Customer 360 Identity を使用するための Experience Cloud サイトの設定

学習の目的

このモジュールを完了すると、次のことができるようになります。
  • Salesforce Experience Cloud サイトを有効にする。
  • サイトを作成して有効にする。
  • デフォルトのログインページを変更する。

Experience Cloud サイトと Customer 360 Identity

Experience Cloud サイトで顧客の Salesforce Identity を設定および管理します。Salesforce Identity に付属するコミュニティライセンスを使用し、顧客とパートナーがサイトにセルフ登録してログインするページを作成および配信できます。

この短い説明では、サイトで提供されるすべての機能の一部のみ使用します。Experience Cloud トレイルでより詳しい内容を確認できますが、ここでは Customer 360 Identity サイトの設定を行います。

サイトドメイン名を指定する

組織でサイトを有効にするには、サイトドメイン名を指定します。サイトドメインによって、すべてのサイトを 1 つの URL にまとめます。通常、サイトドメインは会社名です。

ここでドメイン名は重要でありませんが、本番組織でドメイン名を作成するときは慎重に選択します。後から変更することはできません。

  1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「サイト」と入力し、[サイト] を選択します。
  2. サイトドメインの一意の名前を入力します。
  3. [使用可能か調べる] を選択します。
  4. サイトの利用規約に同意します。
  5. [私の Salesforce サイトドメインの登録] をクリックして、[OK] をクリックします。

エクスペリエンスワークスペースを有効にする

Experience Cloud サイトを設定するには、エクスペリエンスワークスペースを有効にします。ワークスペースでは、テンプレートを使用してサイトの構築と変更を行うことができます。

  1. [設定] の [クイック検索] ボックスに「デジタルエクスペリエンス」と入力します。[デジタルエクスペリエンス][設定] を選択します。
  2. [デジタルエクスペリエンスを有効化] を選択します。
  3. 組織で拡張ドメインを有効化している場合、デジタルエクスペリエンスドメインが表示されます。本番組織では MyDomainName.my.site.com の形式で [私のドメイン] の名前が含まれます。
  4. 組織で拡張ドメインが有効になっていない場合は、ドメイン名を選択します。先ほどに登録した Salesforce サイトドメインをスクランブルしたバージョンを試してみてください。
  5. [使用可能か調べる] を選択します。
  6. [保存] をクリックして、[OK] をクリックします。エクスペリエンスワークスペースを使用して組織にサイトを作成できるようになりました。
組織でサイトを有効にしたところで、Customer 360 Identity サイトを作成してみましょう。

サイトを作成する

サイトを有効にしたら、最初のサイトを作成する準備は完了です。エクスペリエンスワークスペースにはいくつかのテンプレートがあるため、簡単にコミュニティを作成できます。サイトを作成するときに、ログイン、セルフ登録、パスワードの変更、パスワードを忘れた場合、およびホームページのデフォルトページがサイトテンプレートに基づいて設定されます。

このデモでは、カスタマーサービステンプレートを使用します。このテンプレートには、ユーザがアプリケーションをすばやく見つけてアクセスできるアプリケーションランチャーがあります。アプリケーションランチャーに一連のアプリケーションを追加することで、顧客が必要なものすべてに簡単にアクセスできるようになります。他の場所に移動する必要はありません。

  1. まだサイトページが表示されていない場合は、[設定] から、[クイック検索] ボックスに「サイト」と入力し、[すべてのサイト] を選択します。
  2. [新規] をクリックします。エクスペリエンスワークスペース作成ウィザードにテンプレートの選択肢がいくつか表示されます。テンプレートにマウスポインタを置いて、その説明を読みます。エクスペリエンスワークスペース作成ウィザードのカスタマーサービステンプレート
  3. [カスタマーサービス] テンプレートを選択します。
  4. [使用を開始する] をクリックします。
  5. 「customers」 (顧客) という名前を付け、URL の最後に customers を追加します。コミュニティの名前を入力する
  6. [作成] をクリックします。
    しばらくすると、エクスペリエンスワークスペースに新しいサイトが開きます。ここで Customer 360 Identity サイトを管理します。[管理] は、Customer 360 Identity サイトのログインページを設定する場所です。[コミュニティ管理] のダッシュボード
メモ
ページの左上にある [エクスペリエンスワークスペース] をクリックして [Salesforce の設定] を選択すれば、いつでも [設定] に戻ることができます。

サイトへのメンバーシップをコントロールする

プロファイルを使用してデータをロックダウンし、顧客とパートナーには制限された内容のみが表示されるようにします。悪意のあるユーザにはアクセス権を付与したくありません。顧客だと思っていたユーザが実は略奪者 (地球上の言葉で言えば「ハッカー」) である可能性もあります。プロファイルによって、これらのユーザの行為を阻止することができます。

  1. [エクスペリエンスワークスペース] で [管理] を選択し、[メンバー] を選択します。
  2. [プロファイルの選択] の下にあるドロップダウンリストから、[すべて] を選択します。
  3. [選択可能なプロファイル] リストで [Customers (顧客)] プロファイルを探し、[追加] をクリックして [選択済みプロファイル] に追加します。コミュニティのメンバーシップのコントロール
  4. [保存] をクリックします。
Salesforce では、サイトのメンバーシップを更新するのに数分かかります。顧客プロファイルを作成したことを確認するメールが届きます。

