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商品属性について学ぶ

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • Industries の商品属性の目的を挙げる。
  • 商品属性の設定プロセスを簡潔に説明する。

商品属性

少しの間リラックスして、最近購入したものを思い浮かべてみてください。T シャツ、しゃれたミキサー、あるいは園芸用のはさみかもしれません。購入したその商品が他の商品より魅力的に思えた特性が何かありましたか? 

属性は商品やサービスの本質を定義するため、販売環境で重要な役割を担います。属性には、有形 (サイズ、色、重さなど) または無形 (サブスクリプションの種類、データプラン、在庫保管単位 (SKU) など) の場合があります。また、属性は商品に含まれる場合と含まれない場合があります。属性を含まない商品には 1 つの形態しかありません (1 色のみで提供されるパソコンコードなど)。

次のフラッシュカードを使用して、異なる業種でどのような商品属性が使用されているかの例を見てみましょう。 

Industries CPQ において、商品属性の使用目的は多数あります。

  • 共有カタログでは、商品設計者が属性をメタデータのビルディングブロックとして使用して、オブジェクト種別と商品を構成します。
  • CPQ カートでは、属性によって商品の詳細を顧客に伝え、商品の特定の要素に変更を加えることを可能にします。また、属性ベースのルールを使用するときには商品の価格を制御することもできます。
  • 業種注文管理では、顧客が商品の使用に必要なすべてのものを得られるように、履行スペシャリストが属性を使用してコマーシャルプロダクトをテクニカルプロダクトに対応付けます。

次の図には、カート内にあるスマートフォンコマーシャルプロダクトの設定ウィンドウが示されています。

強調表示されている Infiwave Phone 9 の属性。

この例では、[Brand (ブランド)]、[Capacity (容量)]、[Mobile OS (モバイル OS)] などの設計時属性がグレー表示されています。この値はバックグラウンドで設定されるからです。[Payment Type (支払種別)] 属性と [Color (色)] 属性には、お客様や営業担当が値を選択できるように、選択リストが接続されています。また、属性は [Mobile Devices (モバイルデバイス)] というヘッダーの後に表示されています。このヘッダーは、上記の属性を保存する属性カテゴリの名前です。属性カテゴリについては、後で説明します。 

商品デザイナーでの属性設定

商品デザイナーでは、属性を作成して、その後、オブジェクト種別に割り当てます。オブジェクト種別を商品に適用すると、そのオブジェクト種別からの項目と属性のレイアウトが商品に継承されます。お客様や営業担当がカート内の属性の値を選択できるようにする場合は、属性を作成する前に選択リストを作成し、その後、選択リストを属性に接続します。 

属性の定義

商品デザイナーの属性はキー - 値ペアです。属性の設定方法に応じて、値は設計時、実行時、または注文分解時に設定されます。注文の正確性と一貫性を保つには、要求の完了に必要な値を商品の属性に入力する必要があります。 

属性と項目の比較

共有カタログの項目と属性の違いは何でしょうか? どちらも商品に関する特定の情報を保存できますが、それぞれどのような場合に使用するのでしょうか? いくつかの推奨事項を次に示します。 

  • データ要素がカタログ内のすべての商品で共通する場合 (商品の名前、ID、説明など)、項目を作成します。項目の作成には、Salesforce システム管理者権限が必要です。
  • データ要素が特定の商品や商品クラスに固有の場合 (このケースが最も一般的です)、属性を作成して、この情報を保存します。属性の作成に必要なのは、商品デザイナーへのアクセス権のみです。

Attribute Category (属性カテゴリ)

共有カタログでは、属性カテゴリに関連属性のグループが保持されます。カートでは、このカテゴリ名は商品設定ウィンドウでヘッダーとして表示され、各種別の属性がセクションにまとめられています。作成する各属性は属性カテゴリに対応する必要があるため、関連属性を設定する前に新しいカテゴリを作成する必要があります。たとえば、Devi は、「ハードウェア仕様」という属性カテゴリを作成して、タブレット商品固有の属性 (ハードウェアドライブストレージ、プロセッサー種別など) をグループ化します。

属性と選択リストの上書き

商品は、関連付けられたオブジェクト種別内に含まれている属性と選択リストを継承します。この継承されたコンポーネントは削除できませんが、その値をオブジェクト種別レベル、商品レベル、またはその両方で上書きしたり、特定の動作を制御したりできます。たとえば、Devi は特定の属性を必須、非表示、または参照のみに設定できます。属性の上書きについては、オブジェクト種別と商品を作成するときに詳しく説明します。

これで、商品デザイナーでの商品属性の重要性がわかりました。次の単元では、最初の属性を作成して、先ほど設定した選択リストに接続します。

リソース

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