Event Monitoring Analytics アプリケーションを作成する

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • Event Monitoring Analytics を使用するように組織を準備し、ユーザ権限を設定する。
  • 権限セットライセンスと権限セットの違いを説明する。
  • 設定ウィザードを使用して Event Monitoring Analytics アプリケーションを作成する。

では始めましょう

DTC Electronics の分析のプロという新たな役割をこなすあなたは、Event Monitoring Analytics をなんとか今日のうちに立ち上げ、明日レポートのダウンロードの推移や問題について最高情報責任者 (CIO) と協議できるようにしたいと考えています。では、短時間で設定する方法をできれば楽しみながら学んでいきましょう。

この後、組織で Event Monitoring Analytics を有効にしてから、他のユーザにアクセス権を付与し、各自が実行できる内容を決定します。準備はいいですか? 

Event Monitoring Analytics を有効にする

前の単元でサインアップした Tableau CRM 対応の Developer Edition 組織では、Tableau CRM がすでに有効になっています。ただし、まず組織で Event Monitoring Analytics を有効にする必要があります。次の簡単な手順を実行します。

  1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「イベント」と入力し、[イベントモニタリング設定] を選択します。
  2. [Analytics アプリケーションでイベントログデータを表示] を有効にします。
メモ

メモ

組織の設定によっては、[イベントモニタリング設定] ページに [ログインフォレンジックを有効化] などの他の設定が表示されることがあります。あなたがオプションを選択するのはこのステップ 2 のみです。

権限を確認する

組織には有効なユーザがすでに数人存在します。あなたもその 1 人です。もう 1 人は CIO の Julie Chavez です。あなたが現在使用しているアカウントはこのモジュール向けに特別に設定されたもので、この組織の管理者権限がすべて付与されています。この 1 つのアカウントで事足りるのであれば、それに越したことはありません。けれども現実には、必要とするアクセスレベルの異なるさまざまなロールの多数のユーザのニーズに対応することがあなたの任務です。Trailhead では現実に近い状況を想定しています。たとえば、Julie はレポートの推移や問題に関する報告だけを求めているのではなく、彼女自身がダッシュボードを表示できるアクセス権も求めています。

ですから、Julie が閲覧できるように次のことを行います。

  • Event Monitoring Analytics を使用する権限を付与する。
  • ダッシュボードを表示できるアクセス権を付与する。

Event Monitoring Analytics のすべての情報にアクセスできる最高権限を誰にでもむやみに与えるわけにはいきません。エグゼクティブにも必要なことだけを実行できる専用の権限セットを割り当てます。CIO や他のユーザが、システム管理者であるあなたとまったく同じことができるようにする必要はありません。Tableau CRM では、各アプリケーションのセキュリティを細かなレベルで管理できます。ですから、CIO がその業務の遂行に必要な情報のみにアクセスできる権限セットを割り当てます。 

権限セットライセンスと権限セットの違い

権限セットライセンスという言葉は長いうえ、権限セットと混同されがちです。けれどもこの 2 つは別物のため、Event Monitoring Analytics の設定時には明確に区別しておく必要があります。ここでは混乱しないように、権限セットライセンスにその略称の PSL を使用します(略語にうんざりしている方は「権限セットライセンス」と言い換えても構いません)。

ここではたとえを用いて、わかりやすく説明します。PSL はパスポートのようなものです。パスポートによって旅行する権利が与えられますが、適正なビザがなければ Event Monitoring Analytics の偉大な領地を訪れることができません。権限セットはビザのようなものです。3 日間の観光ビザ、就労ビザなど、具体的に何をするのかに応じたビザを取得できます。自分が望むことをすべて行うためには、パスポートとビザの両方が必要です。同様に、各ユーザに少なくとも 1 つの PSL と 1 つの権限セットを割り当てる必要があります。

都合の良いことに、標準権限セットというものがあり、PSL と権限を同時に割り当てることができます。

標準権限セットを割り当てる

では、Julie に標準権限セットを割り当てましょう。次のいずれかのセットを選択できます。

標準権限セット

対象

Event Monitoring Analytics 管理者

Event Monitoring Analytics のアプリケーションやデータフローの作成やカスタマイズを行うユーザ

Event Monitoring Analytics ユーザ

Event Monitoring Analytics のアプリケーションを表示するユーザ

ここでは、「Event Monitoring Analytics ユーザ」標準権限セットを Julie に割り当てます。後々、Julie にさらなるアクセス権が必要になった場合は、他の標準権限セットを割り当てることができます。

