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Drucker School of Business について知る

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • このトレイルの構成を理解する。
  • Peter Drucker の人物像とその経営理念について説明する。
メモ

このモジュールは、Claremont Graduate University の Drucker School of Management と提携のもとに制作されています。

ようこそ!

皆さん、こんにちは。

Salesforce と Claremont Graduate University の Drucker-Ito School of Management が協力して、マネジメントに関するこのトレイルを編集することになりました! Salesforce と Drucker School のどちらも顧客主導の企業を成功させるという確固たるコミットメントを掲げており、この成功に向けて Salesforce システム管理者が果たす重要な役割を認識しています。

両者の提携では、顧客主導の優れたソフトウェア企業と、組織の目的は顧客の創出と維持であるという根幹的な信念に基づくビジネススクールが手を組み、最強のコンビとなっています。このトレイルの内容は、Drucker School of Management の MBA 課程のカリキュラムに基づきます。ちなみに、この大学院は、同校の伝説的な経営理論家であり、コンサルタントでもある Peter F. Drucker にちなんで名付けられています。モジュールのトピックは、システム管理者を対象としたアンケートや非公式のフォーカスグループを通じて寄せられた意見に基づいて選定されています。

各モジュールで、長年かけてその有効性が実証されている経営理念を検討し、そうした理念に照らして業界の実例を検証したうえで、理念をシステム管理者のロールに直接結び付け、Salesforce ソリューションをどのように役立てることができるのかを示していきます (図 1)。

どのモジュールも最初の単元で、優れた業績を上げている経営陣が採用している組織の経営理念について検討します。システム管理者がこうした理念に対する理解を深めておけば、組織の成功に貢献する機会が訪れたときに成果を挙げる可能性が高まります。受講者の皆さんは (まだ!) CEO ではないだろうと思いますが、主な経営概念を知っておけば、今日であれ、明日であれ、時機が来たそのときに確固たる貢献をなす術を身に付けておくことができると考えています。各モジュールで「Salesforce システム管理者が実践できる上位 5 つの事項」を取り上げ、経営理念の習得に取り組めるようになっています。

各モジュールの主な経営理念とその適用

図 1.各モジュールの主な経営理念とその適用

Salesforce Trailblazer Community の「Drucker School Management Essentials」ユーザーグループにもぜひご参加ください!

Drucker School of Management

このトレイルの随所に「私たち」という言葉が出てきます。そこで、まず私たちの自己紹介から始めることにします。Drucker School of Management は、全米上位 100 校に常にランクインしているビジネススクールです。当校が属する Claremont Graduate University は、カリフォルニア州ロサンゼルスの市街から東へ約 50 キロ、太陽が輝き、「木々と博士の街」ともいわれるクレアモントに位置しています。Drucker School は Claremont Colleges の 1 校で、他に Pomona College、Scripps College、Claremont McKenna College、Harvey Mudd College、Pitzer College といった著名な大学院で構成されています。ぜひいつか見学にお越しください!

Peter F. Drucker

自己紹介はこのくらいにして、次は「近代マネジメントの祖」とされる Peter F. Drucker をご紹介します。著者であり、教育者であり、経営コンサルタントでもあった Drucker は、ビジネスに対する先見の明があり、さまざまな枠組みを越えた活躍をみせてきました。40 冊の書籍を執筆し (必読ではないためご安心を!)、多数の企業や政府機関、非営利団体の名立たるリーダーに助言を与えてきました。

Drucker の理念は、今日の経営理論や実践、そしてこのトレイルの基盤をなすもので、今なお MBA の学生や高みを目指す組織がその教えを学んでいます。Drucker はまた数々の名言を残しており、以下はその一例です。

ビジネスの目的は、顧客を創出して維持することである。Peter F. Drucker

こうした名言から推察されるとおり、Drucker の哲学は、人間の営みとしてのマネジメントに着眼し、顧客主導、市場主導であることを強調し、組織の適切な目標達成に向けた周到なアプローチをとっています。

Drucker は「マネジメントは ... 実践である」と述べています。マネジメントは習得して極めることが可能です。効果的なマネジメントを理解すれば、業務への貢献度を高めることができるため、取り組む価値があります。こうした知識によって各人の管理能力が向上し、その結果ビジネスの業績が上向き、各人がそのキャリアでより多くの成功を収めることができます。双方にメリットがあるということです。

リソース

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