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Tableau について知る

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • 多くの組織がデータの問題に直面している理由を説明する。
  • お客様がデータを見て理解するのに Tableau がどう役立つかを説明する。

Tableau 製品では人が最優先

Tableau 製品は人がデータを見て理解するために役立つように設計されています。ここで最も重要な言葉は人です。私たちは、人は企業の最も優れた資産であり、企業が数百万ドルを投じて取得、選定、クリーニング、保存したデータを使用して人の価値を一層高めることができると考えています。目標は、ビジネスを知る人の手にデータを渡すことです。そうすれば驚くようなことが起こります。従来、データと分析を扱うのは、特定の技術的スキルと知識のある人に限られていました。私たちはあらゆる人が考え、行動し、提供できる、つまりデータを使用してよりよい判断ができるようにしたいと考えています。

Tableau は多くの人に愛用されている分析プラットフォームです。エンタープライズレベルのプラットフォームに求められる直感的なユーザーエクスペリエンス、幅広く深い強力な分析、ガバナンスとセキュリティを備えています。そのため、あらゆるスキルレベルのユーザーが Tableau を活用できます。Tableau は Salesforce の一部であるため、更に多くの人々がデータを見て、理解し、それに基づいて行動するのに役立っています。 

データの問題

このデジタルトランスフォーメーションの時代には、データを中心に会話を進めることで変化を促進できるという点に異論は出ませんが、それが簡単とは限りません。データの処理には課題がつきものです。

  • データの量: データはあらゆる場所にあり、データにアクセスして分析することへの需要もあらゆる場所で生じます。ただし、データの量は膨大で分散しているため、組織には効果的にデータを収集、選定、理解、利用するためのイノベーションが必要です。
  • データの多様性: 組織が収集、処理、分析するデータはかつてなく多様になっています。データはソフトウェアアプリケーション、クラウドデータソース、オンプレミスデータソース、内部の製品から発生します。データ形式が増え、組織がデータを利用するためには幅広いコネクタが必要になります。
  • データの状態: データを使用したコラボレーション、組織間でのデータサイロの解消、影響を促進するインサイトの発見はますます増えています。その一方で、収集時の状態では分析できないデータや分析目的ではないデータも増えています。こうしたデータの多くは、構造、形式、ビジネスコンテキストの欠如などの面で、効率的に取得して効果的に分析するための最適な状態とは大きくかけ離れています。分析前にクリーニングや選定が必要になることもよくあります (ヘルスケアデータにビジネスルールや請求種別が必要な場合など)。

Tableau は世界をリードする分析プラットフォーム

データの力で人を新たなレベルに引き上げるという点では、人がどのようにデータを見て理解するかに着目し、併せて世界最大の組織でさえ運営できるような堅牢で拡張性の高いプラットフォームを提供しているのは Tableau だけです。Tableau は統合プラットフォーム、オンプレミスやクラウドのあらゆる種類のデータに接続できる柔軟性、強力なセキュリティおよびガバナンスモデルを備え、企業全体のあらゆるデータを分析できます。Salesforce に組み込まれているため、CRM データにネイティブに接続して強力なビジュアライゼーションを迅速に作成できます。 

Tableau プラットフォームがデータをインサイトに変えてアクションを促進しつつ、IT チームの負担も軽減する方法を見ていきましょう。

すべてを変える AI による意思決定の変化

AI はほとんどの組織のデータ戦略に破壊的革新をもたらしました。新しい時代が到来し、データを見て理解することがこれまで以上に重要になっています。AI によって作業の場でインサイトが提供され、より的確な意思決定が可能になります。企業が信頼できるデータに基づいて大規模に意思決定を行うにはどうすればよいでしょうか? 分析を成功に導く適切なデータを提供するには、まず、分析とビジネスインテリジェンスのツールが必要です。ツールに求められるのは、使いやすく、データディスカバリーとデータ管理を自動化でき、適切なタイミングで適切なコンテキストを浮かび上がらせ、信頼できるセルフサービスエクスペリエンスをエンタープライズ全体でサポートすることです。 

Salesforce の分析ポートフォリオである Tableau を使用すると、組織は次のことを実行できます。

  • 誰もが使用できる直感的なデータエクスペリエンスを提供する
  • 自社のすべてのデータに対する自信と信頼を高める
  • オープンでフレキシブルなプラットフォームを簡単に拡張する

各項目を詳しく見ていきましょう。

誰もが使用できる直感的なデータエクスペリエンス

インタラクティブなビジュアル分析で、難しいビジネス上の質問を解決し、すばやくインサイトを得てビジネスを先に進めることができます。特許取得テクノロジーである VizQL や、自然言語、AI 駆動の統計機能が搭載された Tableau では、強力な分析でより深い質問をし、より有意義な答えを得ることができます。AI を搭載した分析支援と組み込まれた Einstein のインサイトを利用した簡単なデータ探索を行うことで、より的確な意思決定を行うことができます。高度なデータ管理機能により、常にデータのクリーンさ、発見性、信頼性を確保して、チームのデータ探索を加速します。  

自社のすべてのデータに対する自信と信頼

可視性と制御性を確保しつつ、必要な場所で信頼できる安全なデータを利用できるようにします。データはビジネスにとって不可決であるため、分析プラットフォームにはセキュリティ、ガバナンス、拡張性、信頼性が必要です。コンプライアンスやセキュリティから管理、監視まで、Tableau は一連の堅牢な組み込み機能でビジネスのニーズをサポートします。また、すでに稼働しているシステムとの統合機能も提供しています。

簡単に拡張できるオープンでフレキシブルなプラットフォーム

再利用可能なモデルと分析によって独自のデータアーキテクチャを構築し、拡張します。データニーズはそれぞれ異なります。Tableau は今日のお客様のエンタープライズアーキテクチャとデータエコシステム内で機能し、お客様のテクノロジー投資が進化しても機能するような柔軟性を備えています。データがどこに保存されていても接続できます。ライブクエリを実行するか、抽出を使用します。オンプレミスまたはクラウドに展開できます。Windows、Linux、macOS を選択できます。自分のやり方でデータを操作できます。ビジネス促進にデータを必要としている人がアクセスできないサイロ化されたデータとはお別れです。 

一歩下がって Tableau のプラットフォームの深さを見渡せば、Tableau の真の能力を実感していただけると思います。

展開、データ接続、データ管理、Einstein Trust Layer、AI と ML、高度な分析エンジン、直感的なエンゲージ、理解、アクションが可能なデータエクスペリエンスの各セクションを備えた Tableau プラットフォームの深さを示すグラフィック

リソース

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