組織の準備

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • 機能制限トライアルの設定方法を説明する。
  • Trialforce の設定に関連する組織の種別を挙げる。
  • Trialforce の設定のための組織を設定するプロセスを説明する。

Volunteer Tracker アプリケーションで無料トライアルを探索

Salesforce で使用できるさまざまな種類の無料トライアルを調べてみましょう。Volunteer Tracker (ボランティア追跡) という優れた製品があるとします。名前のとおり、組織のボランティアを追跡するアプリケーションです。見込み客向けにどのようなエクスペリエンスを作成できるか確認してみましょう。これから、Volunteer Tracker アプリケーション用に各種類 (インストール可能トライアル、機能制限トライアル、Trialforce トライアル) のトライアルをリリースします。

最初にすべきこと: ライセンスの設定

すでに説明したとおり、アプリケーションのトライアルとフルバージョンの違いはライセンスによって決まります。トライアルを設定する前に、ライセンスに関連付ける必要があります。これを行うには、アプリケーションの管理パッケージをライセンス管理組織 (LMO) にリンクします。LMO は、ライセンス管理アプリケーション (LMA) がインストールされている組織です。見込み客からリードを収集するには LMO と LMA の両方が必要です。

  1. Salesforce パートナーコミュニティの [公開中] タブで [パッケージ] をクリックします。
  2. アプリケーションのパッケージを見つけます。この場合は、Volunteer Tracker アプリケーションです。[ライセンスの管理] をクリックします。
  3. [登録] をクリックします。
  4. LMO のログイン情報を入力し、[送信] をクリックします。
  5. デフォルトライセンスの無料トライアルを選択します。
  6. トライアル期間を日数で入力します。必要に応じて、[ライセンスの有効期限なし] を選択することもできます。
  7. ライセンスのシート数を入力します。または、見込み客の組織の全ユーザにライセンスを提供する場合は、[ライセンスがサイト全体] を選択します。
  8. [保存] をクリックします。

次に、アプリケーションのリストページに移動してリードの追跡を設定します。

  1. [公開中] タブで、[リスト] をクリックします。
  2. アプリケーションのリストをクリックし、[リード] をクリックします。
  3. [顧客がこのリストを操作したらリードを収集します。] を選択します。 リード収集の設定画面

これでトライアルからリードがフィードされるようになりました! それでは、トライアルを設定しましょう。

既存の組織への Volunteer Tracker のインストール

顧客の組織にアプリケーションをインストールするのは簡単です。Salesforce パートナーコミュニティの公開コンソールから開始します。

  1. 公開コンソールで [リスト] タブをクリックします。
  2. 製品リストをクリックします。
  3. [App (アプリケーション)] をクリックします。
  4. [顧客がアプリケーションをインストールする方法] の下で、ビジネスケースに最適なオプションを選択します。インストール可能トライアルの場合、通常は AppExchange からの直接インストールが最適です。他のオプションについては後で説明します。 インストールオプションが表示されたリスト
  5. [トライアル] をクリックします。
  6. [トライアルインストールを提供] では、ライセンス管理アプリケーション (LMA) ライセンスに、管理パッケージをライセンス管理組織にリンクしたときに選択した設定が反映されています。 リストのトライアル設定
  7. [保存] をクリックします。

これで完成です。[AppExchange から直接] インストールオプションを選択した場合、AppExchange リストで顧客に [今すぐ入手] ボタンが表示されます。[今すぐ入手] をクリックした後、顧客はウィザードに従ってアプリケーションのインストール先 (本番組織または Sandbox 組織) を選択します。

[今すぐ入手] ボタンとアプリケーションウィザード

アプリケーションは組織にインストールされ、顧客は自社のデータを使用してアプリケーションを試すことができます。とても簡単です。

Volunteer Tracker の機能制限トライアル

Salesforce を使用していない顧客に Volunteer Tracker (ボランティア追跡) を見せるには、機能制限トライアルが最も簡単な方法です。顧客は AppExchange リストからアプリケーションの機能制限トライアルを開始します。

機能制限トライアルは独自の組織に存在し、使用するユーザはそれぞれ評価ユーザとしてログインします。顧客は組織のデータを変更できず、パスワードは必要ありません。複数の顧客が同時に機能制限トライアルを使用できます。顧客はデータを変更できないため、競合が発生するリスクはありません。

機能制限トライアルを作成する前に、アプリケーションの管理パッケージがリストにリンクされていることを確認します。確認方法については、『ISVForce ガイド』を参照してください。

機能制限トライアル組織の作成

Salesforce パートナーコミュニティの公開コンソールから開始します。

  1. 公開コンソールで [リスト] タブをクリックします。
  2. 各自の製品リストをクリックします。
  3. [トライアル] をクリックします。
  4. [機能制限トライアルを作成] をクリックします。 リストの機能制限トライアルの作成
  5. ウィザードがポップアップします。簡潔でわかりやすい名前を機能制限トライアルに付け、適切なバージョンのアプリケーションの管理パッケージに関連付けます。次に [送信] をクリックします。 機能制限トライアル組織作成のポップアップウィンドウ

機能制限トライアル用の Developer Edition 組織が作成されます。この組織には、システム管理者と評価ユーザという 2 種類のユーザが含まれています。Salesforce からユーザごとにメールが送信されます。メールを受信したら、組織を設定できます。

