Financial Services Cloud の操作方法

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • Financial Services Cloud の 30 日間無料トライアルバージョンをインストールする。
  • Financial Services Cloud を設定して、ユーザの生産性を大幅に向上させる。

30 日間トライアルを試す

Financial Services Cloud で実行できる優れたすべての機能を学習したところで、無料トライアルで実際に試してみませんか? 事前設定済みのサンプルデータがあらかじめ読み込まれているため、すぐに新しい組織でいろいろ試してみることができます。試した後で、アカウントエグゼクティブやソリューションエンジニアの助けを借りて、そのトライアル組織を本番組織に移行することができます。追加のインストールは不要です。

では実際に、Financial Services Cloud に自分の世界を設定してみましょう。まずは自身を登録します。

唯一の注意点は、登録するときに、Salesforce に認識されていないメールアドレスを使用することです。登録プロセス用に新しいメールアカウントを作成することをお勧めします。

次のクイックビデオはトライアルの登録手順の説明で、実際の登録時に何をすべきかがわかります。動画を見た後、登録を済ませて準備を整える手順を説明していきます!

他の人の登録手順を確認したら、自身を登録してトライアルバージョンの設定に取りかかりましょう。

  1. 30 日間トライアルにはこのフォームを使用してサインアップします。登録フォームのスクリーンショット。名、姓、役職、メール、電話、会社名、従業員数、国、州、業種などの項目があります。さらに [マスターサブスクリプション契約に同意します] というチェックボックスと、[無料トライアルを開始] ボタンがあります。
  2. フォームに各自の値を記入します。指定したメールアドレスがこの新しいトライアル組織のユーザ名になります。ユーザ名は Salesforce のすべてのインスタンスでグローバルに一意でなければなりません。そのため、Salesforce に認識されていないメールアカウントを使用する必要があります。それ以外はインストールに失敗します。
  3. トライアルバージョンで何らかの操作をする前に、メールに移動してアカウントを確認します。

メールが届いていれば、始めましょう。届いていない場合は、1 ~ 3 分置いてから、スパムフィルタを確認してみてください。

もう一度チェックします。メールが届いていましたか? まだ届かない場合は、Salesforce にお問い合わせください。

このメールには次の情報が記載されています。
  • Financial Services Cloud へのログインに使用する URL: https://login.salesforce.com
  • 各自のユーザ名 (登録で使用した一意のメールアドレス)
  • 便利な [アカウントを確認] ボタン

このすべてを確認したら、[アカウントを確認] をクリックしてパスワードを設定します。

  1. 新しいパスワードを入力します。
  2. セキュリティの質問とその答えを選んで、[パスワードの変更] をクリックします。

登録が済んだら、トライアルバージョンの設定方法を見ていきましょう。

ドメインの命名

何らかの操作を行う前に、ドメインを設定してリリースする必要があります。手順は次のとおりです。
  1. 設定 をクリックし、[設定] を選択します。
  2. [クイック検索] ボックスに、「私のドメイン」と入力します。
  3. [私のドメイン] をクリックします。[私のドメイン] ページのスクリーンショット。[ドメイン名を選択] ボックスは白で、完了していない他のボックスは青で表示されています。
あなたのドメインとは、salesforce.com の各自のホーム URL です。このドメインは、次のような楽しみな各種操作に使用できます。
  • ログインセキュリティポリシーの設定
  • カスタムログインページの作成
  • Financial Services Cloud の各自のインスタンスのブランド設定
では、ドメインの命名規則を見ていきましょう。名前を選ぶときは、次の点を考慮します。
  • www、salesforce、Heroku などの予約済みの単語や頭字語を使用しない。
  • ドメイン名の先頭を root または status という単語にしない。
  • ドメイン名は 40 文字以下にする。
  • ドメイン名の先頭および末尾にハイフンは使用できない。

これさえ守れば、好きな名前を付けることができます!

ドメインに名前を付けたいと思いますか? このドメインはトライアルのインストール用のため、個人的な名前にします。この組織を本番組織に移行するつもりの場合は、よりプロフェッショナルな名前を使用します。ドメイン名を後で変更する場合は、Salesforce カスタマーサービスに連絡する必要があります。
  1. サブドメイン名を入力し、[使用可能か調べる] を選択してすでに使用中でないことを確認します。
  2. 名前が使用可能であることを確認したら、[ドメインの登録] をクリックします。

ドメインを登録してから確認メールを送信するまでに数分要します。この間にコーヒーやお茶を淹れに行くといいかもしれません。

登録の確認およびドメインのリリース

これでドメインが登録されました。登録を確認してから、ドメインをユーザにリリースしてロールアウトし、独自のドメインの素晴らしき世界に足を踏み入れられるようにします。手順は次のとおりです。

その日のうちに、30 日間トライアルを最大限活用する方法に関する有益情報を記したメールを受信します。ドメインのリリース手順を示す Salesforce サポートからのメールより前に、このメールが表示されることがあります。開始したくてうずうずしていることでしょうが、トライアル組織が正しく機能することを必ず確認してください。いずれかのリンクをクリックする前に、support@salesforce.com からのメールの到着を待ちます。このメールは「Salesforce ドメインのテスト準備完了」というような件名です。メールに記載の手順に従ってドメインをリリースしたら、トライアル組織のあちこちを好きなだけ操作できます。

  1. ログインするには、ドメイン登録メールのリンクをクリックして、ドメインの作成に使用したユーザ名とパスワードでログインします。
  2. (省略可能) 携帯電話に登録します。
  3. 設定 をクリックし、[設定] を選択します。
  4. [クイック検索] ボックスに「私のドメイン」と入力し、[私のドメイン] を選択します。
  5. [私のドメイン] ペインが開いたら、[ユーザにリリース] をクリックします。
  6. ドメインを本当にリリースするかどうかを尋ねられます。[OK] をクリックします。

