学生の支援
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- Future Trailblazer Challenge プログラムに参加している生徒を最も効果的にサポートする方法を特定する。
- プログラムの潜在的な障害を挙げる。
- 講師や補佐するボランティアがプログラムに積極的に関与できるようにサポートする方法を挙げる。
Future Trailblazer Challenge に参加している生徒をコーディネータやボランティアチームがサポートする方法はたくさんあります。その 1 つが、週に 1 度チームと一緒に教室を訪問する日を決めることです。この定期訪問は極めて重要です! コーディネータとボランティアが少なくとも週に 1 ~ 2 時間学校で過ごすことをお勧めします。もちろん、時間を増やせばメリットも大きくなります。
プログラムを開始する前に、Future Trailblazer Challenge の実施に関する前の単元 (特に役割の説明とタイムラインのセクション) を一読するようボランティアに指示します。また、ダウンロード可能な Future Trailblazer Challenge のカリキュラムや生徒用ハンドブックについても言及します。こうした資料を読めば、生徒が推奨の時間内で何を学習していくのかをボランティアが理解しやすくなります。
30 時間のカリキュラムの中で、生徒がチームと協力して取り組む場面が度々あります。コーディネータとボランティアは教室の中を歩きながら、生徒がブレインストーミングを行ってアイデアを検討できるように助けたり、生徒が行き詰っている場合には質問に答えたりします。
講師やボランティアにとってもこうしたプログラムに参加することが初めてである可能性が高いため、30 時間のカリキュラムを始める前に、講師トレーニングとボランティアトレーニングの両方を実施することをお勧めします。トレーニングは、講師やボランティアのことを知り (まだよく知らない場合)、プログラムに関する質問に答える絶好の機会になります。
信頼のおけるパートナーを積極的にサポートするためのヒントを次に示します。
「プログラムは至ってスムーズに進行するはずです」という助言はあまりにも楽観的でしょう。途中でいくつかの問題が発生するかもしれませんが、ボランティアや講師と協力して、そうした障害を克服できるものと私たちは信じています。
途中で生じる得る課題とその解決策を次に示します。
課題 |
解決策 |
生徒にやる気がない。 |
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30 時間で説明すべき内容に講師が圧倒されている。 |
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ボランティアの参加が不規則である。 |
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生徒のプロジェクトがメイカーフェアに間に合わない。 |
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