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Salesforce Starter でビジネスの成長を実現

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予想時間

メールシリーズのスケジュール

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • セグメントが作成される方法を理解する。
  • キャンペーンの KPI を見つける 2 つの方法を説明する。
メモ

この単元で説明するマーケティング活動の例は、Salesforce Starter や Marketing Cloud Growth で実践できます。

イベントのフォローアップメールシリーズ

Ursa Major Solar では、Alternative Energies Expo から戻ってきた Eric が、今回初めて会ったすべての人々をエンゲージさせるアイデアを思いついていました。彼女は優秀なカスタマーサービス担当である Lincoln と Ada のところに行き、よくある質問とおすすめをまとめます。Lincoln は、ソーラー技術に興味を示した人に適切なタイミングで送信するメールシリーズを作成します。Ada は Salesforce Starter についてもっと詳しく知るために、メールシリーズを作成する手伝いを買って出ます。 

オフィス内で座ってキャンペーンを整理する方法について話し合っている Ada と Lincoln。

メールシリーズを計画する

Ada が作成を開始する前に、チームは ToDo 項目をすばやく書き出します。

  • マーケティングチームから画像を入手する。
  • 各メールのタイミングと内容を考える。
  • 受信者リストをセグメント化する条件を特定する。
  • 目標 KPI を特定する。

KPI を確認するときにチームが期待することは、堅実なクリック率と新しい商談です。

Ada は 2 か月で 3 通のメールをスケジュールし、太陽光発電のメリット、コストの相殺、設置に関する FAQ に関するコンテンツに焦点を当てます。適切なグループを対象設定するために、リードソース項目と商談項目からセグメントを作成します。

メールシリーズを作成する

Ada はまず Salesforce にログインしてキャンペーンを作成します。[Message Series (メッセージシリーズ)] を選択し、「Expo Follow-Up」(博覧会のフォローアップ) と名前を付けます。 

[Message Series (メッセージシリーズ)] タイル。

メッセージシリーズキャンペーンは Flow Builder で作成されます。これは複雑な活動をフローと呼ばれる複数ステップのプロセスに自動化できるツールです。単一メールキャンペーンと同様に、シリーズキャンペーンには、スケジュール、オーディエンスセグメント (1)、コンテンツ (2) という 3 つの主要部分が含まれます。 

オーディエンス、コンテンツ、スケジュールの領域が強調表示されたフローキャンバス。

メッセージシリーズの作成方法は 2 つあります。フローを開いてキャンバスから各部分を追加または作成する方法と、最初にセグメントとコンテンツを作成してからフローにまとめる方法です。Ada は、セグメントとコンテンツを作成してから Flow Builder で作業することにしました。

オーディエンスを特定する

キャンペーンのオーディエンスはセグメントに基づいており、対象受信者の動的リストのように機能します。シリーズでは、セグメント内の全員が同じスケジュール設定に基づいて各メールを受信します。Ada の準備が整いました。では手順を見ていきましょう。

  • [Marketing (マーケティング)] タブをクリックし、[Segments (セグメント)] を選択します。
  • [Segments (セグメント)] のホームで、[New (新規)] をクリックします。
  • セグメントに AEE Leads (AEE のリード) などの名前を付けます。
  • セグメントキャンバスで、[Related Attributes (関連属性)] セクションから 2 つの属性をドラッグし、[AND/OR] セレクターを設定します。
    • Lead (リード) | Lead Source (リードソース): AEE 2023 (1)
    • Lead (リード) | Is Converted (取引開始済み): False (2)
    • セレクター: AND (3)
      [Lead Source (リードソース)] と [Is Converted (取引開始済み)] の値が表示されたセグメントキャンバス。
  • [Save & Activate (保存して有効化)] をクリックします。

これで、Ada のセグメントがメールで使用できるようになりました。 

💡ヒント: メールのスケジュールを 2 日以上前に設定する場合は、送信する前にセグメントの母集団をチェックしてください。システム管理者プロファイルを持つユーザーは、[Advanced Setup (高度な設定)] の [Company Information (組織情報)] ページで、現在のメール送信の利用状況に対して母集団を確認できます。   

メールコンテンツを作成する

Ada はメッセージシリーズを選択したため、キャンペーンレコードには 2 通のドラフトメールがあらかじめ用意されています。開始するには、作成した AEE Follow-Up キャンペーンを再度開き、編集するメールを開きます。手順は次のとおりです。