メモ

メモ

権限セットや PSL に詳しい方ならば、Julie に数種類の割り当てがあらかじめ読み込まれていることに気が付いたのではないかと思います。よく見ると、「Wave Analytics Trailhead Explorer」権限セットと「Analytics Platform」PSL に割り当てられています。この 2 つに割り当てられているということは、「Event Monitoring Analytics ユーザ」権限セットにも自動的に割り当てられていることを意味します。なぜ重複して割り当てるという不必要なことを行うのでしょうか? 現実の世界ではあらかじめ読み込まれているものは 1 つもなく、すべてあなた自身で割り当てる必要があるためです。ですから、ここで練習しておきましょう!

  1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに権限セットと入力し、[権限セット] を選択します。

「Event Monitoring Analytics」標準権限セットが強調表示されている [権限セット] ページ

       2.[Event Monitoring Analytics ユーザ] 権限セットをクリックします。

       3.[割り当ての管理] をクリックします。

       4.[割り当てを追加] をクリックします。

       5.[Julie Chavez] を選択して、[割り当て] をクリックします。

       6.[完了] をクリックします。

いつでも標準権限セットをコピーして、独自のカスタム権限セットを作成できます。

Event Monitoring Analytics アプリケーションを作成する

もう一息です! いよいよアプリケーションを作成します。「Tableau CRM アプリケーションの基本」モジュールを修了している場合は、高速基本作成オプションを使用してアプリケーションを作成しています。ここでは、カスタムオプションを使用して、組み込みの設定ウィザードを試してみます。

作業中は、常にその目標を念頭に置いておきます。ここでの目標は、Event Monitoring Analytics の作業バージョンを取得して、組織におけるユーザのレポートダウンロードアクティビティを示す主要業績評価指標 (KPI) や総計値にすばやくアクセスできるようにすることです。

メモ

メモ

このモジュールの 1 つ目の「Event Monitoring Analytics を使い始める」単元をまだ受講していない場合は、その単元から取り組んでください。1 つ目の単元で、Tableau CRM 対応の Developer Edition 組織にサインアップします。このモジュールの残りの手順を実行するためにはこの特別な組織が必要です。以前に別のトレイルで設定した Developer Edition 組織や、普段使用している Trailhead Playground 組織では Event Monitoring Analytics が機能しません。

  1. アプリケーションランチャー (アプリケーションランチャーアイコン) で、[Analytics Studio] を見つけて選択します。
  2. [作成] をクリックして、[アプリケーション] を選択します。[作成] メニューが表示され、[アプリケーション] オプションが強調表示されている Tableau CRM Analytics Studio ページ
  3. 検索バーに Event Monitoring Analytics アプリケーションと入力します。
  4. [Event Monitoring Analytics アプリケーションテンプレート] をクリックしてから、[続行] をクリックします。
  5. [Event Monitoring Analytics アプリケーション - パーソナライズ] ウィザード (設定ウィザードのこと) が表示されるまで [続行] をクリックし続けます。次に、アプリケーションに含めるデータの量を選択します。各データセットが 1 つ以上の事前作成済みダッシュボードに対応します。

    ここでは知りたいことがレポートに関することのため、データセットに含めることができる最大量の 30 日分のデータを選択します。レポートと URI のデータセットに 30 日を選択し、両方にオプトインします。アプリケーションにレポートや URI 以外のデータセットを含める場合は、次の手順に従って該当するデータセットにオプトインします。

  6. レポートデータセットを含めるオプションが表示されるまで、一切の変更を行わずに [次へ] をクリックし続けます。
  7. オプトインするには、ドロップダウンメニューから [はい] を選択し、レポートデータの日数を [30] に変更して、[次へ] をクリックします。
    [Event Monitoring Analytics アプリケーション - パーソナライズ] ウィザードページ
  8. 同じ手順を繰り返して URI データセットにもオプトインします。つまり、ドロップダウンメニューから [はい] を選択し、URI データの日数を [30] に変更して、[次へ] をクリックします。
  9. アプリケーションに名前を付ける領域が表示されるまで、他の変更を一切行わずに [次へ] をクリックし続けます。
  10. アプリケーションに Analytics for CIO (CIO 向け Analytics) という名前を付けて、[作成] をクリックします。

