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プロモーションを作成する

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • コンテキスト定義とルールライブラリを使用して、プロモーションの要件を定義する方法を説明する。
  • クイックプロモーションウィザードの各ステップを説明する。
  • 獲得イベントロイヤルティテンプレートを使用してプロモーションを作成する方法を説明する。

プロモーション要件を定義する

ロイヤルティプログラムではメンバーをエンゲージして購入行動を変える方法としてプロモーションを提供しますが、 プロモーションを作成するためにロイヤルティプログラムを作成する必要はなくなりました。グローバルプロモーション管理を使用すれば、作成するプロモーションのターゲットを非メンバーに特化したり、メンバーと非メンバーを組み合わせたりすることができます。

グローバルプロモーション管理では、マーケティングマネージャーが自社の要件に合わせた価格プロモーションを設計するための標準コンテキスト定義を使用します。このコンテキスト定義は、顧客のカートに適用可能なプロモーションのリストを Eligible Promotions API で取得する場合にも使用されます。

Dorjelean は、ロイヤルティメンバーのみを対象にした 2 つのプロモーションを作成しようと計画しています。

  • Summer Extravaganza (サマーエクストラバガンザ) プロモーション: このプロモーションの目的は、夏季に、トロピカルフルーツの入った爽やかなスムージーと清涼飲料を目玉とする期間限定メニューの売上を押し上げることです。すべてのロイヤルティメンバーは、登録しなくてもプロモーションの対象となります。
  • Social Spark Rewards (ソーシャルスパークリワード) プロモーション: このプロモーションは、アドボカシーを促すことを目的としています。写真で Dorjelean をタグ付けしたり、ソーシャルメディアでチェックインしたりしたロイヤルティメンバーは、次回の注文が 10% オフになる特典と 100 ポイントを受け取ります。

Carlos はこれらのプロモーション要件について組織の管理者と話し合います。そして管理者は、要件に合わせてコンテキスト定義と関連するルールライブラリを作成して有効化します。

Carlos がクイックプロモーションウィザードを使用して 2 つのプロモーションを設定する方法を見ていきましょう。

Summer Extravaganza (サマーエクストラバガンザ) プロモーションを設定する

[DorjeElite Dining Club (DorjeElite ダイニングクラブ)] ロイヤルティプログラムページで、Carlos は [New Quick Promotion (新規クイックプロモーション)] をクリックします。

プログラムの詳細を参照して新規プロモーションを立ち上げるロイヤルティプログラムページ。

プロモーションをすばやく設計して開始できる 7 つの簡単なステップからなるウィザードが開きます。では、各ステップを詳しく見てみましょう。

ステップ 1: プライマリ情報を入力する

Carlos は、プロモーションの基本情報 (名前、期間、コード、Marketing Cloud Engagement ビジネスユニットなど) を入力します。プロモーション期間 (6 月 ~ 8 月) を追加します。優先度の番号を「1」に設定します。同じ種類の複数のプロモーションが存在する場合、優先度の番号が最も小さいプロモーションが適用されます。

クイックプロモーションウィザードの [Enter Primary Information (プライマリ情報を入力)] ステップ。

ロイヤルティプログラム内からウィザードを開始した場合、プロモーションの適用対象はデフォルトでプログラムのロイヤルティメンバーに設定されています。すべての顧客を対象としたプロモーションを開く場合、アプリケーションランチャーからプロモーションコンソールを起動します。

会社のすべてのプロモーションを管理できるプロモーションコンソールアプリケーション。

プロモーションコンソールを使用すると、会社全体のすべてのプロモーションを管理できます。ロイヤルティプログラムとは関係なく、すべての顧客または顧客グループに適用するプロモーションを作成できます。組織に CRM Analytics がある場合、ホームページのダッシュボードでプロモーションのパフォーマンスを分析することが可能です。

ステップ 2: プロモーション対象資格を定義する

次に、Carlos は対象商品、チャネル、メンバー、イベント、登録要件を定義します。

ウィザードの 2 つ目のステップ [Define Promotion Eligibility (プロモーション対象資格を定義)]。

スムージー、清涼飲料、デザート、サラダの各商品カテゴリに関連付けられている夏のカタログを選択します。次のステップで作成するすべてのオファーは、このカテゴリ内の商品に関連します。

次に、プロモーションをオンラインとオフラインの両方で行うことにします。最後に、プロモーションを特定の対象者に対応付けます。対象者は、すべてのロイヤルティメンバー、特定のロイヤルティランク、または Data 360 セグメントを指定できます。今回のプロモーションはロイヤルティプログラムのコンテキストで作成しているため、ロイヤルティメンバーを対象者として選択します。

必要に応じて、顧客の誕生日、記念日などのイベントをプロモーションに定義できます。登録対象資格も設定できます。その場合、登録期間を定義する必要があります。

ステップ 3: プロモーションテンプレートを選択する

このステップで、Carlos はプロモーションのテンプレートを選択します。要件に合わせてどのテンプレートを選択するかを決定する前に、プロモーションルールをリストします。

