プロモーションを作成する
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- プロモーションを作成する。
- プロモーションを商品に適用する。
- 子商品の価格設定を調整する方法を説明する。
プロモーションを作成する
プロモーションの詳細な計画を完成させ、Ada はプロモーションを作成する準備が整いました。手順は次のとおりです。
アプリケーションランチャーを使用して、[Vlocity Product Console (Vlocity 商品コンソール)] を見つけて起動します。Vlocity Product Console ダッシュボードで、[Product Management (商品管理)] セクションの [Promotion (プロモーション)] の横にある新規 (+) アイコンをクリックします。[New Promotion (新規プロモーション)] ページに、Ada が入力する必要がある 4 つのセクションがあります。
- General Properties (一般属性)
- Duration (期間)
- Additional Properties (追加プロパティ)
- Effectivity (有効)
彼女が詳細を入力する手順を見ていきましょう。
- [Name (名前)] 項目に
Student Internet Promotion
(学生インターネットプロモーション) と入力します。
- [Code (コード)] に
PROMO-STUDENTINTERNET
と入力します。すべて大文字にし、スペースは使用しないことをお勧めします。
- [Description (説明)] 項目に
Get 20% off on internet service for 3 months plus free installation with a 1-year subscription
(1 年間のサブスクリプションでインターネットサービスが 3 か月間 20% オフ + 無料設置) と入力します。説明はカートに表示されるため、Ada は詳細を明確に示す必要があります。
- [Pricelist (価格リスト)] で [B2C Price List (B2C 価格リスト)] を選択します。
- [Commitment Duration Time Plan (コミットメント期間の時間計画)] で [TP-12M] を選択します。これは 12 か月の時間計画を意味します。すべての顧客は 1 年間のサブスクリプションでプロモーション価格設定を利用できます。
- [Commitment Duration Time Policy (コミットメント期間の時間ポリシー)] で
TPOL-PURCHASEDATE
を選択します。これは、顧客がプロモーションを購入した日から、1 年間のサブスクリプションのコミットメントが有効になることを意味します。
- プロモーションがカートの [Promotions (プロモーション)] リストに表示されるように、[Orderable (注文可能)] チェックボックスをオンにします。
- [Service Continuation (サービス継続)] 項目で [Manual Opt-Out (手動オプトアウト)] を選択します。
- プロモーションを有効にするために、[Active (有効)] チェックボックスをオンにします。
- [Effective From (有効開始日)] 項目に今日の日付を入力します。
Ada はページ上のすべての詳細を確認して、[Save (保存)] をクリックします。
プロモーションに商品を追加する
次に、Ada はプロモーションを適用する商品を追加します。[Student Internet Promotion (学生インターネットプロモーション)] ページで、サイドバーの [Promotion Products (プロモーション商品)] をクリックし、[New Promotion Product (新規プロモーション商品)] を選択します。表示された新しいウィンドウに次の情報を入力します。
- プロモーションを適用するバンドル
- バンドル全体のカーディナリティ (数量) 設定
Ada が詳細を入力する手順を見ていきましょう。
- [Action Type (アクション種別)] 項目で [Add (追加)] を選択します。
- [Product (商品)] で [Back to School Student Offer (新学期学生オファー)] を選択します。
-
[Cardinality (カーディナリティ)] セクションで次のように入力します。
- Minimum Quantity (最小数量):
1
- Quantity (数量):
1
- Maximum Quantity (最大数量):
1
- Minimum Quantity (最小数量):
-
[Active (有効)] チェックボックスをオンにします。
- [Effective From (有効開始日)] 項目に今日の日付を入力します。
Ada はページ上のすべての詳細を確認して、保存します。
子商品の価格設定を調整する
プロモーションの商品の価格は、パーセンテージまたは金額で調整できます。また、時間計画を割り当てることで調整後価格が提供される期間を設定できます (3 か月間 20% オフ、6 か月間毎月 $5 オフなど)。こうした値下げは、調整と上書きを使用して行います。この 2 つの違いを見てみましょう。
調整
前述したように、Ada はインターネットサービス子商品に追加の時間計画を割り当て、最初の 3 か月間のみ 20% の値下げをしたいと考えています。その後、サービスは元の価格に戻ります。では、Ada がこれを行う手順を見てみましょう。
- [Student Internet Promotion (学生インターネットプロモーション)] ページで、サイドバーの [Product Adjustments (商品調整)] をクリックします。
- [Product (商品)] 列で [Back to School Student Offer (新学期学生オファー)] と [Home Internet Solution (ホームインターネットソリューション)] を展開します。次に、[DSL Service (DSL サービス)] をクリックして、設定ウィンドウを開きます。
- 設定ウィンドウで [Product Pricing (商品価格設定)] (1) をクリックしてから、[Adjustments (調整)] (2) をクリックします。
-
[New (新規)] をクリックして、新しい [Price List Entry (価格リストエントリ)] ダイアログを開きます。
- [Price List (価格リスト)] で [B2C Price List (B2C 価格リスト)] を選択します。
- [Display Text (表示テキスト)] に
20% off monthly charge for 3 months with purchase of Student Internet Promotion
(学生インターネットプロモーションの購入で 3 か月間の月額料金 20% オフ) と入力します。
- [Pricing Variable (価格設定変数)] セクション:
- [Charge Type (料金種別)] 項目で [Adjustment (調整)] を選択します。
- [Sub-Type (サブ種別)] 項目で [Standard (標準)] を選択します。
-
[Search (検索)] をクリックし、[Recurring Monthly Std Price Adjustment Pct (定期的な毎月の標準価格調整パーセント)] 価格設定変数を選択します。
- [Charge Type (料金種別)] 項目で [Adjustment (調整)] を選択します。
- [Pricing Element (価格設定要素)] セクションで [20% Off Monthly (毎月 20% オフ)] をクリックします。
- [Time Plan (時間計画)] で [TP-3M] を選択します。これで、割引はサブスクリプションの最初の 3 か月間に適用されます。
-
[Active (有効)] チェックボックスをオンにします。
- [Effective From (有効開始日)] 項目に今日の日付を入力します。
Ada はダイアログボックスの詳細を確認して、[Save (保存)] をクリックします。
上書き
Installation (インストール) 子商品の価格を無料に変更するために、Ada は上書きを使用します。調整と同様に、[Product Pricing (商品価格設定)] の [Overrides (上書き)] サブタブ内の同じ項目に入力しますが、一部異なります。これをトレーニング組織で実践してみてください。ヘルプが必要な場合は、「リソース」に記載されたプラクティスガイドを参照してください。
次のステップ
この単元では、Ada と一緒にプロモーションを作成し、そのプロモーションの子商品の価格を調整しました。次の単元では、プロモーションの動作を調整して、カート内のプロモーションの適用と削除の動作を定義します。