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インテリジェントフォームリーダーを設定する

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • インテリジェントフォームリーダーを有効にする。
  • ドキュメントをアップロードして変換する。
  • 抽出されたデータを確認する。
メモ

メモ

日本語で受講されている方へ
Challenge は日本語の Trailhead Playground で開始し、かっこ内の翻訳を参照しながら進めていってください。Challenge での評価は英語データを対象に行われるため、英語の値のみをコピーして貼り付けるようにしてください。日本語の組織で Challenge が不合格だった場合は、(1) この手順に従って [Locale (地域)] を [United States (米国)] に切り替え、(2) [Language (言語)] を [English (英語)] に切り替えてから、(3) [Check Challenge (Challenge を確認)] ボタンをクリックしてみることをお勧めします。

翻訳版 Trailhead を活用する方法の詳細は、自分の言語の Trailhead バッジを参照してください。

インテリジェントフォームリーダーを有効にする

アドオンライセンスで利用可能なインテリジェントフォームリーダーは、機械学習を使用して、スキャンした医療ドキュメントからデータを抽出します。ユーザーは、データの取得元となるドキュメントの種別を指定し、ドキュメント内の項目を適切な項目に対応付けることができます。

Harryette とチームは、紹介フォームに入力された患者の誕生日が、患者の取引先責任者レコードの [Birthdate (誕生日)] 項目に保存されるように指定できます。抽出された情報を使用して、レコードの項目を作成または更新したり、組織にすでに存在するデータを検証したりできます。たとえば、ある人の取引先責任者レコードに保存されている誕生日を、スキャンした紹介フォームの誕生日と照合できます。

抽出されたデータは、ユーザーが定義するさまざまなオブジェクトで使用できるため、アップロードしたファイルから複数のオブジェクトにコンテンツを提供できます。

Harryette は次の手順でインテリジェントフォームリーダーを有効にします。

  1. 設定 をクリックし、[Setup (設定)] を選択します。
  2. [Quick Find (クイック検索)] ボックスで [Intelligent Form Reader (インテリジェントフォームリーダー)] を検索して選択します。
  3. [Enable Intelligent Form Reader (インテリジェントフォームリーダーを有効化)] をオンにします。
  4. [Maximum Pages (最大ページ数)] で、値を選択するか、デフォルトのままにします。
メモ

サインアップした組織には、インテリジェントフォームリーダーを有効にするオプションが表示されません。インテリジェントフォームリーダーは組織ですでに有効になっているため、このステップはスキップできます。ただし、本番組織では有効にする必要があります。

フォームに複数のページがある場合、Harryette はスキャンするページ数を指定できます。ユーザーがドキュメントをアップロードすると、そのページ数が自動的にスキャンされます。ユーザーは一度に最大 5 ページをスキャンできます。

[Setup (設定)] で機能が有効になっていることを示す [Intelligent Form Reader (インテリジェントフォームリーダー)] ページ。[Page Limit (ページ制限)] セクションの [Maximum Pages (最大ページ数)] が 5 に設定されている。

インテリジェントフォームリーダーは、PDF、JPG、PNG ファイルで動作します。印刷されたドキュメントの言語は、英語、スペイン語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、フランス語がサポートされます。手書きのドキュメントの場合、サポートされるのは英語のみです。

ドキュメントをアップロードして変換する

インテリジェントフォームリーダーの実際の例を見てみましょう。Robert Smith は、Bloomington Caregivers に予防接種の予約を入れている患者です。Bloomington Caregivers は、予約日当日の前に提供者紹介フォームが必要です。Robert は紹介フォームの PDF を提出しましたが、このフォームには不要なページも含まれています。Harryette が Robert のフォームをアップロードして処理し、Robert のリードレコードに対応付ける手順を見ていきましょう。

  1. [Received Documents (受け取り済みドキュメント)] をクリックします。
  2. [Upload Documents (ドキュメントをアップロード)] をクリックします。
  3. アップロードするファイルを選択します。Harryette は Robert のフォームを選択します。Robert Smith のドキュメントを [Received Documents (受け取り済みドキュメント)] タブからアップロード中であることを示す [Upload Files (ファイルをアップロード)] ウィンドウ。
  4. ファイルがアップロードされると、[Received Documents (受け取り済みドキュメント)] タブに表示されます。キューからファイルを選択します。
  5. ファイルのレコードページで、右側のドロップダウンをクリックして [Transform Document (ドキュメントを変換)] を選択します。

ドロップダウンリストが表示された Robert Smith の紹介フォームのレコードページ。

[Transform Document (ドキュメントを変換)] ウィンドウが開きました。ドキュメントのすべてのページが個別のページとして表示され、特定のオブジェクトに対応付けることができます。また、ページの表示方向を変えたり、ドキュメントを分割したりすることもできます。

ユーザーが個々のページの表示方向を変えたり、さまざまなオブジェクトに添付したりできる [Transform Document (ドキュメントを変換)] ウィンドウ。 

Harryette は、記入済みの紹介フォームが 2 ページ目にあることに気づいたため、このページをリードオブジェクトに対応付けます。

  1. 紹介フォームのページを選択します。Harryette は 2 ページ目を選択します。
  2. [Associated Record (関連するレコード)] 項目で、左側のドロップダウンをクリックして [Leads (リード)] を選択します。
  3. [Robert Smith] を探して選択します。
  4. [Document Checklist Item (ドキュメントチェックリスト項目)] クリックします。
  5. Referral Form (紹介フォーム) を検索します。
  6. [Referral Form (紹介フォーム)] を選択します。
  7. [Save (保存)] をクリックします。

アップロードした紹介フォームが Robert Smith のレコードに正常に添付されました。

Harryette は、正しい情報が入力されているかどうかを検証する必要があります。次の手順で検証します。

  1. [Document Checklist Items (ドキュメントチェックリスト項目)] セクションで、[Patient Referral (患者紹介)] のドロップダウンをクリックします。[Review Document (ドキュメントを確認)] が選択された [Document Checklist Items (ドキュメントチェックリスト項目)] を表示する [Transform Document (ドキュメントを変換)] ページ。
  2. ドロップダウンリストから [Review Document (ドキュメントを確認)] を選択します。

Robert Smith の紹介フォームから抽出した情報が表示された [Review Document (ドキュメントを確認)] ウィンドウ。

[Review Document (ドキュメントを確認)] ウィンドウには、抽出して自動的に入力されたすべての情報が表示されます。必要に応じて変更を加えることができます。

このプロセスを必要な数のドキュメントと患者で繰り返すことができます。次の単元では、新しいドキュメント種別を取り込む方法について見ていきます。

リソース

Salesforce ヘルプ: インテリジェントフォームリーダー

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