この処理に最大 30 分かかることがあります。しばらくすると、データフローが正常に実行されたことを知らせるメールが届き、次のセクションに進むことができます。

Trailhead Event Monitoring Data Manager を使用してデータを同期する

Event Monitoring Analytics アプリケーションを作成できました。次はいよいよ Trailhead Event Monitoring Data Manager を実行してアプリケーションに適切なデータを取り込み、ダッシュボードに有益なデータが表示されるようにします。実際のところ、各自のライセンスを使用して Event Monitoring Analytics を作成し、データフローをスケジュールするときは、この作業を行う必要がありません。ですから、あまり深く考えず、気軽に進めてください。

  1. アプリケーションランチャー (アプリケーションランチャーアイコン) で、[Trailhead Data Manager] を見つけて選択します。[Trailhead Data Manager] オプションが強調表示されているアプリケーションランチャーメニュー
  2. Trailhead Data Manager ホームページで、[Trailhead Event Monitoring] をクリックします。
  3. [Trailhead Event Monitoring] ページで、[Get DTC Electronics Event Data (DTC Electronics のイベントデータを取得)] をクリックします。
    [Trailhead Event Monitoring Data Manager] ページデータが正常にアップロードされたら、Event Monitoring Analytics アプリケーションを作成できます。
    データが正常にアップロードされた後の [Trailhead Event Monitoring Data Manager] ページ
  4. アプリケーションランチャーで、[Analytics Studio] を選択します。
  5. 右上のギアアイコンをクリックして、[データマネージャ] を選択します(これは Tableau CRM データマネージャです。Trailhead Data Manager と混同しないでください)。
    [Tableau CRM データマネージャ] オプションが強調表示されているギアアイコンメニュー
  6. [データフロー] サブタブを選択します。
    展開された [データフロー] ビューが強調表示されている [監視] メニュー
  7. [Analytics for CIO eltDataflow (CIO 向け Analytics eltDataflow)] までスクロールします。アプリケーション名とは反対側の右端にあるメニューを開き、[今すぐ実行] を選択します(このモジュールの後半で、自動的に実行されるようにスケジュールする方法を学習します。ここでは手動で実行します)。
    [今すぐ実行] オプションが強調表示されている [データフロー] ビューページ
  8. [Analytics for CIO (CIO 向け Analytics)] 項目の展開されたリストにメッセージが表示されていない場合は、ページを更新すると表示されます (数分かかることがあります)。メッセージが表示されたら、Event Monitoring Analytics アプリケーションの確認に進みます。

警告状況を示す [データフロー] ビューページ

状況が [警告] でも心配いりません。データは使用できます。

新しいアプリケーションを確認する

順調です! Event Monitoring Analytics アプリケーションが完成しました。現実のいかなる場面にも対応できるように、おそらくは自身で行う必要のない手順もここで練習しました。では、新しいアプリケーションの優れた点を見ていきましょう。 

  1. Tableau CRM Analytics Studio ホームページで、[最近使ったダッシュボード] に移動し、右側の [すべて表示] をクリックします。
  2. [すべての項目] ページで、[Analytics for CIO (CIO 向け Analytics)] をクリックします。

ここからすべてのダッシュボードにアクセスできます。

メモ

メモ

Analytics アプリケーションにタブが 1 つも表示されていない場合は、ブラウザページを更新してください。

アプリケーションのダッシュボードを表示する、Analytics for CIO (CIO 向け Analytics) の [すべての項目] ビューページ

この単元はこのくらいにして、後続の単元に進み、Event Monitoring Analytics のダッシュボードについて詳しく学習していきます。その前に、テストの設問に答えて復習しておいてください。 

メモ

メモ

実際のソリューションでは、Event Monitoring Analytics アプリケーションに (各データセットに 1 行の) サンプルデータが付属します。

リソース

無料で学習を続けましょう!
続けるにはアカウントにサインアップしてください。
サインアップすると次のような機能が利用できるようになります。
  • 各自のキャリア目標に合わせてパーソナライズされたおすすめが表示される
  • ハンズオン Challenge やテストでスキルを練習できる
  • 進捗状況を追跡して上司と共有できる
  • メンターやキャリアチャンスと繋がることができる