イノベーションとは

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

• お客様中心のイノベーション手法を実践している人の特性を説明する。
• Salesforce のイノベーション文化の 3 つの特徴を説明する。
• お客様中心のイノベーションプロセスの各フェーズを理解する。

このトレイルを始めたということは、あなたが物事をやり遂げる方法の改善を常に考えている証拠です。自分が次の特性のどれに似ているか考えてみてください。

• 摩擦をなくす戦士 — 仕事でも仕事以外でも私は自分の生活を効率化したい。
• 善意のトラブルメーカー — 私は現状維持的思考に異議を唱え、破壊を支持する。
• 未来主義者 — 私は人工知能が動かす世界を受け入れる準備ができている。
• イノベーションの達人 — 私はさまざまなイノベーション手法のスキルを持っており、ベストプラクティスをチームと共有するためのツールを必要としている。

「これは私だ!」というものが 1 つ以上ありましたか? 獲得しました。あなたには問題解決への情熱があるので、話がスムーズに進みそうです。では、なぜ、どうやって私たちが上記の特性を持つようになるのか少し説明しましょう。

Salesforce において、イノベーションとは何を意味するのでしょうか? 実際には、それは ... あらゆるものです。それを 3 つの構成要素にまとめて共有しましょう。

Salesforce におけるイノベーションの秘訣とは何でしょうか? 私たちは、勤続年数や機能に関係なく、あらゆる従業員がイノベーションのリーダーを務められると信じています。それには、変革のアイデアだけでなく、プロセスも必要です。このトレイルでは、イノベーションプロセス管理へのアプローチを共有します。ブレインストーミングは 1 つの手段に過ぎないことがわかるでしょう。それは、変化、デザイン思考、お客様とトレンドの調査、関係者との意思統一、プロトタイピング、実装計画のための環境を創り出すことです。Salesforce では、この手法を日常的にビジネス内で、また外部のお客様に使用して、大胆なソリューションを共同で作成しています。これまで、この手法は世界中のあらゆる業種の小規模な新興企業、非営利団体、中小企業、および Fortune 1000 企業に適用されています。

Salesforce のイノベーションアプローチには 5 つのフェーズがあります。

1. 定義 (Define): イノベーションプロジェクトと参加する主要な関係者を定義します。
2. 発見 (Discover): お客様のニーズと商機を発見します。
3. 挑戦 (Dare): お客様のニーズを満たすための大胆なソリューションを描くことに挑戦します。
4. 実行 (Do): コンセプトとそのしくみの妥当性を迅速に実証するための作業を実行します。
5. 促進 (Drive): ビジョンの採用と成長を確実にするために勢いを促進します。

モジュール 2 ～ 5 はこの各フェーズに対応付けられているため、順序に従って実行することをお勧めします。

イノベーションプロセスの核心へと進む前に、注意事項があります。これらのフェーズは、イノベーションをガイドするために役立つと Salesforce が判断した手法を選んでまとめたものに過ぎません。この中には Salesforce 独自のものも、他者から学んだベストプラクティスもあります。当然、世の中には数多くの成功するアプローチがあります。今回は、皆さんから役に立つ情報や戦略をお寄せいただく時間がありませんでした。このトレイルの将来のバージョンには皆さんの戦略が加わるかもしれません。