Skip to main content

代理店パフォーマンス管理を有効にする

学習の目的

このモジュールを完了すると、次のことができるようになります。

  • 代理店パフォーマンスレポートとダッシュボードをリリースする。
  • 代理店パフォーマンスレポートと総計値をホームページに追加する。
  • パフォーマンス総計値とレポートを取引先レコードページと取引先責任者レコードページに追加する。

保険募集人とは、保険会社に代わってクライアントに保険商品を販売する人のことです。Financial Services Cloud の保険では、次の種別の募集人がサポートされています。

  • 所属 — 保険会社の従業員
  • 専属 — 保険会社の契約エージェントであり、1 社の保険業者の保険契約のみを販売します。
  • 独立 — 保険会社の契約エージェントであり、複数の保険業者の保険契約を販売します。

MaxProtect 代理店の Ridhima は、Cumulus Insurance から傷害権限系統の保険契約を販売することを許可されています。

「Insurance for Financial Services Cloud Data Model Basics (Insurance for Financial Services Cloud データモデルの基本)」バッジを獲得している場合は、Cumulus のディストリビューションパートナーである MaxProtect の独立募集人の Marcello Ghirlando と Ridhima Kapoor をよくご存じでしょう。 

Corinne Proakis は、Cumulus で高い業績を上げている営業マネージャーです。Corinne の寝る暇もないほど大変な業務は、個々の代理店や募集人 (MaxProtect とその優秀なスタッフなど) のパフォーマンス監視です。Matt は、代理店パフォーマンスの総計値とレポートを使用することで、Corinne の業務を簡素化できると推測しています。 

Matt は、代理店パフォーマンスダッシュボードとパフォーマンス総計値が含まれるホームページを作成して、Corinne のような営業マネージャーに代理店のパフォーマンスに関する統合サマリーを提供します。

レポートとダッシュボードをリリースする

Matt は、提供された代理店パフォーマンスレポートとダッシュボードをリリースしてから、ホームページまたはレコードページに追加します。

  1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「保険設定」と入力し、[保険設定] を選択します。
  2. [代理店パフォーマンスレポートおよびダッシュボードをリリース] を有効にします。

    [代理店パフォーマンスレポートおよびダッシュボードをリリース]

メモ
このオプションは、API アクセスが組織で有効になっている場合にのみ使用できます。
メモ

[同じ保険契約で複数の保険募集人が作業できるようにする] オプションがすでに有効になっている場合にのみ、このオプションを有効にできます。[設定] の [リリース状況] ページでリリースの進行状況を監視できます。状況はメールによっても通知されます。リリースが失敗した場合、エラーを解決してからリリースを再試行できます。リリースが成功した後は、このオプションを無効化できません。

リリースが成功したら、レポートは組織の [レポート] タブの [保険代理店レポート] フォルダーで使用できます。ダッシュボードは [ダッシュボード] タブの [保険代理店レポート] フォルダーで使用できます。

ダッシュボードまたはレポートをホームページやレコードページに追加する前に、拡張フォルダー共有を使用してダッシュボードフォルダーとレポートフォルダーを共有します。

ダッシュボードと総計値をホームページに追加する

次に、Matt は Corinne のような営業マネージャー向けのカスタムホームページを作成します。その後、代理店パフォーマンスダッシュボードと代理店パフォーマンス総計値をそのページに追加します。

  1. ホームページにある [設定] から、[編集ページ] を選択します。
  2. [ダッシュボード] コンポーネントをページにドラッグします。
  3. コンポーネントの任意の場所をクリックして選択します。
  4. [プロパティ] ペインのダッシュボード一覧で [Distributor Performance Dashboard (代理店パフォーマンスダッシュボード)] を選択します。
    デフォルトでは、ユーザーはあなたとしてダッシュボードを参照します。つまり、ユーザーにはあなたのデータアクセス権に基づいてデータが表示されます。ユーザーが誰としてダッシュボードを参照するかは変更できます。詳細は、「動的ダッシュボード: Lightning Experience でのどのユーザーとしてダッシュボードを表示するかの選択」を参照してください。
  5. [保険代理店のパフォーマンス総計値] コンポーネントをページにドラッグします。
  6. コンポーネントの任意の場所をクリックして選択します。
  7. [プロパティ] ペインの [総計値] で [選択] をクリックします。
  8. コンポーネントに追加する総計値を選択し、[OK] をクリックします。
  9. 1 人の募集人を 1 つの契約に対応付けるためにも複数の募集人を 1 つの契約に対応付けるためにも募集人契約割り当てオブジェクトを使用する場合は、[複数の募集人を含む契約を含める] を選択します。
  10. [保存] をクリックします。

総計値とレポートをレコードページに追加する

これで、Matt がパフォーマンスレポートを取引先レコードページと取引先責任者レコードページに追加すると、Corinne のような営業マネージャーは個々の代理店と募集人のパフォーマンスを確認できるようになりました。

メモ

パフォーマンス総計値は取引先レコードページにのみ追加できます。

  1. レコードページにある [設定] から、[編集ページ] を選択します。
  2. [レポートグラフ] コンポーネントをページにドラッグします。
  3. コンポーネントの任意の場所をクリックして選択します。
  4. [プロパティ] ペインの [レポート] 一覧で、コンポーネントに追加するレポートを選択します。
    [レポート] 一覧には取引先レコードページと取引先責任者レコードページの両方のレポートが含まれます。表示しているレコードページに応じて、適切なレポートを選択します。たとえば、取引先レコードページでは、[契約の種類別の更新 (取引先)] を選択します。取引先責任者レコードページでは、[契約の種類別の更新 (取引先責任者)] を選択します。
  5. [検索条件] 一覧で、表示しているレコードページに応じて、[取引先 ID] または [取引先責任者 ID] を選択します。
  6. 手順を繰り返して、他のレポートをページに追加します。
    ヒント: パフォーマンスレポートは次の提供されたカスタムレポートタイプに基づいています。
    • 取引先責任者とビジネスライセンスを含む取引先
    • 取引先責任者と代理店承認を含む取引先
    • 複数募集人契約を含む取引先
    • 複数募集人契約と請求を含む取引先
    • 複数募集人契約を含む取引先責任者
    • 複数募集人契約と請求を含む取引先責任者

次に、Matt はパフォーマンス総計値を取引先レコードページに追加します。

  1. [保険代理店のパフォーマンス統計値] コンポーネントをページにドラッグします。
    このコンポーネントは、取引先責任者レコードページでは使用できません。
  2. コンポーネントの任意の場所をクリックして選択します。
  3. [プロパティ] ペインの [総計値] で [選択] をクリックします。
  4. コンポーネントに追加する総計値を選択し、[OK] をクリックします。
    最大 6 つの総計値を選択できます。
  5. 1 人の募集人を 1 つの契約に対応付けるためにも複数の募集人を 1 つの契約に対応付けるためにも募集人契約割り当てオブジェクトを使用する場合は、[複数の募集人を含む契約を含める] を選択します。
  6. [保存] をクリックします。

Corinne はとても喜んでいます。代理店パフォーマンスの総計値とレポートを使用して、Corinne は MaxProtect のスタッフと信頼関係を築くことができます。次の単元では、Matt がこの関係をさらに強化するためにどのようなサポートを行うかを見ていきます。

リソース

Salesforce ヘルプで Trailhead のフィードバックを共有してください。

Trailhead についての感想をお聞かせください。[Salesforce ヘルプ] サイトから新しいフィードバックフォームにいつでもアクセスできるようになりました。

詳細はこちら フィードバックの共有に進む