未加工データを準備の整ったデータに変換できます。組織で実行されている従来のデータ準備方法が変わります。Tableau ではビジュアルかつ直接的な方法でデータを結合、形成、クリーニングできるため、アナリストやビジネスユーザーはより早く簡単に分析を始められます。

組織のすべてのメンバーを強化

事前定義された質問、ウィザード、チャートの種類にとらわれることなく、信頼できる分析環境で自由にデータを探索することでデータの価値が広がります。展開先 (オンプレミス、クラウド、Tableau ホスト) がどこでも、分析は常にガバナンスとセキュリティの対象であり、最新の状態が保たれます。

無類のコミュニティ

100 万人以上の熱意を持って積極的に参加しているメンバーが日々互いをサポートして、データで答えやインスピレーションを見つけています。Tableau コミュニティを構成するのは、大胆な発想で問題をどんどん解決し、アイデアでインスピレーションを与えるあなたのような人々です。コミュニティのメンバーは Tableau Public、フォーラム、地域やオンラインのユーザーグループ、イベントなどで、Tableau で実現できることを紹介しています。Tableau コミュニティは、志を同じくするデータ界のスターが真に力を発揮できる場所です。

Salesforce と Tableau が連携するしくみ

Salesforce はクラウドの力を活かして CRM を革新しました。Tableau は組織の誰もが使用できる分析を提供して充実した顧客データを活用できるようにしました。Salesforce データをクラウドとオンプレミスの両方のデータソースから取得した他の種類のデータと混合することで、ビジネスをより深く理解できます。Tableau を使用して、営業組織全体、チャネルチーム、マーケティングチーム、役員にセキュアで最新のカスタマイズされたデータビューを提供できます。

Salesforce にネイティブ接続

Salesforce と Lightning プラットフォームへのネイティブ接続により、ビジネスにとって最も重要なメトリクスを簡単にビジュアル化できます。シンプルかつ強力なビジュアル分析で、プロスペクティング、リード管理、パイプラインカバー率、アカウント管理などパイプラインのあらゆるフェーズの意思決定をデータで促進できます。セールスデータを他のデータソースに接続して、会社全体で新しいインサイトを得られます。 

Salesforce 向け Tableau アクセラレーター

Salesforce 向け Tableau アクセラレーターは、アクション可能なデータ分析を数分で開始できるように設計されています。数回クリックするだけで接続して、アカウント追跡、四半期決算、最重要アカウントなどに関するデータが豊富で洗練されたダッシュボードを作成できます。ただし、こうしたテンプレートはほんの手始めです。カスタマイズし、他のデータソースと組み合わせて、あらゆるデータをさらに探索できます。 

リソース

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