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面接後にフォローアップする

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • 効果的なお礼メールを遅滞なく送信する。
  • 報酬を交渉する。
  • プロフェッショナルな方法でフィードバックを依頼する。

お礼メールを送る

お礼メールは面接当日、面接官ごとにパーソナライズして送信します。その際、職務に関心があることを改めて伝え、自分のスキルや経験が職務に見合っていることを強調します。メールがプロフェッショナルな体裁で、適切な文法と句読点を用いて簡潔にまとめられ、校正されていることを確認します。 

以下は、お礼メールの作成時に使用する Leeds School of Business のテンプレートの一例です。 

件名: お礼 - 本日の [職務] の面接

[採用担当マネージャーの名前] 様 

本日はお時間をいただき誠にありがとうございました。[職務] の詳細を知る機会をいただけたことに感謝するとともに、私がどのような形でチームの戦力になれるかおわかりいただけたのではないかと存じます。この職務に就く人材は、[面接で言及されたスキル] を発揮すれば成功するだろうと明言されていました。私は前職で [同様の経験の要約] を行っていたため、自らの能力に自信があります。また何か必要なことがあればお知らせください。ご連絡をお待ちしております。 

どうぞよろしくお願いいたします。 

[自分の名前]

メモ

メモ

昨今のデジタル時代には、手書きのお礼状のほうが印象が良くなるかもしれません。けれども、面接官の選考時期までに届かない可能性があるため、メールが最善策と思われます。

採用通知を受け取った後にすべきこと

この時点で、待遇を交渉します。こうした交渉には微妙なニュアンスが含まれ、これだけで 1 つのモジュールになるほどです。ここでは、 Leeds School of Business の初歩的なヒントをご紹介します。

  • 各自の分野や地域の給与を調査します。複数の的確な情報源をチェックして、許容できる給与の範囲を把握します。
  • 充実した福利厚生を検討します。退職金制度、休暇、医療保険などの福利厚生には、提示される基本給とは別の価値があります。
  • メモを取って熟考します。特に複雑な給与や福利厚生について説明を受けた後、申し出を受け入れるかどうかじっくり検討しても問題ありません。1 ~ 2 日ほど時間をかけて検討したい場合は、採用担当または採用担当マネージャーにその旨を丁重に伝えます。返答する具体的な日付を明示します。

この単元の末尾にある「リソース」セクションに、報酬の交渉に関する資料が記載されています。

不採用の場合

フィードバックを依頼する

断られるのは決して容易なことではありません。それでも今後の改善に向けて、面接に関する率直なフィードバックをもらう良い機会になります。Leeds School of Business が提案する次の文面を参考に、プロフェッショナルな返信を作成します。

[採用担当マネージャー/採用担当の名前] 様

ご連絡いただきありがとうございました。[企業] とその職務についてお話しする時間を作っていただいたことに感謝しております。

もし差支えなければ、私の履歴書、関連するスキル/経験、面接の受け方などについてフィードバックをお願いできませんでしょうか。今回の経験を成長の機会ととらえ、貴殿のご意見を参考にさせていただきたいと考えております。

お忙しい中恐縮ですが、ご一考いただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

[自分の名前]

次の応募、次の機会に目を向ける

採用されなかったことを知った後に、相反するさまざまな思考や感情が湧いてくるかもしれません。そうした感情を処理するために静かに考える時間が必要になることもあります。次の点を顧慮します。

  • 悪く考えないようにします。あなたが採用されなかった理由が不明のままであることは珍しいことではありません。今回はフィードバックを依頼しましたが、面接官が明確な見解を示すかどうかはわかりません。採用された候補者のほうが経験やスキルがわずかに高かったのかもしれませんし、職務により関連した経験やスキルを有していたのかもしれません。そのような場合、あなたにはどうすることもできませんし、実際の面接でのあなたのパフォーマンスや、あなたの人となりが影響しているわけでもありません。
  • 次の機会に目を向けましょう。新たな機会である次の機会に意識を集中させるほうが賢明です。あなたの経験やスキルを評価する新たなチャンスであり、新たな人々に簡潔な自己 PR やストーリーを伝える新たなチャンスです。ここで大切なのは、新たな視点をもって次の機会に臨むことです。

最後に一言

リサーチを行い、簡潔な自己 PR を練習して面接に臨む場合、そのすべてに多大な労力と時間を要します。けれども、根気よく、落ち着いて取り組み、できる限り準備しておけば、それが成功につながり、夢のような仕事に就く可能性が高まります。 

リソース

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