個別メッセージへのクイック送信の使用
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- クイック送信メッセージとは何かを説明する。
- クイック送信メッセージを送信する。
クイック送信と個別メッセージ
まず、個々のお客様にメッセージをクイック送信する必要が生じるケースを考えてみましょう。メール受信箱を開いて、個人メッセージを入力することはできますが、それではお客様が期待するブランド設定されたエクスペリエンスにはなりません。実際、これまではちょっと内容を変えただけの同じようなメールを何通も書いてきたのではありませんか? さらに、多くの情報を共有する必要がある場合は、下書き、確認、編集、確認、送信に時間がかかり、挙句の果てに恥ずかしい誤字があったということになりかねません。もっと良い方法があるとしたらどうでしょうか?
幸いにも、Distributed Marketing のクイック送信は、1 通のメッセージを送信するために独自に設計されたもので、そのメッセージはブランド設定されコンプライアンスを満たしていると同時に、受信者向けにパーソナライズが可能です。クイック送信を使用して送信できるのは、どのような種類のメッセージでしょうか? 考えられることは無限にありますが、一連のメールではなく 1 通のメッセージに限定されます。たとえば、次のような例があります。
- 顧客とのミーティングの後のお礼のメッセージ
- 緊急の問題に対する手順
- 1 人の顧客に提供するプロモーションやオファー
- 法令に準拠した特殊コンテンツ
クイック送信は特に、法務部門やマーケティング部門によってコンプライアンスやブランド設定の審査を受けるコンテンツを送信するのに便利です。
個別メッセージの送信
Distributed Marketing 管理者がクイック送信のメッセージを有効にすると、ユーザーは取引先責任者、リード、個人取引先レコードから直接、個別メッセージを送信できます。
- 取引先責任者、リード、または個人取引先レコードに移動します。
- [クイック送信メッセージ] コンポーネントで、[メッセージ] 検索項目をクリックし、メッセージを選択します。
- メッセージをパーソナライズして送信するには、 をクリックします。
メッセージエディターが開いて、メッセージのプレビューが表示されます。ここで、顧客への個人的なメッセージを追加できます。
メモ: 間違ったメッセージを選択してしまっても、問題ありません。ウィンドウを閉じて、別のメッセージを選択します。 - [編集] をクリックして、メッセージの編集を始めます。
- メッセージの編集可能な部分には [クリックして編集] ボタンが表示されています。編集可能なブロックをクリックすると、[編集] ペインにテキストをカスタマイズしたり、画像を選択したりするためのスペースが表示されます。メッセージに加えた変更はその場でプレビューできます。
- メッセージの受信者が見ることになる最終版を確認するには、[プレビューに戻る] をクリックします。
メモ: 編集可能な部分が表示されない場合、編集できるように設計されていないテンプレートが使用されている可能性があります。コンテンツのどの部分をコラボレーション可能にするかは、マーケティングチームが決定します。 - 準備ができたら、[送信] をクリックしてメッセージを送信します。
次の単元では、キャンペーンメッセージのパーソナライズと送信について、詳しく見ていきいます。