コンテンツパフォーマンスをテストする
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- フォールバックアセットを設定する。
- Einstein コンテンツ選択コンテンツブロックを使用する。
ソリューション 2: コンテンツパフォーマンスをテストする
NTO の Welcome メールのエンゲージメントが低いため、NTO のマーケティングマネージャーである Isabelle Givens は、どのヒーロー画像が最もクリックされるかをテストしたいと考えています。そこで、NTO のテクニカルマーケターである Michele に、メール内のさまざまな画像がパフォーマンスに影響を与えるかどうかをテストするよう依頼しました。
Content Builder にアクセスする前に、Michele は NTO のヒーロー画像アセットに必要な情報を収集します。次に、各アセットとそのメタデータを Einstein コンテンツ選択に入力します。具体的には、新しいバナーアセットクラスとしてヒーロー画像に表示ラベルを付けます。
Einstein コンテンツ選択コンテンツブロックを追加する
ヒーロー画像をテストするために、Michele は NTO の Welcome メールに Einstein コンテンツ選択コンテンツブロックを含めることを計画しています。 既存の Welcome メールにコンテンツブロックを追加することで、Einstein は購読者のエンゲージメントに基づいて、どのヒーロー画像のパフォーマンスが最も高いかをテストできます。それでは、Trailhead シミュレーターを使用して、Michele が実行する必要がある手順を確認しましょう。Michele はフォールバックアセットを設定して、次に Einstein コンテンツ選択ブロックを既存メールに追加します。
Trailhead シミュレーターへようこそ
作業を開始する前に、Trailhead シミュレーターについて知っておくべき点がいくつかあります。
操作性を最大限に高めるために、Trailhead シミュレーターはモバイルデバイスではなくコンピューターに表示してください。Trailhead Playground と違い、Trailhead シミュレーターでは操作をシミュレートできますが、進行中の作業は保存されません。シミュレーションを閉じて再起動すると、最初からやり直すことになります。中断した場所に戻るには、シミュレーターのナビゲーションコントロールを使用します。
また、Trailhead シミュレーターは、間違った領域がクリックされると、正しいクリック領域を強調表示するように設計されています。強調表示された領域をクリックすると作業を続行できます。この機能の例を次に示します。
フォールバックアセットを選択する
条件に一致するコンテンツがない場合、どのフォールバックアセットを購読者に表示するかを決めることが重要です。Michele は、NTO が注力しているキャンプを反映したフォールバックアセットを選択することから始めます。実行する手順は次のとおりです。
- Trailhead シミュレーターを起動して、[Exercise 1: Select a Fallback Asset (演習 1: フォールバックアセットを選択する)] をクリックします。[Begin (開始)] をクリックします。
- Einstein コンテンツ選択の [Settings (設定)] ページで、[Set Fallback Assets (フォールバックアセットを設定)] の横にある [Edit (編集)] をクリックします。
- [Banner (バナー)] 画像で、[Replace (置換)] をクリックします。
- [CampingBanner01] の横にあるラジオボタンを選択し、[Save (保存)] をクリックします。
フォールバックアセットは、[Einstein Content Selection Settings (Einstein コンテンツ選択設定)] ページからのみ更新できます。そのため、Content Builder でブロックを作成する前に、この手順から始めることが重要です。これでフォールバックアセットが選択されたので、次の演習の準備が整いました。
Content Builder でメールを更新する
Michele は Content Builder でメールを更新する準備ができました。始める前に、ヒーロー画像のアセットクラスを確認します。アセットクラスは、Einstein コンテンツ選択コンテンツブロックを作成するための唯一の要件です。
- Trailhead シミュレーターで、[Next Exercise (次の演習)]、[Begin (開始)] の順にクリックして、演習 2 を開始します。
- [Northern Trail Outfitters Welcome - Offer_ECS] メールの横にあるドロップダウンから [Edit (編集)] をクリックします。
- [Custom (カスタム)] ブロックの [Content Selection (コンテンツ選択)] を NTO Welcome メールのヘッダーとオファーの間にドラッグします。
- 次に、[What class of asset do you want to show? (どのクラスのアセットを表示しますか?)] ドロップダウンから [Banner (バナー)] アセットクラスを選択します。
- [Done Editing (編集完了)] をクリックします。
- 最後に、[Save (保存)] をクリックします。
- [Continue (続行)] をクリックして、演習を終了または再起動します。
メールコンテンツをテストする
メールの QA と稼働前テストが完了したので、Michele は Einstein コンテンツ選択ブロックを設定した新しい NTO Welcome メールを送信する準備ができました。NTO の Welcome ジャーニーでメールが更新され、送信を開始して 1 週間後、Isabelle と Michele は、[パフォーマンス分析] タブでバナーアセットのパフォーマンスを確認します。そこで、画像のパフォーマンスが改善されたのか、新しいアセットを作成する必要があるのかを判断します。これにより、テストの設定ではなく、質の高いコンテンツの作成に時間を割くことができます。AI のようにシンプルですね。
次のステップ: 広告疲れルール
Einstein コンテンツ選択の基本を理解できたので、購読者に最新のコンテンツを提供する準備が整いました。次の単元では、これに広告疲れルールを使用する方法を学習します。
リソース
- Trailhead Live: Asset Pool Basics and Content Performance Testing (アセットプールの基本とコンテンツパフォーマンステスト)
- Salesforce Help: Einstein コンテンツ選択のパフォーマンス分析
著作権
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