パートナー開発組織の作成と管理

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • 環境ハブで実行する作業について説明する。
  • 環境ハブでメンバー組織にシングルサインオンを設定する方法を説明する。

環境ハブとは?

組織を作成する準備ができました。環境ハブアプリケーションでは、組織の作成と管理を一元的に行うことができます。

環境ハブアプリケーションを使用すると、既存の組織をハブに接続できます。アプリケーションの開発、テスト、およびパッケージ化のための標準エディションおよびパートナーエディションの組織を作成できます。開発組織やテスト組織に簡単にアクセスできるようにするために、ハブ組織から接続組織へのシングルサインオンを設定できます。

この単元の手順を試すには、環境ハブアプリケーションがインストールされた組織が必要です。

環境ハブの使用に必要な権限

システム管理者プロファイルがある場合には、すべての環境ハブ機能を使用するために必要な権限があります。おそらく、これらの権限はすでにお持ちで、組織を作成するのが待ちきれないでしょう。

ただし、これらの権限を持っていない場合や他のユーザがハブにアクセスできるようにする場合には、ここで権限を設定できます。ハブにアクセスするための権限については、『ISVforce ガイド』の「環境ハブの設定」セクションを参照してください。ISV パートナーや Salesforce システム管理者は、適切な権限によって、新しいプロファイルの設定、既存のプロファイルの変更、権限セットの作成を行うことができます。

開発管理組織での [私のドメイン] の有効化

開発管理組織を設定済みのパートナーは、その組織で [私のドメイン] を有効にする必要があります。[私のドメイン] の設定方法については、「ユーザ認証」モジュールを参照してください。

パワーを実感: 初めての組織の作成

次に、簡単なアプリケーションを作成できる開発組織を作成しましょう。

  1. アプリケーションメニューから、[環境ハブ] を選択します。
  2. 項目リストから、[環境ハブ] を選択します。
  3. [組織を作成] をクリックします。
  4. [目的] で、[開発] を選択します。
  5. [組織名] に、「Trailhead Development Org」(Trailhead 開発組織) と入力します。組織を作成する画面
  6. 残りの必須項目を入力します。これは新しい組織なので、新しいユーザ名を入力する必要があります。ユーザ名は Salesforce 組織間で再利用できません。
  7. マスターサブスクリプション契約を読み、同意するかどうかを選択します。
  8. [Create (作成)] をクリックします。

組織が準備できたら、確認メールが送信され、ハブメンバーのリストにその組織が表示されます。メールを受信したら、[取引先を検証] をクリックして組織を有効化します。

簡単な確認

続行する前に、AppExchange パートナーバージョンの環境ハブがあることを確認しましょう。

  1. [組織を作成] をクリックします。
  2. [目的] で、[テスト/デモ] を選択します。
  3. [エディション] 選択リストが次のようになっていることを確認します。エディションのパートナーバージョンが表示されている [Edition (エディション)] メニュー
  4. [キャンセル] をクリックします。

画像で強調表示されているエディションのオプションが表示されない場合は、パートナーコミュニティでケースを申請して AppExchange パートナー環境ハブを入手します。パートナーエディションは 1 年間有効です。非パートナーエディションの有効期間はそれよりも短くなります。

シングルサインオン (SSO) の設定

組織が準備できると、環境ハブに接続組織としてリストされます。

アクションメニューが強調表示されているハブメンバーのリスト

右側にドロップダウンメニューがあります。ここには [ログイン] オプションが含まれています。SSO を設定していない場合、[ログイン] を選択すると単にログインページに移動します。環境ハブを最大限に活用するために SSO を有効にしましょう。

  1. 環境のリストから組織名を選択します。
  2. [SSO を有効化] をクリックします。
  3. この新しい画面で、[SSO を有効化] を再度クリックして、SSO を有効にします。
  4. [シングルサインオンユーザマッピング] 関連リストに移動し、[新規 SSO ユーザの対応付け] を選択します。
  5. [メンバー組織のユーザ] で、環境ハブ内のユーザを検索します。[環境ハブユーザ] に、Trailhead Development Org の設定に使用したユーザ名を入力します。[新規 SSO ユーザの対応付け] 画面
  6. [保存] をクリックします。
  7. [ログイン] を選択します。

これで、関連組織にログインしました。便利ですね。メンバー組織にログインするとき、パスワードを入力しませんでした。環境ハブを使用して組織を作成したため、パスワードなしで接続できます。

組織の接続に使用できるその他の SSO 手法については、『ISVforce ガイド』の「環境ハブでのシングルサインオン」セクションを参照してください。

復習

練習するに越したことはありません。また、次の単元ではアプリケーションを含むパッケージを読み込むためのテスト組織が必要になります。ですから、もう一度実行しましょう。

  1. アプリケーションメニューから、[環境ハブ] を選択します。
  2. 項目リストから、[環境ハブ] を選択します。
  3. [組織を作成] をクリックします。
  4. [目的] で、[テスト/デモ] を選択します。
  5. [組織名] に、「Trailhead Test」(Trailhead テスト) と入力します。
  6. 残りの必須項目を入力します。前にも述べたとおり、これは新しいユーザ名にする必要があります。ユーザ名はすべての Salesforce 組織の間で一意である必要があります。
  7. [主登録契約 (MSA)] を読み、同意するかどうか選択します。
  8. [Create (作成)] をクリックします。

忘れてはいけないのが、確認メールを受信し、組織がハブメンバーのリストに表示されるのを待つことです。確認を受信して、アカウントを検証したら、作業が楽になるように SSO の設定を行いましょう。

表示の整理

これからずっとビジネスを行っていく中で、多数の組織を作成することになるでしょう。環境ハブアプリケーションでカスタムリストビューを使用すれば、すばやく組織を見つけることができるため作業が楽になります。

カスタムリストビューを作成すると、条件を設定して、表示する組織を特定したり、表示する列を指定したりできます。

ハブへのその他の組織の接続

熱心さのあまり、AppExchange パートナーとして登録する前に Developer Edition 組織でアプリケーションの作成を開始した場合や、環境ハブからアクセスしたいその他の組織がある場合も問題ありません。手順は、次のとおりです。

  1. 環境ハブにログインし、[組織を接続] を選択します。
  2. 接続する組織の管理ユーザ名と、必要に応じて簡単な説明を入力します。説明を入力すると組織を後から検索しやすくなり、特にハブに多くのメンバーが存在する場合は便利です。
  3. 接続した組織では、シングルサインオン (SSO) がデフォルトで有効になります。SSO を無効にするには、[この組織の SSO を自動有効化] をオフにします。
  4. 再度 [組織を接続] を選択します。
  5. ポップアップウィンドウで、組織の管理ユーザ名とパスワードを入力します。ポップアップが表示されない場合は、ブラウザの広告ブロックソフトウェアを一時的に無効にして再試行してください。
  6. [ログイン] を選択してから、[許可] を選択します。

ハブ間での組織の移行

会社が成長するにつれて、ある時点で環境ハブを備えた別の組織が必要になる場合があります。そのような場合、Remove コマンドを使用して組織を環境ハブから簡単に切断できます。

そして、同じ環境ハブにもう一度接続するのも簡単です。ただし、組織を新しい環境ハブに接続するには、パートナーサポートにケースを送信して、前の環境ハブとの関連付けを解除します。

サマリー

ここでは、次の方法について学習しました。

  • 環境ハブを使用して組織を作成する。
  • 既存の組織を環境ハブに接続する。
  • SSO を設定する。
  • 組織を整理するためにカスタムリストビューを使用する。

お疲れ様でした。テストを受けてから、次の単元で組織を使用してみましょう。