サイトの初期設定を完了する

このデモの Customer 360 Identity サイトの設定を完了するには、そのサイトを公開し、登録を完了して有効にする必要があります。

サイトを公開する

ここでサイトを公開するのはなぜでしょうか。本番組織ではまだ公開しませんが、デモでは、この後でエラーが発生しないようにするためにこのステップが必要です。

  1. 左上の [管理] を選択して、[ビルダー] を選択します。エクスペリエンスワークスペースからエクスペリエンスビルダーに移動 これで、サイトのページに簡単にブランドを設定できるツールが開きます。このツールをまだ開いたことがない場合は、初心者向けの段階的な手順が示されます。必要に応じてこの手順に従ったうえで次に進みます。エクスペリエンスビルダー
  2. 右上の [公開] をクリックして、確認ダイアログで再度 [公開] をクリックします。次に、[了解] をクリックします。

バックグラウンドで、カスタマーサービステンプレートに基づいてログイン、パスワード、セルフ登録ページが作成されます。サイトが公開されると、メールで通知されます。作業を続けます。メールが届くまで待つ必要はありません。

新しいページを確認する

カスタマーサービステンプレートでサイトが作成されると、カスタマーサービスエクスペリエンス用にカスタマイズされたページが追加されます。[ログイン & 登録] ページを変更して、顧客のログイン時のデザインと動作を決定できます。

  1. 左上の エクスペリエンスビルダーアイコン をクリックして、[管理] を選択します。
  2. [ログイン & 登録] を選択します。[ログインページ設定] と [パスワードページ] に「Experience Builder Page (エクスペリエンスビルダーページ)」と表示されています。これらのカスタムページにはカスタマーサービステンプレートが付属し、エクスペリエンスビルダーを使用して設計されています。
  3. [ログイン & 登録] ページに目を通し、変更できるログイン設定を確認します。ここでは、デフォルト値のままにします。
  4. [キャンセル] をクリックします。

[管理] の [ログイン & 登録] ページのスクリーンショット

サイトを有効にする

  1. 左側の [設定] を選択します。名前の下にサイトの URL が表示されます。もうすぐ使用できます。
  2. [有効化] をクリックし、[OK] をクリックします。

サイトが有効になると、Salesforce からメールで通知されます。

新しいログインページを表示する

ログインページを表示するには、プライベートブラウズ (シークレット) ウィンドウでサイト URL を開きます。これで新規ユーザが URL をクリックしたときに表示される内容を確認できます。通常のウィンドウでこの URL を開くと、すでにログイン済みのユーザに表示されるページを確認できます。

  1. まだこの準備ができていない場合は、左側の [設定] を選択します。
  2. URL を右クリックして [シークレットウィンドウでリンクを開く] (Chrome の場合) または [リンクを新規ウィンドウで開く] (Firefox または Safari の場合) を選択します。外部 ID コミュニティの URL
ログインページは次のようになります。[ログイン] ボタンの下に [ログイン] リンクと [パスワードをお忘れですか?] リンクがあることを確認します。[ログイン & 登録] ページで見たカスタムの「エクスペリエンスビルダーページ」を覚えていますか? そのページによってこれらのリンクが作成されました。

ログイン & 登録ページ

メモ
このブラウザウィンドウは開いたままにしてください。後でこのウィンドウに戻ってきます。

ログインページのロゴを置き換える

これでログインページが作成できましたが、カスタマーサービステンプレートによって指定される Salesforce ロゴになっています。ロゴを変更しましょう。プロフェッショナルなデザインのブランド情報入りログインページであれば、顧客に好印象を与えることができます。あなたの会社は銀河系で最も定評のある配信サービス会社です。顧客や潜在顧客にそのことを知ってもらいましょう。

デフォルトのロゴは、簡単に独自のロゴに置き換えることができます。このモジュールでは、Universal Deliveries のロゴファイルを使用します。これは Salesforce Identity GitHub リポジトリに用意されています。

ちなみに、GitHub 公開リポジトリになじみがない場合は、クラウド上にコードを保存することをお勧めします。特定の企業に依存することなく、開発者がコードと関連リソースを共有できます。

  1. 別のブラウザウィンドウで、GitHub リポジトリ (https://github.com/salesforceidentity/IdentityTrail-Module3) に移動します。
  2. [identity_external_logo.png] を選択して、ロゴをローカルドライブに保存します。

次に、ロゴをログインページに追加します。

  1. エクスペリエンスワークスペースを閉じた場合は、[設定] から、[クイック検索] ボックスに「サイト」と入力し、[すべてのサイト] を選択して、カスタマーサイト URL の横にある [ワークスペース] をクリックします。
  2. [管理] を選択して、[ログイン & 登録] を選択します。
  3. ロゴを置き換えます。[ロゴタイプ] で、[ファイル] を選択します。[ファイルを選択] (使用しているブラウザによっては [参照]) を選択します。GitHub からダウンロードしたファイルを選択して、[保存] をクリックします。

プライベート (シークレット) ブラウザでログインページに戻り、再読み込みします。

確認しましょう。ログインページに「Customer 360 Identity」モジュールのロゴが表示されています。

ログインページの「Customer 360 Identity」モジュール

ロゴの置き換えは、[ログイン & 登録] ページから直接実行できる簡単なカスタマイズです。これは、エクスペリエンスビルダーを使用してサイトにブランドを設定する方法の 1 つにすぎません。

次は何をすべきですか。訪問者がログインページから顧客として登録する方法を設定します。

リソース

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