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組織の準備を整える

学習の目的

このモジュールを完了すると、次のことができるようになります。

  • ロイヤルティプログラムとパートナーの関係を説明する。
  • ロイヤルティ管理の特別な Developer Edition 組織にサインアップする。
メモ

メモ

日本語で受講されている方へ
Challenge は日本語の Trailhead Playground で開始し、かっこ内の翻訳を参照しながら進めていってください。Challenge での評価は英語データを対象に行われるため、英語の値のみをコピーして貼り付けるようにしてください。日本語の組織で Challenge が不合格だった場合は、(1) この手順に従って [Locale (地域)] を [United States (米国)] に切り替え、(2) [Language (言語)] を [English (英語)] に切り替えてから、(3) [Check Challenge (Challenge を確認)] ボタンをクリックしてみることをお勧めします。

翻訳版 Trailhead を活用する方法の詳細は、自分の言語の Trailhead バッジを参照してください。

メモ

前提条件

このモジュールを始める前に、前提条件となるコンテンツを修了し、準備を整えたうえで受講するようにしてください。 

推奨

最強のパートナーと組む

成功しているロイヤルティプログラムは、「プログラムメンバーに最大の価値をもたらす」という目標を中心に据えています。つまり、利用頻度の高いお客様は報奨やエクスペリエンスを享受できるようにし、利用頻度がさほど高くないお客様には適切なインセンティブを用意するということです。お客様に価値をもたらす 1 つの方法として、外部パートナーの商品やサービスを報奨にすることが考えられます。なぜでしょうか? お客様が求めている特定の種類の商品やサービスがあなたの会社の商品ポートフォリオにない場合、パートナーシップがお客様にさらなる価値をもたらす優れた手段になるためです。 

こうしたプログラムパートナーのことを何というのでしょうか? ロイヤルティプログラムのパートナーですから、ロイヤルティプログラムパートナーです。ロイヤルティプログラムパートナーとは、相互の利益を求めて提携する企業またはブランドのことです。 

Cloud Kicks のスタッフはこの点を念頭に、自社のロイヤルティプログラムである Cloud Kicks Inner Circle を進化させ、ロイヤルティプログラムパートナーを見つけたいと考えています。現行のプログラムが開始されてから随分時間が経っており、報奨は今なお Cloud Kicks 商品のみで構成されています。 

ロイヤルティプログラムマネージャーの Mary Levy は、プログラムのパフォーマンスを定期的に確認しています。パフォーマンスに関する最近のインサイトによると、メンバーは他の種類の商品でもポイントを獲得できるようにして欲しいと思っているようです。そこで Mary は、プログラムを補強するパートナーの選定に着手します。 

熟考の末、パートナーとしてロイヤルティプログラムに参加してもらうブランドを Ursa Major Solar と Kacy Retail の 2 社に絞り込みました。両社の概要を簡単にご紹介します。 

Ursa Major Solar

Ursa Major Solar はソーラーパネル、インバーター、チャージコントローラー、バッテリーなどの部品を販売する企業で、ソーラーシステムやサービスパッケージも扱っています。Ursa Major Solar を Cloud Kicks のパートナーにするのは妙な取り合わせと思うかもしれませんが、Mary には確固たる根拠があります。 

昨今のお客様は、生活のあらゆる面でサステナビリティを追求し、日常生活や使用する商品に高い意識を向けています。Ursa Major Solar は、再生可能エネルギー業界で担うその役割に加え、環境活動や社会活動にも真摯に取り組んでおり、ロイヤルティパートナーとして申し分ありません! 

持続可能な活動に取り組んでいる人々

Cloud Kicks が Ursa Major Solar と提携し、特定の部品を報奨に加えれば、環境に対する意識の高いお客様にアピールできます。

Kacy Retail

化粧品やウェルネス業界も活発なビジネスで、市場の多様な層の消費者を対象にしています。Kacy Retail は、その名が示すとおり、美容、ウェルネス、ファッション商品を扱う小売企業です。 

Mary は Kacy Retail との提携で、Cloud Kicks の商品ポートフォリオの隙間を埋めたいと考えています。 

パートナーとプログラムの関係を理解する

パートナーシップにより、パートナーの新しい商品やサービス、報奨がプログラムに追加され、ロイヤルティに共創的な価値がもたらされますが、この報奨にまつわる資金はパートナー自身が負担します。メンバーがパートナーの店舗で買い物をするたびに、パートナーに負債が発生します。ここで、パートナーの負債のしくみを検討します。 

メンバーとプログラム間、パートナーとプログラム間をつなぐ双方向の矢印が、データが双方向に送られることを示しています。

メンバーがパートナーの商品を購入すると、メンバーにロイヤルティプログラムのポイントが付与され、パートナーに収益がもたらされます。このポイントには金銭的価値があるため、パートナーにこの分の負債が発生します。プログラムからパートナーにこの負債の請求が行われ、パートナーがプログラムに請求額を支払います。 

メンバーがポイントを利用するときは、この逆のことが起こります。ポイントを使って買い物をした場合はプログラムに負債が発生し、プログラムがポイント分の金銭的価値をパートナーに支払わなければなりません。

このモジュールでは、Mary が Cloud Kicks Inner Circle ロイヤルティプログラムにパートナーを設定するところを見ていきます。 

ロイヤルティ管理を搭載した Developer Edition 組織にサインアップする

このモジュールを受講するためには、ロイヤルティ管理とサンプルデータを搭載した特別な Developer Edition 組織が必要です。このモジュールの Challenge に取り組めるように、ここで無料の Developer Edition を入手して Trailhead に接続します。 

この Developer Edition は、このバッジの Challenge 用に設計されているため、他のバッジでは機能しないことがあります。使用している Trailhead Playground や特別な Developer Edition 組織が推奨されているものであることを必ず確認してください。

  1. ロイヤルティ管理を搭載した無料の Developer Edition 組織にサインアップします。
  2. フォームに入力します。[Email (メール)] に、有効なメールアドレスを入力します。[Username (ユーザー名)] に、メールアドレス形式の一意のユーザー名 (例: yourname@lm4ever.com) を入力しますが、有効なメールアカウントである必要はありません。
  3. フォームに入力したら [Sign me up (サインアップ)] をクリックします。確認メッセージが表示されます。
  4. アクティベーションメールを受信したら (数分かかる場合があります)、そのメールを開いて [Verify Account (アカウントを確認)] をクリックします。
  5. パスワードと確認用の質問を設定して、登録を完了します。ヒント: 後でアクセスしやすいように、自分のユーザー名、パスワード、ログイン URL をメモしてください。
  6. Developer Edition にログインした状態になります。

新しい Developer Edition 組織を Trailhead に接続します。

  1. Trailhead アカウントにログインしていることを確認します。
  2. このページの最下部にある「Challenge」セクションで Playground 名をクリックし、[組織を接続] をクリックします。
  3. ログイン画面で、先ほど設定した Developer Edition のユーザー名とパスワードを入力します。
  4. [Allow Access? (アクセスを許可しますか?)] 画面で [Allow (許可)] をクリックします。
  5. [この組織をハンズオン Challenge 用に接続しますか?] 画面で [はい] をクリックします。保存します。Challenge ページにリダイレクトされたら、このバッジの獲得を目指して新しい Developer Edition を使用できます。

ロイヤルティ管理が有効になった組織の準備ができたところで、パートナーを設定する方法を見ていきましょう。次の単元では、Mary がパートナーと商品をプログラムに追加して、パートナーの請求種別を定義する方法を学習します。

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