Future Trailblazer Challenge について

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • Future Trailblazer Challenge の目的と歴史について説明する。
  • Future Trailblazer Challenge の実施に携わる!

Future Trailblazer Challenge とは?

Future Trailblazer Challenge は、創造的なモノづくりに取り組む「メイカー」コンテストのことで、あなたも地域の学校や講師と提携して開催することができます。メイカーとは、現在手に入るものを消費するのではなく、創造的なソリューションを新たに生み出す自立心旺盛な発案者、設計者、改造者です。このプログラムでメイカーとは、現実社会の問題を解決するために独自の道を切り開いていく青少年のことです。

Future Trailblazer Challenge の目的は、青少年が持続可能な開発目標 (SDGs) のうちの 1 つをターゲットとする解決案を考え出すことです。このプログラムのカリキュラムでは、貧困の撲滅、気候変動の緩和、万人に平等と平和をもたらす未来の実現を追求する、17 種類の SDGs について生徒が講習を受けます。また、3D プリンティングや micro:bit (マイクロビット: プログラミング可能な小型電子機器) などの最先端テクノロジを紹介し、生徒が各自のソリューションで活用できるようにします。 

メモ

メモ

SDGs についての詳細は、この単元の末尾の「リソース」セクションにリンクが掲載されている Trailhead モジュールを参照してください。

教室で中学生と一緒に取り組んでいる Salesforce のボランティア。

このチャレンジの数週間にわたって、生徒は教師や意欲的なボランティアの助けを借りながら、チームと一緒に持続可能な未来のビジョンを描いていきます。そしてこのチャレンジの締めくくりに、1 校あるいは数校のチームがメイカーフェアという展示会で各自のプロジェクトをアピールし、投票で最優秀プロジェクトに選ばれることを目指します! 

つまり、Future Trailblazer Challenge は、青少年がその世代が直面する持続可能性の課題に関心を寄せ、行動を起こすよう喚起することを目的としています。世界規模の重大な課題に対処するために、青少年が新たな道を切り開いていけるよう後押しします。

プログラムの歴史

Future Trailblazer Challenge は、サンフランシスコ統一学区 (SFUSD) と Salesforce の緊密な官民パートナーシップに起因します。Salesforce の従業員が教室でボランティア活動を行い、また当社が学校に年間助成金を寄贈したことがきっかけとなって両者のパートナーシップが始まりました(2019 年の助成金についてはこちらをご覧ください)。 

2019 年初頭にこのパートナーシップがさらに発展し、Salesforce と SFUSD の協力のもと Future Trailblazer Challenge プログラムが創設されました。このプログラムの一部である 30 時間のカリキュラムは、世界中で試験的に実施され、ロンドン、ニューヨーク、パリ、シドニー、サンフランシスコ、オークランドで 500 人を超える生徒が参加しました。

サンフランシスコのパイロットプログラムは、地域のコンピュータサイエンスとメイカーの教室で実施されました。そして、TrailheaDX 2019 という Salesforce 屈指の開発者イベントで、7 つの中学校がその成果を競いました。最終選考に残ったチームが、高名な審査員の前で各自のプロジェクトやソリューションを発表しました (以下の動画をご覧ください)。 

生徒のプレゼンテーションは、携帯型の水ろ過システムのような極めて複雑なものから、リサイクルキオスクのゲーム化のようなすっきりシンプルなものまで多岐にわたりました。1 位に輝いたのは SFUSD の Denman Middle School で、「SDG 14: 海の豊かさを守ろう」をターゲットとする、自律型の海洋汚染除去ボートで受賞となりました。同チームは校内にメイカースペースを設置するための寄付金 5,000 ドルを獲得し、各メンバーに Kano コンピュータキットが贈呈されました。

TrailheaDX 2019 で勝利を祝う Denman Middle School のチーム

チャレンジの実施に携わる理由

Future Trailblazer Challenge でのボランティア活動は、次世代の Trailblazer を支援する目的で地域の生徒や講師と一緒に取り組む貴重な体験になります。次のようなメリットがあります。

  • 生徒との心温まる交流
  • 創造力が発揮されるところを見守る高揚感
  • 世界規模の難題に対する取り組みへの参加

ここで、これまでに活躍したボランティアや教師の声をご紹介します。

「持続可能な開発のグローバル目標が何なのかもわかっていなかった子どもたちが、独自のプロトタイプを開発するようになる過程をみて、子どもたちが夢を叶えるための土台を築くという、教育の醍醐味に対する私の信念を改めて認識しました。」Micah Jacobson (Salesforce、Sales Enablement、Learning Experience Design Lead)「私たちのサポートを生徒はとても喜んでくれました。私たちが教室を訪問するということが、生徒にとって大きな意味があるのです。」Joe Houston (Salesforce、Senior Renewal Manager)「生徒のプロジェクトの構築から、進行、発表、そして喜びを分かち合うまでの各ステップでボランティアは生徒と一緒に取り組んでくれました。」Eva Monova (Francisco Middle School、コンピュータサイエンス教諭)

こうしたチャレンジに対する関心が芽生え、参加するにはどうすればよいのだろうと思ったのではないでしょうか? すばらしい! 次の単元で詳しく説明します。実際のところ、次の単元のみならず、このモジュールを修了すれば、Future Trailblazer Challenge やメイカーフェアイベントを企画して実施し、その成果を称えるために必要な知識を身に付け、リソースを活用できるようになります。

リソース