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募集人を設定する

学習の目的

このモジュールを完了すると、次のことができるようになります。

  • 募集人のライフイベントを管理する。
  • 募集人情報に簡単にアクセスできるようにする。
  • 総計値とグラフに複数募集人契約を含める。
  • 複数行保険契約の総計値計算を設定する。

募集人のライフイベントを管理する

Salesforce の保険イノベーションにより、Corinne のような営業マネージャーは募集人のライフイベントを一目で確認できるため、Cumulus の募集人をより身近に感じられるようになります。Matt は、ライフイベントコンポーネントたはビジネスマイルストーンコンポーネントを取引先責任者コードページに追加することでこれを実現します。

  1. 取引先責任者レコードページにある [設定] から、[編集ページ] を選択します。
  2. [ライフイベント] または [ビジネスマイルストーン] コンポーネントをページにドラッグします。
  3. [保存] をクリックします。

募集人情報に簡単にアクセスできるようにする

Corinne は Cumulus の営業マネージャーとして、日々多忙を極めています。そのため Corinne は、複数の関連リストを経由することなく、さまざまなオブジェクトにある Cumulus の募集人に関する重要な情報をダッシュボードでまとめて表示できるなど、業務を簡素化する細部まで配慮された機能を高く評価しています。Matt がその魔法のような機能を有効にする手順は次のとおりです。

  1. 取引先または取引先責任者レコードページにある [設定] から、[編集ページ] を選択します。
  2. [リレーションカード] コンポーネントをページにドラッグします。
  3. コンポーネントの任意の場所をクリックして選択します。
  4. [プロパティ] ペインの [カード種別] で [選択] をクリックします。
  5. 表示しているレコードページに応じて、[募集人取引先の設定] または [募集人取引先責任者の設定] を選択します。
  6. [保存] をクリックします。

代理店のレコードページ (取引先) では、Corinne にはその代理店と連携している募集人ごとに 1 つのカードが表示されます。募集人のレコードページ (取引先責任者) では、その募集人の 1 つのカードが表示されます。

募集人カード

次の表は、募集人カードの表示ラベルとそのソース項目のリストです。

表示ラベル 説明 ソース項目

役職

エージェントなど、募集人の役職。    

Contact.Title

メール

募集人のメールアドレス。    

Contact.Email

募集人 ID

募集人の一意の識別子。    

Producer.Name


Producer Type (募集人種別)

パートナーエージェント、専属エージェント、独立エージェントなど、募集人の種別。    

Producer.Type

License Class (ライセンスクラス)

保険募集人、総代理店主、パブリックアジャスターなど、代理店のライセンスが属するクラス。    

BusinessLicense.LicenseClass

Licensed LOA (ライセンス供与された LOA)

募集人がライセンスを持つ権限系統 (LOA)。募集人は財物、損害、健康など、複数の LOA のライセンスを持つことができます。    

BusinessLicense.LineOfAuthority

Authorized LOA (承認済み LOA)

保険会社によって募集人がそのエージェントとして活動することを承認された権限系統。    

BusinessLicense.LineOfAuthority (LineOfAuthority は DistributorAuthorization に含まれる)

総計値とグラフに複数募集人契約を含める

デフォルトでは、契約関連の総計値とグラフには、1 人の募集人に割り当てられた保険契約のみが含まれます。ですが、これでは全体像が把握できないため、Corinne のような営業マネージャーにはあまり役に立ちません。

Matt は、総計値とグラフに正確な保険契約と保険料の数値が表示されるように、複数の募集人を含む保険契約を計算に含めることもできると考えています。この手順は次のとおりです。 

  1. ホームページまたはレコードページにある [設定] から、[編集ページ] を選択します。
  2. 総計値またはグラフが含まれるコンポーネントの任意の場所をクリックして選択します。
    このコンポーネントには、保険契約関連の総計値とレポートグラフが含まれます。
    • 保険代理店のパフォーマンス統計値
    • 保険エージェントのパフォーマンス総計値
    • 保険エージェントアクション項目
    • 保険エージェントレポート
  3. [プロパティ] ペインで、[複数の募集人を含む契約を含める] を選択します。
    このオプションは、1 人の募集人を契約に対応付けるためにも複数の募集人を契約に対応付けるためにも募集人契約割り当てオブジェクトを使用する場合のみ選択します。このオプションを選択すると、総計値とグラフの計算で募集人契約割り当てオブジェクトからの対応付けのみが使用されます。保険契約オブジェクトから募集人オブジェクトへの参照は無視されます。
    このオプションは、[Distributor Performance Dashboard (代理店パフォーマンスダッシュボード)] では使用できません。[Distributor Performance Dashboard (代理店パフォーマンスダッシュボード)] のレポートには、常に複数の募集人を含む契約が含まれます。
  4. [保存] をクリックします。

複数行保険契約の総計値計算を設定する

デフォルトの総計値では、親と子の両方のレベルで保険契約と保険料がカウントされます。ただし、Matt は複数行保険契約の保険料の入力方法に応じて、総計値の計算に親保険契約のみを含めるのか、親保険契約と子保険契約の両方を含めるのかを選択できます。たとえば、子保険契約の保険料が入力されて、親レベルで集計される場合、親保険料のみを総計値の計算に含めます。これにより、二重計算を防ぐことができます。

Matt が実行する手順は次のとおりです。

  1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「保険設定」と入力し、[保険設定] を選択します。
  2. [保険契約のカウント時や保険料の計算時に親保険契約のみを含める] を有効にします。

[代理店パフォーマンスレポートおよびダッシュボードをリリース]

メモ
この変更は、保険エージェントアクション項目、保険エージェントのパフォーマンス総計値、保険エージェントレポート、保険代理店のパフォーマンス統計値、保険契約コンポーネントの保険契約関連のすべての総計値に影響します。

Matt の優れた管理能力のおかげで、Corinne は Cumulus の代理店と募集人のパフォーマンスを簡単に把握できるようになりました。この強力な機能の一部が代理店や募集人にも提供されるとしたら、すばらしいと思いませんか? たとえば、MaxProtect の Marcello と Ridhima がパフォーマンス総計値、レポートグラフ、アクション項目にアクセスして、目標と成果を監視し、期日を守り、売上とサービスを向上させることができたらどうでしょうか? 次の単元では、Matt がどのようにしてこれを上回る成果を達成するのかを見ていきましょう。

リソース

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