ドメインが登録されロールアウトされたら、次のステップに進むことができます。

Einstein Analytics を使いこなして多くのインサイトを表示

Financial Services Cloud のトライアルバージョンは、Einstein Analytics という独自の天才的な組み込み AI に統合されています。この AI を機能させるためには、Einstein が必要なデータを取得できるようにします。どのように行うのでしょうか? Financial Services Cloud からデータを Einstein Analytics に転送する定期的なデータフローを設定します。

  1. ナビゲーションバーにある アプリケーションランチャーアイコン をクリックして、アプリケーションランチャーを開きます。
  2. アプリケーションランチャーで、[Analytics Studio] を見つけて選択します。
  3. Analytics の [設定] メニュー (設定ギアアイコン) から、[データマネージャ] をクリックします。
  4. [データフロー] タブを選択します。
  5. [Client Segmentation のデータフロー] で、選択リストから [スケジュール] を選択します。
  6. 必要に応じてデータフローをスケジュールします。たとえば、ロサンゼルスタイムゾーンの毎週日曜日の午前 4 時に設定します。どの程度の頻度で? Financial Services Cloud のデータの更新頻度に左右されます。この設定は後からいつでも変更できます。
  7. 変更内容を保存します。データフローは毎日午前 4 時に読み込まれますが、現時点で読み込んで、Analytics がサンプルデータで何を検出するか見てみましょう。
  8. [Client Segmentation のデータフロー] で、選択リストから [今すぐ実行] を選択します。
  9. データが読み込まれたかどうかを確認するには、[更新] 更新アイコン をクリックします。

データの読み込みに数分かかることがあります。データが読み込まれると、アイコンがチェックマーク付きの六角形に変わります。 チェックマークアイコン

数分経っても緑のチェックマークが表示されない場合は、ページを更新してから、もう一度選択リストの [データフロービュー] を選択します。

ユーザーの作成

組織を立ち上げたら、ユーザを何人か追加してみましょう。システムを設定した本人はシステム管理者となり、自動的にユーザ設定されます。1 人きりの個人事業でない限り、このシステムにアクセスする予定の全員のユーザレコードを作成する必要があります。そして、これらのユーザに必要なレベルのアクセス権を付与する権限を割り当てます。

では、架空のユーザを作成して、そのユーザに Financial Services Cloud にアクセスする適切な権限を割り当てましょう。後からこの手順に従って自身のユーザを作成できます。
  1. アプリケーションランチャー (アプリケーションランチャーアイコン) で、[Wealth Management] を見つけて選択します。
  2. 設定 をクリックし、[設定] を選択します。
  3. [クイック検索] ボックスに「ユーザ」と入力し、[ユーザ] を選択します。
  4. [新規ユーザ] をクリックします。
  5. [名] に、ユーザの名を入力します。
  6. [姓] に、ユーザの姓を入力します。
  7. [メール] に、ユーザのメールアドレスを入力します。
  8. ユーザ名には、別のメールアドレスを入力することも、先ほど入力したメールアドレスを使用することもできます。ユーザ名は Salesforce のすべてのインスタンスで一意でなければなりません。
  9. [ロール] には、[未指定] を選択します。
  10. [ユーザライセンス] には、[Salesforce] を選択します。
  11. [プロファイル] には、[アドバイザー] を選択します。
  12. 残りの項目はすべてそのままにして [保存] をクリックします。

ユーザ権限の設定

ユーザにどのようなアクセス権を付与したいと考えていますか? 基本的な権限から始めれば間違いありません。権限は後からいつでも追加できます。最初に、ユーザに適切な権限セットライセンスを割り当て、ユーザが適切な権限セットにアクセスできるようにします。
  1. アプリケーションランチャー (アプリケーションランチャーアイコン) で、[Wealth Management] を見つけて選択します。
  2. 設定 をクリックし、[設定] を選択します。
  3. [クイック検索] ボックスに「ユーザ」と入力し、[ユーザ] を選択します。
  4. 前のステップで作成したユーザをクリックします。
  5. [権限セットライセンスの割り当て] にカーソルを置いて、[割り当ての編集] をクリックします。 ユーザページ。[権限セットライセンスの割り当て] が強調表示されています。
  6. [Financial Services Cloud Standard][Analytics Embedded App] 権限セットライセンスを有効にします。
  7. 変更内容を保存します。
これで、適切な権限セットをユーザに割り当てる準備ができました。
  1. ユーザページに戻り、[権限セットの割り当て] にカーソルを置いてから、[割り当ての編集] をクリックします。
  2. [利用可能な権限セット] から、[アドバイザーアクセス] を選択して [追加] をクリックします。
  3. [利用可能な権限セット] から、[Financial Services Cloud Standard] を選択して、[追加] をクリックします。
  4. 変更内容を保存します。

Financial Services Cloud の起動

アプリケーションランチャー (ナビゲーションバーにある アプリケーションランチャーアイコン) で、[Wealth Management] を見つけて選択します (表示されていない場合は [ホーム] をクリックして戻ります)。サンプルデータを読み込んだ真新しいトライアルバージョンが表示されます。

Financial Services Cloud のホームページ。グラフと、アシスタントに実行すべき項目が表示されています

Financial Services Cloud を操作し始めると、その内容に応じてホーム画面が変化します。以下は、さらにデータを入力した後のホーム画面の例です。

Financial Services Cloud のホームページ。グラフと、アシスタントに実行すべき項目が表示されています。

冒険は始まったばかりです。

真新しい Financial Services Cloud 組織でいろいろ試すことができるようになったところで、自身のニーズに合わせてカスタマイズする方法を見ていきましょう。

リソース

著作権

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