同意認証を設定する
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- 新規認証フォームウィンドウと新規認証フォームテキストウィンドウの追加項目を設定する。
- 認証フォームレコードを作成する。
- 認証フォームテキストレコードを作成する。
- 認証フォームレコードを認証フォームテキストレコードに関連付ける。
- データ使用目的レコードを有効化する。
この単元では、Matt が組織に次の変更を加えて同意認証を設定します。
- 新規認証フォームウィンドウと新規認証フォームテキストウィンドウを設定する。
- 認証フォームレコードと認証フォームテキストレコードを作成し、2 つのレコードをリンクする。
- データ使用目的レコードを有効化する。
では、一緒に見ていきましょう。
認証フォームの詳細
Cumulus の顧客は全国各地に所在しているため、顧客の設定言語はさまざまです。認証フォームにより、Sofia は顧客が設定した場所と言語に基づいて開示と同意に関する情報を提示できます。認証フォームは、データ使用目的レコードを有効化するためにも必要です。
新規認証フォームウィンドウの項目を追加する
FSC では、新規認証フォームウィンドウに、追加の同意情報を取得する次の 2 項目が提供されます。
-
関連付けられている規制: 認証フォームに関連するポリシー。
-
同意期間日数: 認証が有効な日数。
認証フォームの作成時に上記の項目を使用できれば、この情報を簡単にフォームに追加できます。そこで、Matt は、自分のシステム管理者プロファイルと Sofia のプロファイルにこの 2 つの項目を設定することにしました。
-
をクリックして、[Setup (設定)] を選択します。
- [Quick Find (クイック検索)] ボックスに
profiles
(プロファイル) と入力し、[Profiles (プロファイル)] を選択します。
- システム管理者のプロファイルをクリックします。Matt は [システム管理者] を選択します。
- [項目レベルセキュリティ] セクションで、[認証フォーム] の横の [参照] をクリックします。
-
[Edit (編集)] をクリックします。
- [Associated Regulation (関連付けられている規制)] と [Consent Duration Day Count (同意期間日数)] の [Edit Access (編集アクセス権)] を有効にします。
Matt は、Sofia のプロファイルにもアクセス権を付与するステップを繰り返します。
認証フォームを作成する
これで、Matt は住宅ローン提供の開示に関する認証フォームを作成する準備ができました。この開示では、別の貸主への住宅ローンの割り当て、売却、移転に関する Cumulus のポリシーを Rachel に通知します。
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をクリックします。
-
[認証フォーム] を検索して選択します。
- [認証フォーム] リストページで、[New (新規)] をクリックします。
- [新規認証フォーム] ウィンドウで、次の情報を指定します。
- 名前:
Mortgage Servicing Disclosure
(住宅ローン提供に関する開示) - リビジョン番号:
2022
- [有効開始日] と [有効終了日] の各項目を入力します。
- デフォルトの認証フォームテキスト: この単元の後半で設定します。ここでは空白のままにします。
- 関連付けられている規制:
RESPA
- 同意期間日数:
365
-
[Save (保存)] をクリックします。
認証フォームテキスト
認証フォームテキストレコードには、同意を求めるときに顧客に提示する開示声明が含まれます。顧客の所在地と言語設定に基づいて複数のバージョンを定義できます。たとえば、英語とスペイン語の 2 つのバージョンでローン費用の見積書開示フォームを作成できます。
新規認証フォームテキストウィンドウの項目を追加する
新規認証フォームウィンドウと同様に、FSC では新規認証フォームテキストウィンドウに [有効]、[参照のみ]、[最終有効化日時] という追加項目が提供されます。
Matt は、新規認証フォームウィンドウに追加項目を加えた方法を覚えています。プロセスは、新規認証フォームテキストウィンドウの場合でも同様です。[設定] にアクセスし、この 3 つの項目を Sofia と自分のプロファイルに追加します。
認証フォームテキストを作成する
Matt が Cumulus の住宅ローン提供ポリシー用の認証フォームテキストレコードを作成する手順は以下のとおりです。
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をクリックします。
-
[認証フォームテキスト] を検索して選択します。
- [承認フォームテキスト] リストページで、[New (新規)] をクリックします。
- [新規認証フォームテキスト] ウィンドウで、次の情報を指定します。
- 名前:
Mortgage Servicing Disclosure English
(住宅ローン提供に関する開示 (英語版)) - 認証フォーム: Mortgage Servicing Disclosure (住宅ローン提供に関する開示)
- 地域: 英語 (米国)
- 認証フォームテキストの概要:
The servicing of your mortgage loan may be transferred, assigned, or sold.“Servicing” refers to collecting your principal, interest, and escrow account payments.
(お客様の住宅ローンサービスは、移転、割り当て、売却されることがあります。「サービス」とは、元金、利息、エスクロー口座の支払の回収を指します。)
テキストが Web サイト (会社の Web サイトなど) で参照できる場合、その URL を [Full Authorization Form Url (完全な認証フォーム URL)] 項目で指定します。ドキュメントファイルのテキストをアップロードして使用する場合は、[コンテンツドキュメント] 項目でファイルを選択します。
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[有効] を有効にします。
-
[Save (保存)] をクリックします。
Matt は、スペイン語を話す顧客用に別の認証フォームテキストレコードを作成します。
認証フォームを認証フォームテキストレコードに関連付ける
認証フォームの設定と認証フォームテキストの設定が完了しました。次は、この 2 つをリンクします。Matt が実行する手順は次のとおりです。
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をクリックします。
-
[認証フォーム] を検索して選択します。
- [Authorization Forms (認証フォーム)] ページの [Mortgage Servicing Disclosure (住宅ローン提供に関する開示)] で、 をクリックし、[Edit (編集)] を選択します。
- [デフォルトの認証フォームテキスト] 項目で、[Mortgage Servicing Disclosure English] を選択します。
-
[Save (保存)] をクリックします。
データ使用目的を有効化する
Matt が先ほど作成した「Mortgage Initiation」(住宅ローン開始) という名前のデータ使用目的レコードを覚えていますか? このレコードはまだ有効になっていません。次の手順でレコードを有効化します。
Matt はまず、Mortgage Initiation レコードから認証フォームデータ使用目的レコードを作成します。
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をクリックします。
-
[データ使用目的] を検索して選択します。
- [データ使用目的] ページで、[Mortgage Initiation] をクリックし、[関連] タブをクリックします。
- [認証フォームデータの使用] コンポーネントで、[New (新規)] をクリックします。
- [新規認証フォームデータの使用] ウィンドウに、次の情報を指定します。
- 名前:
Mortgage Initiation
(住宅ローン開始) - 認証フォーム: Mortgage Servicing Disclosure (住宅ローン提供に関する開示)
-
[Save (保存)] をクリックします。
次に、Matt はデータ使用目的レコードを有効にします。
- そのまま Mortgage Initiation のデータ使用目的ページで、[Edit (編集)] をクリックします。
- [Mortgage Initiation を編集] ページで、[有効] を有効にします。
-
[Save (保存)] をクリックします。
次の単元
Matt は組織の準備とコンテンツ認証の設定を終え、開示および同意管理の設定が完了しました。最後の単元では、Sofia が情報認証要請を生成し、状況を追跡します。では、先に進みましょう。
リソース