ガイダンスセンターについて知る

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

• Salesforce のガイダンスセンターについて説明する。
• ガイダンスセンターの主要な機能を挙げる。

ガイダンスセンターにようこそ

ガイダンスセンターは、Salesforce 内にある自分専用の学習ライブラリのようなものです。初めて組織の実装を開始するシステム管理者であっても、リストビューのヘルプを受ける営業担当であっても、自分とビジネスニーズに合わせて調整されたあらゆる種類のガイダンスが見つかります。最新の情報を得るために Web サイトを探し回る時間を節約し、必要な結果を達成する方法を学ぶことにより多くの時間を割きましょう。

ガイダンスセンターパネルを開くには、グローバルヘッダーでガイダンスセンターの Trailhead アイコンをクリックします。お勧めのコンテンツへのリンクが多数表示されています。また、会社がコンテンツを追加することもできます。システム管理者である場合、ガイダンスセンターへのコンテンツの追加についての詳細は、このモジュールの最後にある学習パスのリソースを確認してください。

コンテンツは、組織や各自の業務に合わせてカスタマイズされているため、ユーザーによってガイダンスセンターに表示される項目は異なります。たとえば、ガイダンスセンターは、外観は次の条件によって異なります。

• アプリケーションのどの場所を表示しているか
• ビジネスユーザーとシステム管理者のどちらであるか
• 会社が自分に学習を割り当てているか、Salesforce の推奨リソースを無効にしているか

ガイダンスセンターのしくみ

[Guidance Center (ガイダンスセンター)] パネルには、次のセクションが含まれます。

• [Selected for Youあなたに選択済み] (1) には、自分のロールに固有の推奨コンテンツが含まれます。学習パスを介して割り当てられた学習項目に期日はあるが特定のオブジェクトやレコードの場所はない場合、その学習項目もここに表示されます。コンテンツを完了すると、このセクションからコンテンツが削除されます。
• [Salesblazer] (2) には、営業リーダーや専門家が選定して作成し、Salesforce Web サイトで最初に公開されたインサイト、ヒント、戦略が含まれます。[Salesblazer] セクション内のコンテンツは新しいブラウザータブで開きます。[Salesblazer] セクション内の項目をクリックすると、コンテンツが新しいブラウザータブで開きます。項目は、ソースコンテンツが更新 (平均で週に 1 回更新) されるまで [Salesblazer] セクションに残ります。
• [Related to This Page (このページに関連)] (3) セクションには、現在作業中のページに固有のコンテキストコンテンツが含まれます。学習パスを介して割り当てられた学習項目に特定のオブジェクトまたはレコードの場所がある場合、その学習項目もここに表示されます。完了後もコンテンツはこのセクションに表示されたままのため、再度参照できます。そのページに関連するコンテキストコンテンツや課題がない場合、このセクションは表示されません。

ガイダンスセンターの操作に関する他のいくつかのヒントを次に示します。

• パネル内で開く Trailhead モジュールへのリンク。Trailhead やイネーブルメントサイトと同じように、ただし Salesforce ワークフロー内からタイトルをクリックしてモジュールを読み、テストを受けます。モジュールの単元は展開モードで開かれます。コンパクトビューに戻るには、矢印アイコンをクリックします。Trailhead またはイネーブルメントサイトモジュールを全画面幅で参照するには、学習ホームから開きます。
• 新しいブラウザーで開く他のリソースへのリンク。
• ホームに移動するには、パネル上部のホームアイコンをクリックします。
• 戻るには、パネル上部の矢印をクリックします。
• パネルを固定するには、パネル上部の固定アイコンをクリックします。パネルを固定すると、パネルと表示しているページが重ならないようになります。表示しているデバイスとブラウザーの固定の選択内容は Salesforce に記憶されます。組織がガイダンスセンターでイネーブルメントプログラムを使用している場合、パネルはデフォルトでページに固定されます。パネルを固定解除するには、固定アイコンを再度クリックします。
• パネルを閉じるには、パネル上部の [X] をクリックします。パネルを再度開くと、中断した場所が記憶されています。
• 完了した項目を含め、割り当てられたすべての学習を表示するには、[学習ホームに移動] をクリックします。システム管理者には、学習ホームにアクセスするための [学習コンテンツを割り当て] というリンクが表示されます。

簡単ですね。次回、Salesforce で作業するときは、ガイダンスセンターでどのような役立つリソースが用意されているかを確認してください。

ガイダンスセンターの詳細を確認する

Salesforce システム管理者、イネーブルメント管理者、Starter Edition ユーザーのいずれであっても、ガイダンスセンターにはガイダンスセットが含まれており、このセットで経験レベルとビジネス目標に一致するパーソナライズされた設定および学習リソースが提供されます。各リソースセットには、役立つハウツーを提供するための推奨動画、Trailhead モジュール、ヘルプトピック、PDF、アプリケーション内ガイダンスが含まれています。

ガイダンスセンターホームを開くと、最大 2 個のガイダンスセットが表示されます。すべてのガイダンスセットを表示するには、[さらに表示] を選択します。ガイダンスセットの手順を順番に確認することをお勧めしますが、自由に探索しても構いません。リソースを開いてガイダンスセットの手順を完了すると、自動的に完了としてマークされます。

ガイダンスセンターの真の実力はパーソナライズで発揮されます。組織に関連する情報やジャーニーでの自分の位置を反映したガイダンスのみが表示されます。現時点では Sales Cloud のみを設定する場合は、必要な情報にたどり着くために、Service Cloud や Marketing Cloud Engagement に関する提案に苦労して時間をかける必要はありません。多くのガイダンスセットには、任意のアンケートが含まれています。少し時間を取って質問に答えることで、さらにパーソナライズされた推奨事項が提供されます。新しいガイダンスセットが追加されると、通知が届きます。 

リソース

• Salesforce ヘルプ: ガイダンスセンターの探索
• Salesforce ヘルプ: ガイダンスセンターのコンテンツのカスタマイズ
• Salesforce ヘルプ: 学習パス