最新のコンテンツを表示する
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- 広告疲れルール設定を識別する。
- 広告疲れルールを作成する。
画像疲れを解消する
同じコマーシャルを何度も見ることにうんざりしていませんか? これはメールでも同じです。同じテントの画像を何度も見たいと思う人はいません。Einstein コンテンツ選択を使用すると、購読者に最適なコンテンツを選択できるだけでなく、最も関連性の高い新しいコンテンツを表示することも可能です。
Einstein コンテンツ選択をさらに活用するための次のステップは、アセットクラスに基づいた広告疲れルールを使用することです。コンテンツ選択ルールと考えられている広告疲れルールは、同じコンテンツをお客様に表示する頻度を制限するために作成されます。広告疲れルールは、ニュース記事のように、エンゲージしている購読者にとって新しく刺激的なコンテンツに使用するのに最適です。一方で、エバーグリーンとされているコンテンツには広告疲れルールはあまり必要ありません。たとえば、長期間にわたって関連しているヒーロー画像などです。それでは、Northern Trail Outfitters (NTO) が広告疲れルールをどのように使用しているか確認してみましょう。
ソリューション 3: 最新のコンテンツを購読者に提供する
NTO の週刊ニュースレターは、活発にエンゲージしているお客様に送信されています。NTO のマーケティングマネージャーである Isabelle Givens は、お客様がクリックしたことのない新しいコンテンツのみを送信することで、お客様のエンゲージメントを維持したいと考えています。
個々のお客様にどのアセットを表示するかを追跡するのは、手作業では困難です。Einstein コンテンツ選択を活用すれば、マーケターは広告疲れビジネスルールを使用して、より簡単かつスマートに作業できるようになります。では、広告疲れルールの考慮事項をいくつか確認しましょう。
- 前回の選択からの経過日数 (1): 画像が選択され、お客様に表示された後、お客様にその画像を再び表示できるようになるまでの必要経過日数を選択します。
- 前回のクリックからの経過日数 (2): 前回の選択からさらに一歩進んで、このルールでは、お客様が画像をクリックした後、その画像を再び表示できるようになるまでの必要経過日数を決定します。
- 最大選択回数 (3): これは、より一般的なルールであり、お客様への表示が一定の回数選択された後、その画像をお客様に表示しないというルールです。
Isabelle は、特定のお客様に対して月に 1 回だけコンテンツが表示されるようにしたいと考えています。また、お客様が画像をクリックしたら、そのコンテンツが二度と表示されないようにする必要もあります。最後に、各バナーアセットの最大表示回数は全体で 10 回にしたいと考えています。この情報を基に、Isabelle の右腕であるテクニカルマーケターの Michele は、この作業を実行しようとしています。
広告疲れルールを追加する
Michele が バナーアセットクラスに広告疲れルールを追加する手順を Trailhead シミュレーターで見ていきましょう。ただし、操作性を最大限に高めるために、Trailhead シミュレーターはモバイルデバイスではなくコンピューターに表示してください。
- Trailhead シミュレーターを起動して、[Exercise 3: Add Fatigue Rules (演習 3: 広告疲れルールを追加する)] をクリックします。
- [Einstein Content Selection Settings (Einstein コンテンツ選択設定)] 画面から、[Configure Content Selection Rules (コンテンツ選択ルールを同期)] の横にある [Edit (編集)] をクリックします。
- [Fatigue Rules (広告疲れルール)] タブをクリックします。
ここからすべてのアセットにルールを追加できますが、Michele は単に [Banner (バナー)] アセットクラスのルールを追加する必要があります。
- [+ Add Rule (+ ルールを追加)] をクリックします。
- [Asset Class (アセットクラス)] の [Banner (バナー)] を選択します。
- Isabelle の要件に基づいて、以下を更新します。
- Days After Last Selection (前回の選択からの経過日数): 30 日
- Days After Last Click (前回のクリックからの経過日数): なし
- Selection Maximum (最大選択回数): 10 回
- [保存] をクリックします。
- [Continue (続行)] をクリックして、演習を終了または再起動します。
これで、広告疲れが回避されました。NTO バナーコンテンツは月に 1 回だけ選択されるようになり、コンテンツをクリックした購読者にそのコンテンツが再度表示されることはありません。この課題も、Einstein コンテンツ選択を使用すれば楽勝ですね。
次のステップ: さらにデータを追加する
次のソリューションを説明する前に、顧客データを追加して AI モデルを微調整しましょう。次の単元では、顧客データを見つけて、プロファイル属性について説明します。
リソース
- Trailhead Live: Asset Pool Basics and Content Performance Testing (アセットプールの基本とコンテンツパフォーマンステスト)
- Trailhead Live: Fallback Assets and Fatigue Rules (フォールバックアセットと広告疲れルール)
- Salesforce Help: Einstein コンテンツ選択のパフォーマンス分析
著作権
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