  • 編集するメールを開きます。
    • キャンペーンから、[Edit In Flow (フローで編集)] をクリックし、1 つ目の [Send Email Message (メールメッセージを送信)] 要素を見つけます。
    • 要素をクリックし、[Edit Element (要素を編集)] をクリックします。 
    • メール名の横にある メニューの下矢印 をクリックし、[Edit (編集)] を選択します。
      展開されたドロップダウンメニューで [Edit (編集)] が選択されている [Select Email to send (送信するメールを選択)] パネル。
  • [Setting (設定)] タブで、メールに関する重要な情報を入力します。
    • Title (タイトル): AEE Follow-Up 1 (AEE のフォローアップ 1) 
    • Description (説明): First email in Expo Follow-Up series. (博覧会フォローアップシリーズの 1 通目のメール)。 
    • Message Purpose (メッセージの目的): Promotional (プロモーション)
    • Subject Line (件名行): So you’re interested in solar? (太陽光発電に興味がありますか?)
    • Preheader (プリヘッダー): How solar panels can benefit everyone for years to come. (ソーラーパネルが今後何年にもわたってすべての人にどのようなメリットをもたらすか。)
  • メールヘッダーの画像を置き換えるか、画像コンポーネントをメールキャンバスにドラッグします。
  • 前の単元で説明したように、必要に応じてコンポーネントとコンテンツを引き続き追加します。(この動画プレイリストで例をご覧ください。)
    • 必須の [Physical Address (住所)] と [Unsubscribe Link (登録解除リンク)] 差し込み項目を追加します。
    • 差し込み項目を追加して、段落コンポーネントとヘッダーコンポーネント、または件名行項目の内容をパーソナライズします。
    • メールまたは特定のコンポーネントのスタイルをカスタマイズするかどうかを決定します。
  • 書式設定をチェックし、差し込み項目が想定どおりに表示されることを確認するには、[Preview (プレビュー)] をクリックします。
  • ツールバーで [Save (保存)] をクリックします。
  • キャンペーンに追加するには、[Publish (公開)] をクリックします。

[Content (コンテンツ)] サブタブから [Add (追加)] をクリックし、コンテンツタイプとして [Email (メール)] を選択して、メールを作成することもできます。

メールレイアウトの例

キャンペーンで作業を組み合わせる

セグメントとメールが完成したため、Ada はこれらを組み合わせて一連のフロー要素を作成する準備が整いました。

[AEE Follow-Up 1 (AEE のフォローアップ 1)] メール、[Wait 10 Days (10 日間待機)]、[AEE Follow-Up 2 (AEE のフォローアップ 2)] メール、[Wait 30 Days (30 日間待機)]、[AEE Follow-Up 3 (AEE のフォローアップ 3)] が表示されたフローキャンバス。

手順は次のとおりです。

  • Expo Follow-Up キャンペーンを開きます。
  • [Edit In Flow (フローで編集)] をクリックします。
  • [Start (開始)] 要素で、[Select Segment (セグメントを選択)] をクリックします。
    • [Segment (セグメント)] 項目で、AEE を検索し、[AEE Leads (AEE のリード)] セグメントを選択します。
  • 1 通目のメールを追加します。
    • [Send Email Message (メールメッセージを送信)] 要素をクリックし、[Edit Element (要素を編集)] をクリックします。
    • [Email (メール)] パネルの [Select Email (メールを選択)] 項目で、デフォルトのメールを [AEE Follow-Up 1 (AEE のフォローアップメール 1)] に置き換えます。
  • メールとメールの間の待機時間を設定します。
    • [Wait for Amount of Time (一定期間待機)] 要素をクリックし、[Edit Element (要素を編集)] をクリックします。
    • 表示される項目に 10 日間と入力します。
  • 残りのメールと待機時間を追加して、メールシリーズを作成します。
    • 要素を追加するには、[Add Element (要素を追加)] アイコン 円アイコン にカーソルを合わせて プラス記号が入っている円アイコン をクリックし、適切な要素種別を選択します。
    • 要素の編集パネルで、項目を設定します。
  • [Start (開始)] 要素を開き、[Set Schedule (スケジュールを設定)] をクリックします。
    • [Set a Schedule (スケジュールを設定)] パネルで、[Start Immediately after Activation (有効化直後に開始)] を選択します。
  • ツールバーで、フローを保存して、[Activate (有効化)] をクリックします。

博覧会の交流イベントで発生したリードのデータが直ちにチェックされます。このリードはセグメントに追加され、すぐに 1 通目のメールが送信のキューに追加されます。10 日後に、同じリードに (進行中の商談がある取引先責任者に変換されたリードを除く) 2 通目のメールが届きます。

ポジティブな結果を示す追跡グラフの前で喜んでいる Ada と Lincoln。

メールシリーズの成果

Ada がキャンペーンの [Performance (パフォーマンス)] タブをチェックすると、メールのクリックスルー率が非常に高いことがわかりました。彼女は 2 週間後にもう一度チェックするようにリマインダーを設定します。

メールシリーズを作成することで、Ursa Major Solar は対象グループに対して事前にメールをスケジュールできるようになりました。また、パフォーマンスを引き続き監視し、コンテンツを微調整することもできます。チームは素晴らしい仕事をしました。

リソース

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