ダッシュボードを使用したアドバンスメント (寄付募集活動) の目標の視覚化

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • ダッシュボードを使用して進行状況の概要を確認する。
  • ダッシュボードをカスタマイズして効率性を高める。

主要な総計値を特定してレポートを設定したら、次はダッシュボードを使用してもう一段レベルアップします。ダッシュボードを使用すると、関連する情報が整理され、チームが理解しやすい方法で表示できます。

Nina Brown と Kyle Bowers は、Nina に手伝ってもらって Kyle が作成したダッシュボードを確認しています。

Salesforce ダッシュボードによるデータのアクセシビリティの向上

レポートとダッシュボードが度々まとめて説明されることにお気付きかと思いますが、これはこの 2 つが最強のコンビであるためです。レポートが Salesforce データから明らかになった重要なインサイトを示すものであるのに対し、ダッシュボードはこうした詳細を視覚的に整理する要となるもので、実際にストーリーを伝えることができます。ダッシュボードに情報を表示すれば、チーム全体がデータの変化を追跡および理解して、効果的な判断を下せるようになります。

ほとんどのレポートは、ダッシュボードコンポーネントとして表示できます。ダッシュボードコンポーネントでは、各総計値や目標が最適な形で表現されるようにレポートデータを視覚化できます。ダッシュボードは個人の目標にも、チームの目標にも使用できます。カスタマイズしたダッシュボードには、各チームまたはチームメンバーの目標達成における現時点のスナップショットが示されるため、個人的な追求でも、グループのイニシアティブでも、誰でもその取り組みに優先順位を付けやすくなります。

2019 Annual Giving Day (2019 年寄付の日)、Kyle's Fundraising Progress (Kyle の寄付募集進行状況)、2019 Annual Giving Outreach (2019 年寄付アウトリーチ) のグラフを示す、Kyle Bower のダッシュボード

Kyle Bower のダッシュボードを見てみましょう。Cloudy の年に一度の「寄付の日」に関する支援者とのコミュニケーションを追跡するために作成したメール返信レポートのコンポーネントがあります。年次支援ディレクターである Kyle は、すでに寄せられた支援だけでなく、前述の上位の支援候補者に対する個別のアウトリーチも追跡しています。Kyle 個人の目標の 1 つは、月末までにさらに 3 件の支援商談を成立させることで、Kyle のダッシュボードにはこの総計値の達成度を示すコンポーネントも示されています。

ダッシュボードのヒントとベストプラクティス

Kyle のダッシュボードが立ち上がったため、自身とそのチームが進行状況や潜在的なニーズを常に把握できるようになりました。たとえば、このカスタムダッシュボードを上司の Virginia と共有できるため、Kyle がどのようなことに取り組み、どこでサポートすればよいのかを Virginia が明確に理解できるようになりました。

次の手順に従ってダッシュボードを共有します。

  1. [ダッシュボード] ページで、共有するダッシュボードを探し、[共有] 行レベルアクションを選択します。(ページの列をカスタマイズしている場合、行レベルアクション矢印 その他のアクション を表示するには右へのスクロールが必要な場合があります)。
  2. または、ダッシュボードフォルダに移動し、[新規フォルダ] ボタンの横にある フォルダアクションメニュー をクリックし、[共有] を選択します。
  3. [共有先] ドロップダウンから、共有先を選択します。

    リストビューからドラッグ

  4. [名前] に、照合する名前を入力します。名前はカテゴリ (ユーザ、グループ、ロールなど) と一致する必要があります。たとえば、Kyle は Virginia の名前を入力します。
  5. ユーザ、ロール、またはグループのフォルダアクセスレベルを選択します。
  6. [共有] をクリックします。
  7. 完了したら、ダイアログボックスの上部隅にある [X] をクリックして閉じます。

フォルダが [ダッシュボード] メニューに一覧表示されます。ダッシュボードの保存時にフォルダを選択できます。

また、このダッシュボードを Lightning コンポーネントとして自身のホームページに直接埋め込むこともできるため、毎朝、最重要情報にざっと目を通し、優先順位付けと計画を業務の一環とすることができます。

次の手順に従ってホームページにダッシュボードコンポーネントを埋め込みます。

  1. ギアアイコンをクリックします。
  2. [設定] に移動し、[クイック検索] ボックスに「アプリケーションビルダー」と入力し、[Lightning アプリケーションビルダー] を選択します。
  3. [新規] をクリックして [ホームページ] を選択します。
  4. [次へ] をクリックします。
  5. 表示ラベルを入力し、[次へ] をクリックします。
  6. [ページテンプレート] を選択し、[完了] をクリックします。
  7. ダッシュボードコンポーネントを追加します。
  8. [保存] をクリックします。
  9. [アクティブ化] をクリックします。
  10. ホームページ上でダッシュボードに割り当てる場所を選択します。
  11. [保存] をクリックします。

ダッシュボードコンポーネントがホームページレイアウトに追加されたら、コンポーネントを表示するには、最低でもダッシュボードフォルダへの「参照」アクセス権が必要です。

ダッシュボード活用のベストプラクティス

Salesforce ダッシュボードを最大限に活用するための次のヒントも参考にしてください。

  • レポートタイプを管理する。ビューを煩雑なものにする不要なレポートタイプを削除し、ダッシュボードには常にチームに関連性の高い情報が示されるようにします。Salesforce システム管理者が関連性の低いレポートタイプを非表示にできるため、ユーザがダッシュボードから新しいレポートを作成するときに、各自の特定のロールや目標に関連するレポートタイプだけが簡潔にリストされます。

  • ダッシュボードを使用してストーリーを伝える。ダッシュボードで表現したいストーリーが何なのかをじっくり検討します。ダッシュボードを確認した後に、あなたや他のユーザがどのような行動を取るようにしたいですか? ストーリーを伝えるダッシュボードを作成するために、簡単に把握できるような方法で情報を整理します。この 1 つの方策は、最上位の行に概要を示す総計値を配置し、下位情報にドリルダウンするようにすることです。チームのダッシュボードを構築するときは、マネージャに最初に見てもらいたいことは何なのかを考えます。

  • 必要に応じて条件設定済みダッシュボードを利用する。ユーザ種別に応じてダッシュボードレベルの検索条件を適用し、各種のユーザに関連する内容を表示します。

これで、レポートとダッシュボードの関係とアドバンスメントチームにもたらす効率性の全容をご理解いただけたと思います。アドバンスメントデータのジャーニーを続ける準備ができましたら、次はアドバンスメントのインサイト向けの Einstein についてご紹介します。 

リソース