Salesforce Customer Identity を使用するために組織を準備する
学習の目的
このモジュールを完了すると、次のことができるようになります。
- Salesforce Customer Identity のカスタムプロファイルとロールを設定する。
- Salesforce Customer Identity ロールをユーザーに割り当てる。
- Salesforce Customer Identity ユーザーの情報を保存するアカウントを作成する。
Salesforce Customer Identity を操作する準備をする
ではここで新しい Trailhead Playground を作成し、このモジュールの手順を実行してみましょう。ページの最下部までスクロールし、Playground 名をクリックして、[Playground を作成] を選択します。Trailhead Playground を作成するには、通常 3、4 分かかります。また、ハンズオン Challenge を実行するときにも Playground を使用します。
始めましょう
Salesforce Customer Identity を導入する第一歩として、フェーズを設定します。このフェーズを次に示します。
- コピーされた Salesforce Customer Identity プロファイルおよびロール。
- Salesforce Customer Identity ロールに割り当てられたユーザー。
- 取引先。
単純な組織の設定
Salesforce Customer Identity のデモを行うため、お客様がアクセスする単純な組織を設定しましょう。Salesforce Customer Identity には、External Identity ライセンス、ロール、およびお客様の情報が含まれた取引先が必要です。サイトも必要ですが、これについては次の単元で説明します。
顧客のプロファイルを設定する
プロファイルとは、ユーザーが Salesforce にログインした後にアクセスできる内容を決定するための設定と権限のコレクションです。設定は、レコードタイプなど、ユーザーに何を表示するかを指定するために使用します。権限は、ユーザーがどのアプリケーションにアクセスできるかなど、ユーザーに何ができるかを管理するために使用します。
Salesforce には、External Identity ライセンスを使用するデフォルトのプロファイルが含まれています。このプロファイルをコピーして、「Customers」 (顧客) という名前を付けます。後々、訪問者がサイトに登録すると、この Customers プロファイルが割り当てられます。
独自のバージョンのプロファイルを設定するには、最初に External Identity ユーザープロファイルをコピーします。
- [設定] から、[クイック検索] ボックスに「プロファイル」と入力し、[プロファイル] を選択します。
-
[External Identity ユーザー] の横にある [コピー] を選択します。
- プロファイルに「Customers」 (顧客) という名前を付け、[保存] をクリックします。
ここでは、デフォルトのままにします。
ロールを追加する
次の単元では、カスタマーサイトを作成します。その前にまず、サイトを管理するユーザーのロールを作成する必要があります。Customer Manager (カスタマーマネージャー) ロールを設定してロール階層に追加しましょう。
- [設定] から、[クイック検索] ボックスに「ロール」と入力し、[ロール] を選択します。
- ドロップダウンリストから [商品別ロール階層サンプル] を選択し、[ロールの設定] を選択します。これはページの一番下にあります。
- CEO で [ロールの追加] をクリックします。
- ロールの表示ラベルに「Customer Manager」 (顧客マネージャー) と入力します。
-
[保存] をクリックします。
ロールをユーザーに割り当てる
- [設定] から、[クイック検索] ボックスに「ユーザー」と入力し、[ユーザー] を選択します。
- ユーザー名の横にある [編集] をクリックします。
- [ロール] で [Customer Manager (顧客マネージャー)] を選択します。
-
[保存] をクリックします。
取引先の作成
- アプリケーションランチャー () で、[取引先] を見つけて選択します。
-
[新規] をクリックします。
- 取引先に「Customers」 (顧客) という名前を付け、[保存] をクリックします。
リソース
- Salesforce ヘルプ: プロファイル