あらゆる場所で作業する
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- Field Service Mobile アプリケーションを携帯電話にダウンロードする。
- 組織にログインする。
- スケジュール、在庫、地図を表示する。
- 作業を完了済みとしてマークする。
はじめての Field Service Mobile
James は、Field Service モバイルアプリケーションを使用する前に、携帯電話にダウンロードする必要があります。Android 端末で Play Store にアクセスし、Field Service を検索します。 アイコンを見つけ、携帯電話にアプリケーションをダウンロードします。iPhone の場合は、Apple の App Store からダウンロードします。
これでログインできるようになりました。 James は Maria から Ursa Major ドメインへのログイン方法について説明を受けていたため、するべき操作はわかっています。
- [カスタムドメインを使用] をクリックします。
- Salesforce 組織の会社固有の [私のドメイン] の名前を入力します。James が
ursamajor
と入力すると、自動的に .my.salesforce.com が追加されます。 - [続行] をクリックします。
- ユーザー名とパスワードを入力し、[ログイン] をクリックします。
- [許可] をクリックしてアプリケーションに必要なアクセス権を許可します。
これで、James は携帯電話からオフィスにアクセスできるようになりました。それでは、この新たに手に入れた機能で何ができるかを見ていきましょう。
Field Service モバイルアプリケーションを試してみる
James がアプリケーションを開くと、最初に表示されるのは今日のスケジュールとその操作方法です。
- カレンダー (1) — タップして、別の日の予定を表示します。
- 地図 (2) — ズームインして、地図上でのサービス予定の表示、サービス予定の詳細確認、車での行き方の確認を行います。
- サービス予定のリスト (3) — タップして、特定のサービス予定の詳細を表示します。 をタップするとメニューが開き、車での行き方をすばやく確認できます。
- クイックアクションのリスト (4) — プルアップして、新規 ToDo や新規メモなど、利用可能なクイックアクションやグローバルアクションを表示します。
- ナビゲーションバー (5) — アイコンをタップして、主要な項目にアクセスします。1 日のスケジュール、サービス予定に必要な在庫、システムや派遣担当者からの通知、自分のプロファイルを確認できます。
James は、ズームインして地図上ですべての予定を確認します。それぞれの予定はどれも場所が非常に近く、渋滞もそれほどないため、いい 1 日になりそうです。
James は最初の予定をクリックして、作業指示の詳細を表示します。
作業指示 (1) で、James は作業を行うために必要な詳細情報を確認します。
-
ペイン (2)。作業に関する詳細情報が表示されます。あなたの会社のモバイルアプリケーションでは、異なるものが表示される可能性があります。Ursa Major の場合、次のペインがあります。
- 概要: 予定の場所の地図と詳細情報。James はスクロールダウンして、名前や電話番号など、予定の取引先責任者情報を確認します。サービス対象のアセットのサービス履歴も表示されます。サービス対象は太陽熱温水器で、1 年前にも水漏れの修理で訪問したことがあります。
- 詳細: 作業指示番号、サービステリトリー、所有者、状況。
- 関連: 作業指示品目、サービス予定、スキル要件、子作業指示を含む関連リスト。いずれもタップして、詳細を確認できます。
- フィード: 派遣作業員と本拠地間のコミュニケーション。たとえば、派遣担当者からさらに情報が必要な場合、ここに投稿できます。また、過去の投稿を読んで、「近所に吠える犬がいる」といった詳細を確認することもできます。
- アクションを表示 (3)。プルアップして、メモや新規 ToDo の作成など、サービス予定で利用できるアクションを確認します。
基本を確認できた James は、さらに詳しく機能を見ていくことができます。
仕事に取りかかる
当日の朝、James は [Inventory (在庫)] をタップして、バンに何が積んであるのかを確認します。バンの中をざっと見て、在庫が正確であることを再度確認します。次に、地図をクリックして、最初の予定への行き方を確認します。
James は道順に従って最初の予定に向かいます。最初のサービス予定は、水漏れしている太陽熱温水器の故障修理です。[概要] ペインをスクロールダウンして、この住所のサービス履歴を確認します。以前にもこの問題が発生したことがあるため、前回どのように修理されたかを把握します。バンから降りる前に、在庫をもう一度見直して、このタイプの温水器を修理するために必要な部品在庫と工具があることを確認します。知識で準備万全にして、お客様を訪問します。
修理はかなり簡単なようです。屋根の上で、James は作業を始める前に温水器の写真を撮ります。作業が終わったら、お客様が作業内容を確認できるように、もう 1 枚写真を撮ります。作業が完了すると、James は [アクションを表示]、[Complete Work (作業を完了)] の順にクリックし、フローのペインの手順に従って、作業を完了としてマークします。
このモジュールでは、システム管理者は管理パッケージをインストールし、派遣作業員にアクセス権を付与しました。派遣作業員は携帯電話にモバイルアプリケーションをインストールして、機能を確認し、作業を完了するために使用しました。