機能制限トライアル組織の設定

メールから開始します。

  1. システム管理者用の [Salesforce へようこそ: アカウントを確認してください] メールを開き、[アカウントを確認] をクリックします。 機能制限トライアルのアカウント確認ウィザード
  2. ウィザードに従ってパスワードを変更する手順を実行します。
  3. サンプルデータを追加し、組織を設定したらアプリケーションを使用できます。適切なサンプルデータによって製品の販売が促進されます。これについては次の単元で説明します。
  4. 評価ユーザ用の [Salesforce へようこそ: アカウントを確認してください] メールを開き、[アカウントを確認] (1) をクリックします。指示に従ってアカウントを確認し、パスワードを変更します。
  5. 評価ユーザ (2) として機能制限トライアル組織にログインし、アプリケーションにアクセスできることを確認します。アクセスできない場合は、このユーザを管理パッケージのライセンスに割り当てる必要があります。 評価ユーザのアカウント確認ウィザード

機能制限トライアル組織を使用できるようになりました。いよいよリストにリンクします。

組織をリストに接続

Salesforce パートナーコミュニティの公開コンソールからプロセスを開始します。

  1. 公開コンソールで [リスト] タブをクリックします。
  2. 各自の製品リストをクリックします。
  3. [トライアル] をクリックします。
  4. [組織を接続]をクリックします。
  5. ウィザードがポップアップします。参照のみユーザのユーザ名とパスワードを入力し、[送信] をクリックします。ユーザ名には「eval」が含まれている必要があります。 [組織を接続] ポップアップウィンドウ
  6. [保存] をクリックします。 リストページの設定済み機能制限トライアル

顧客が製品を試せるようになりました。AppExchange リストに移動し、リストの [機能制限トライアル] をクリックしてトライアルができるか試します。

[機能制限トライアルを利用] ボタン

Trialforce での Volunteer Tracker

Trialforce は高度な機能を備えています。最も柔軟な無料トライアルであり、さまざまな種別の見込み客や顧客に対して複数の異なるエクスペリエンスを作成し、それぞれを独自のトライアル組織で実行できます。さらに取引開始も簡単です。製品を購入した顧客は、トライアル組織を本番組織として使い始めるだけです。

ただし、Trialforce は魔法ではありません。機能させるためには、少しの知識といくつかの組織の設定が必要です。それでも心配はいりません。ここではその方法を説明します。

Trialforce で提供するエクスペリエンスごとに、設定データとサンプルデータを含むテンプレートを作成します。見込み客が Trialforce トライアルを開始すると、このテンプレートのデータがトライアル組織にリリースされます。

これらのテンプレートはどこにあり、どうやってトライアル組織にリリースされるのでしょうか? トライアル ではいくつかの組織種別を使用してテンプレートを管理します。

  • Trialforce ソース組織 (TSO) には、テンプレートの設定およびサンプルデータが保持されます。ここにアプリケーションをインストールします。作成するエクスペリエンスごとにこれらの組織のいずれかを作成し、見込み客にどう表示するかを正確に設定します。TSO では、設定およびサンプルデータが含まれるテンプレートを作成します。
  • 環境ハブではトライアルの TSO を作成できます。これが最も簡単な TSO の作成方法です。
  • Trialforce 管理組織 (TMO) は、トライアルにカスタムブランド設定が必要な場合に TSO の作成と管理に使用します。環境ハブではブランド設定された TSO を作成できません。

TSO を作成したら、サポートケースを開き、サインアップ要求 API の使用の承認を受けます。サインアップ要求 API についての詳細は、後の単元で説明します。

どの方法で TSO を作成する場合でも、2018 年 10 月以降、新しい TSO ではデフォルトで組織の Lightning Experience が有効になることに注意してください。その結果、これらの組織で作成された新規ユーザもデフォルトが Lightning になります。Lightning が有効になったすべてのユーザは、選択すれば Classic に切り替えることができます。重要なことは、アプリケーションが Lightning で機能することを確認しておくことです。アプリケーションが Lightning 対応であるかを確認しましょう。

TSO のテンプレート作成方法は、次の単元で説明します。ここでは、これらの組織を設定しましょう。

環境ハブから直接 Trialforce ソース組織を作成する

  1. ビジネス組織にインストールされている環境ハブにログインします。
  2. [組織を作成] をクリックします。
  3. [目的] で、[Trialforce] を選択します。
  4. 必要な情報を入力し、[作成] をクリックします。

Trialforce 管理組織を使用してブランド設定された Trialforce ソース組織を作成する

ブランド設定された TSO を作成するには、TMO が必要です。そのためには、既存の Developer Edition 組織または Partner Developer Edition 組織が必要です。これは、管理パッケージに使用している組織以外であればどの組織でもかまいません。新しい組織が必要な場合は、環境ハブから作成できます。

開発者組織ができたら、TMO へのアクセス権を取得するためのサポートケースを作成します。

  1. 公開コンソールから [サポート] (1) をクリックします。
  2. [新規ケース] (2) をクリックします。 [サポート] タブの [新規ケース] ボタン
  3. [Trialforce] をクリックします。
  4. [ケースを作成] をクリックします。 [新規ケース] ページで Trialforce を選択
  5. [サブトピック] で、[Trialforce 管理組織] を選択します。
  6. 重要度を選択し、簡単な説明を入力して、[ケースを送信] をクリックします。

TMO が有効になったら、ソース組織を作成します。これは、Classic で実行する必要があります。

  1. Classic で、[設定] メニューに移動します。
  2. [クイック検索] ボックスに「ソース」と入力します。
  3. [新規] をクリックし、必要な情報を入力して保存します。  ソース組織ページのビュー

作成方法に関係なく、作成する Trialforce エクスペリエンスごとに 1 つの TSO が必要になります。

TSO と TMO に関する上記の説明が役に立つことを願っています! 次の単元では、効果的な Trialforce エクスペリエンスの作成を取り上げます。

リソース

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