システム管理者の主な責務について学ぶ
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- Salesforce システム管理者の 5 つの主な責務を挙げて説明する。
- ベストプラクティスを習得してシステム管理者としての効率性を高め、キャリアアップを目指す方法について説明する。
- Salesforce システム管理者の進化する役割に対してエマージングテクノロジーが及ぼす影響について説明する。
- 成功に向けてパーソナライズしたロードマップを作成する。
Salesforce システム管理者であるあなたは、メンバーが協力して活躍し、成長できる特別なコミュニティに属しています。Salesforce エコシステムは、Salesforce でキャリア、会社、コミュニティを築いている Trailblazer がつながり合うネットワークです。Salesforce エコシステムが成長するにつれて、Salesforce システム管理者ロールも成長します。システム管理者には無限の機会があり、適切なスキルとツールがあれば活躍することができます。
Salesforce システム管理者は、Salesforce Platform に信頼できるソリューションを構築して管理します。組織の健全性を確保し、ROI を最大限に高める目的で Salesforce を設定して自動化し、最適化します。
システム管理者としての主要な責務
システム管理者としてのキャリアを順調に築いていくにはどうすればよいのでしょうか? その出発点は、主な責務とそのベストプラクティスを認識することです。こうした理解が組織の成功を後押しします。
システム管理者であるあなたは、キャリアを大きく進展させ、いち早く成功を収め、会社と Salesforce コミュニティの優れたリーダーになる潜在性を秘めています。継続的なキャリアアップを支援する Salesforce の調査で、システム管理者の基盤となる次の 5 つの主な責務が特定されています。
- ユーザー管理
- データ管理
- 製品管理
- セキュリティ
- アクション可能な分析
この主要な責務については、この後の単元でそれぞれ詳しく説明します。
主な責務はベストプラクティスの基盤
5 つの主な責務を果たすには、それぞれのベストプラクティスを習得して、継続的に改良していくことが求められます。ベストプラクティスを身に付けるほうが、ヒントやコツ、秘訣を試すよりも着実です。システム管理者向けのコンテンツは、タスクをすばやく終わらせるためのその場限りの短絡的なヒントで溢れています。ただし、こうしたヒントは再現性や幅広い状況への応用性に劣るため、一度きりの手段に終わることが少なくありません。
他方、ベストプラクティスはさまざまな状況に適用できることが実証され、再現が可能な方法です。たとえば、私たちは幼い頃、道路を渡る前に左右を確認するよう教えられます。この普遍的なアプローチを身に付けていれば、どこにいても、あるいは人々が道路のどちら側を運転していても、身の安全を確保できます。同様に、自らのロールにベストプラクティスを採り入れ、継続的に改良していけば、どのような状況に直面しても成功を収めることができます。
ですから、ベストプラクティスを習得する、つまり、根本的なスキルを身に付けてあらゆるシナリオで優れた能力を発揮できるようにするという観点で、自分の責務に取り組むことが最適なアプローチになります。
AI とエマージングテクノロジー
Salesforce システム管理者の役割は、昨今の最先端テクノロジーにも対応できるように急速に進化しているため、AI などのエマージングテクノロジーや Agentforce のようなツールに注意を払うことが極めて重要です。この AI 時代にシステム管理者が影響力のある IT リーダーになれるようにすることを目標に、生成 AI や Data Cloud をはじめとする Salesforce のローコードツールは、ここ 10 年間で大幅に拡張されています。
Salesforce エコシステムが発展し続ける中、Salesforce システム管理者の役割も増大しています。今では IT 業務に携わるシステム管理者が増え、自動化に精通していることが求められます。こうした変化に対応するために、Salesforce では現在、既存のセキュリティプロトコルに従って作業しながら、タスクの自動化を進め、効率性を高め、各種のワークフローに対応する Agentforce などのツールを提供しています。テキスト読み上げからサードパーティシステムとのインテグレーションまで、Agentforce の機能はカスタムアクションを使って調整できます。AI やエマージングテクノロジーの最新情報を把握していれば、組織を適切にサポートし、常に先手を打つことができます。
後続の単元では、組織のペースに合ったスケジュールで導入できるベストプラクティスについて学習します。主な責務を理解し、ベストプラクティスを確認し、時間を有効利用できるように工夫すれば、成功に向けた独自のロードマップの構築に取りかかることができます。各単元の学習の仕上げに必ずリソースを確認し、主な責務を果たすために必要なスキルを習得してください。