フローを本番組織にリリースする
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- フローを送信変更セットに追加する。
- フローテストを送信変更セットに追加する。
- 受信変更セットをリリースする。
- 本番組織にリリースした後でフローを検証して有効化する。
Sandbox から本番環境へ
フローを計画し、テストを作成し、適切なユーザー権限を設定し、制限に達しないようにフローを作成して、潜在的なエラーにも対処しました。そしてもちろん、これらはすべて Sandbox で行いました。フローの準備ができましたので、本番組織に移行します。Sandbox から本番組織にフローをコピーするには、まずフローを送信変更セットに追加します。

変更セットはスーツケースのようなもので、ある場所から別の場所へと情報を運ぶための入れ物です。具体的に言えば、設定項目を変更セットというケースに詰め込むことで、それらを Sandbox から対応する本番組織へ移動できるようにします。設定項目には、カスタムオブジェクトや項目、入力規則、ページレイアウトなどが含まれます。
Sandbox で送信変更セットを作成する
Trailhead Playground では変更セットがサポートされていないため、次の手順を再現することはできません。その代わりに、Sandbox から本番組織へフローをリリースする動画チュートリアルを視聴してください。使用できる Sandbox がある場合は、自分のフローとフローテストを使って一緒に進めることもできます。
あと少しで 完成
ですが、お祝いの準備をするのはまだ早いです。フローを本番組織にリリースした後も、まだやることが残っています。
フロートリガーエクスプローラーを更新する
レコードトリガーフローの場合、フローがフロートリガーエクスプローラーの正しい位置にあることを確認します。必要に応じてフローの配置を調整します。フロートリガーエクスプローラーの詳細については、「レコードトリガーフロー」バッジの「フロートリガーエクスプローラーの概要」単元を参照してください。
もう一度デバッグする (ロールバックあり)
Sandbox と本番組織の違いによって問題が発生しないことを確認するため、フローをもう一度デバッグします。フローがスケジュールフローまたは自動起動フローの場合は、本番組織のデータに影響を与えないように、デバッグフローウィンドウで [Run flow in rollback mode (ロールバックモードでフローを実行)] を選択します。
![[Run flow in rollback mode (ロールバックモードでフローを実行)] 設定が強調表示されたデバッグフローウィンドウ。](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto,fl_lossy,q_70/learn/modules/flow-implementation-2/deploy-your-flow-to-production/images/ja-JP/9290fba612f49db49db48bbc8c49b3fc_i.37.jpg)
正しいバージョンのフローを有効化する
フローが想定どおりに動作していることを確認できたら、有効化します。デフォルトでは、変更セットはフローが無効化された状態でリリースします。元の Sandbox で有効なフローバージョンがあった場合でも同様です。ただし、変更セットにはそのフローのすべてのバージョンが含まれるため、正しいバージョンを有効化していることを必ず確認してください。
なぜフローに複数のバージョンが存在するのでしょうか。[Save As New Version (新しいバージョンとして保存)] をクリックしてフローを保存すると、新しいバージョンとして保存されるためです。
![[Save As (名前を付けて保存)] ウィンドウで [A New Version (新しいバージョン)] が選択されている画面。](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto,fl_lossy,q_70/learn/modules/flow-implementation-2/deploy-your-flow-to-production/images/ja-JP/567c20d0c9295bd285ad8958f4eb4d91_i.38.png)
フローに 1 つのバージョンしかない場合は、フローを開いて [Activate (有効化)] をクリックすることで有効化できます。一方、Sandbox から複数のバージョンを含むフローをリリースした場合は、どのバージョンを有効化するかを再確認するのがベストプラクティスです。フローのすべてのバージョンを表示するには、有効化したいフローの横にある
をクリックし、[View Details and Versions (詳細とバージョンを表示)] を選択します。
![いずれかのフローバージョンの行で [Activate (有効化)] リンクが強調表示されたフロー詳細画面。](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto,fl_lossy,q_70/learn/modules/flow-implementation-2/deploy-your-flow-to-production/images/ja-JP/60c546690565f7a62052b86cf09e3bac_i.40.jpg)
正しいバージョンを確認したら、そのバージョンの行で [Activate (有効化)] をクリックします。
Flow Builder からも、フローの異なるバージョンを表示できます。ヘッダーバーで
をクリックして、現在のフローのほかのバージョンにアクセスします。
![現在のフローのバージョン一覧を表示している [Versions (バージョン)] メニュー。](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto,fl_lossy,q_70/learn/modules/flow-implementation-2/deploy-your-flow-to-production/images/ja-JP/e3d3e55de986bfab725ece1c1975413a_kix.lys152u87r23.png)
メニューからバージョンを選択すると、新しいタブでそのバージョンが開きます。
ユーザーがフローを開始できることを確認する
画面フローおよび自動起動フローの場合は、フローにユーザーがアクセスできることを確認します。少なくとも 1 人のユーザーとしてログインし、そのユーザーがフローまたはフローをトリガーする要素を確認できることを確かめます。せっかくフローを作成しても、誰にも利用されなければ意味がありませんから。
ユーザーに知らせる
フローの想定ユーザーに、フローが存在することを伝え、使用方法の手順やドキュメントを提供します。ユーザーが勝手にフローを見つけて自力で正しく使えるだろうと期待すると、失望する可能性が高いです。
フローが活用されるために フローが活用されるために
これらの手順を完了すれば、とりあえずフローは形になります。でも実際には、フローが完成することはありません。ユーザーがフローを使い始めると、まず間違いなく、改善の要望が出されたり、想定外の使い方をされたりします。これらの「フローの実装」バッジで学んだことをすべて活用し、Sandbox で変更を作成およびテストしてから、本番組織にリリースしてください。
![[Sample Flow Report: Screen Flows (サンプルフローレポート: 画面フロー)] レポートには、実行されたフロー、各インタビューの状況、ユーザーが画面の完了までに要した時間が表示されます。](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto,fl_lossy,q_70/learn/modules/flow-implementation-2/deploy-your-flow-to-production/images/ja-JP/8f84063b6872b9e7c68f13eb00d96f61_i.41.jpg)
リソース