プロモーションルールの説明を確認してください。必要なテンプレートを特定できますか? この習得度チェックは簡単な自己診断テストで、採点対象ではありません。左側のプロモーションルールの説明を右側の対応するテンプレート名にドラッグしてください。全項目を結び付けたら、[送信] をクリックして習得度をチェックします。もう一度挑戦する場合は、[リセット] をクリックしてください。

Carlos は、プロモーションルールに基づいて選択した 4 つのテンプレートを 1 つずつ設定する準備が整っています。

ステップ 4: プロモーションテンプレートを設定する

テンプレートでは会話言語の形式が使用されているため、簡単に設定できます。Carlos はまず対象資格 (顧客が何を実行する必要があるか) を定義し、次に、顧客が何を受け取るかを定義します。顧客が実行する内容を指定するには、対象商品またはカテゴリを選択する必要があります。同様に、顧客が受け取る内容を決定するには、対象利用者と報奨を選択する必要があります。たとえば、あるカテゴリまたは特定の商品に対して最低支出額または購入数量を指定します。次に、その目標を達成したことへの報奨を定義します。

プロモーションの優先度と同様に、各ルールの優先度を設定できます。1 つの取引に複数のプロモーションルールが適用可能な場合、優先度の値が最小のプロモーションルールが適用されます。

では、Carlos が 4 つのテンプレートをどのように設定するかを見ていきましょう。[次へ] ボタンと [前へ] ボタンを使用してテンプレートを確認していきます。画像をクリックすると拡大できます。

Carlos がテンプレートを追加したら、ウィザードスタックでルールが優先度に基づいてランク付けされます。

ステップ 5: プロモーションの制限を追加する

プロモーションによって収益は増大しますが、会社にコストがかかります。そのため、効果的に収益性を維持してマーケティングコストを管理するために、Carlos はプロモーションに制限を設定します。

プロモーション全体の制限とメンバーが受け取る個々の報奨の制限という 2 種類の制限があります。

Carlos は、プロモーションで提供されるポイントの総数と各メンバーに付与するポイント数を制限します。

プロモーションの制限を定義するウィザードの 3 番目のステップ。

プロモーションによるメンバーへのポイントの付与は、制限の 1,000,000 ポイントに達すると終了します。同様に、このプロモーションで 1,000 ポイントを獲得したメンバーは、それ以上の報奨の対象外となります。

ステップ 6: 分配アセットをデザインする

組織が Marketing Cloud Engagement ビジネスユニットと接続されている場合、プロモーションをマーケティングするメールを送信できます。

Carlos はメールメッセージを設定し、画像、色、デザインを Dorjelean のガイドラインに沿ってカスタマイズします。

メールテンプレートをカスタマイズする [Design Distribution Assets (分配アセットをデザイン)] ステップ。

Carlos が次のステップでプロモーションを有効化すると、グローバルプロモーション管理により、接続された Marketing Cloud Engagement ビジネスユニットでジャーニーが作成され、メール通知が送信されます。

ステップ 7: プロモーションを確認して有効化する

最後に、Carlos はすべてのルールを確認し、プロモーションを有効化します。

プロモーションの詳細を確認してプロモーションを有効化する最後のウィザードステップ。

プロモーションが稼働しました! 次のプロモーションを設定しましょう。

次の動画を視聴して、グローバルプロモーション管理で価格プロモーションを作成する方法を学びましょう。

Social Spark Rewards (ソーシャルスパークリワード) プロモーションを作成する

アドボカシーを促進するため、Carlos は写真で Dorjelean をタグ付けしたメンバーやチェックインしたメンバーに報奨を提供したいと考えています。メンバーは次回注文が 10% オフになる特典を受け取り、投稿あたり 100 ポイントを獲得します。

メンバーが投稿をシェアすると、取引記録実行 API によってロイヤルティ管理で取引記録が生成されます。この取引記録では、種別が [Accrual (獲得)] に、サブ種別が [Social Media (ソーシャルメディア)] に設定されます。取引記録が作成されると、メンバーにポイントを付与するロイヤルティプログラムプロセスルールがトリガーされます。

Carlos は、[Accrual Events (獲得イベント)] ロイヤルティテンプレートを使用して、このルールを設定します。

ルールの詳細が入力された [Accrual Events (獲得イベント)] テンプレート。

サブ種別が [Social Media (ソーシャルメディア)] であるすべての取引を絞り込むルール条件を作成します。その後、クレジットポイントの報奨種別を選択し、ポイント数を定義します。必要に応じて、有効期限の追加と報奨の制限の定義も行えます。

Social Spark Rewards (ソーシャルスパークリワード) プロモーションのロイヤルティプログラムプロセス。

Social Spark Rewards (ソーシャルスパークリワード) プロモーションを有効化すると、ロイヤルティ管理によって関連ルールを含むロイヤルティプロセスが自動的に作成されます。

Note

ロイヤルティ管理では、[Accrual Events (獲得イベント)] テンプレートでのみロイヤルティプログラムプロセスルールが作成されます。他のテンプレートではルールは作成されません。

プロモーションの稼働が開始しました。次は、お客様がこのプロモーションを適用する方法とマーケティング担当者がプロモーションのパフォーマンスを追跡する方法を見ていきます。

リソース

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