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開示および同意管理のために組織を準備する

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • インテリジェントなドキュメントの自動化を設定する。
  • データ使用の法的根拠レコードを作成します。
  • データ使用目的レコードを作成する。
  • 情報認証要請の関連リストを追加する

このモジュールでは、受講者が Salesforce システム管理者で、開示および同意管理を設定する適切な権限を有するものと想定しています。けれども、システム管理者でなくても大丈夫です。このまま読み進み、本番組織でシステム管理者が各手順をどのように実行するのかを見てみましょう。Trailhead Playground で次の手順を実行しないでください。Trailhead Playground では開示および同意管理を使用できません。

インテリジェントなドキュメントの自動化を設定する

Matt はまず、インテリジェントなドキュメントの自動化を設定します。この設定によって、同意を得る際に取得するデータの種別を詳細なレベルで制御できます。Matt は、レコードの共有方法についてもカスタマイズできます。 

Matt が組織でインテリジェントなドキュメントの自動化を設定する手順は次のとおりです。

  1. 設定 をクリックして、[設定] を選択します。
  2. [クイック検索] ボックスにインテリジェントと入力し、[インテリジェントなドキュメントの自動化設定] を選択します。
  3. [カスタム共有][メールアドレスを取得][IP アドレスを取得][場所を取得] を有効にします。
    [インテリジェントなドキュメントの自動化設定] ページ

データ使用目的は、顧客から認証を取得する目的を定義します。目的がリーガルポリシーに基づく場合、データ使用の法的根拠レコードとして定義できます。その後で、データ使用の法的根拠レコードをデータ使用目的レコードに関連付けます。

貸付真実法 (TILA) によると、Cumulus は住宅ローン開始 (組成) プロセス時に Rachel が負担する手数料を開示する必要があります。Sofia は、Rachel に認証フォームを送信して Rachel の同意を取得しようと考えています。そこで、Matt はデータ使用の法的根拠レコードを作成し、作成したレコードをデータ使用目的レコードに関連付けることにしました。 

メモ

メモ
データ使用の法的根拠レコードの作成は省略可能です。

Matt が TILA のデータ使用の法的根拠レコードを作成する手順は次のとおりです。

  1. アプリケーションランチャー をクリックします。
  2. [データ使用の法的根拠] を検索して選択します。
  3. [データ使用の法的根拠] リストページで、[新規] をクリックします。
  4. [新規データ使用の法的根拠] ウィンドウに、次の情報を指定します。
    1. 名前: Truth in Lending Act (貸付真実法)
    2. ソース: TILA
      [新規データ使用の法的根拠] ウィンドウ。
    3. [保存] をクリックします。


次に、Matt はデータ使用目的レコードを作成し、作成したレコードをデータ使用の法的根拠レコードにリンクします。

  1. アプリケーションランチャー をクリックします。
  2. [データ使用目的] を検索して選択します。
  3. [新規データ使用目的] ウィンドウで、次の情報を指定します。
    1. 名前: Mortgage Initiation (住宅ローン開始)
    2. 説明: Documents required to inform buyers about fees associated with mortgage. (住宅ローン関連手数料について購入者に通知するために必要なドキュメント)
    3. 法的根拠: Truth in Lending Act (貸付真実法)
      [新規データ使用目的] ウィンドウ。 
    4. [保存] をクリックします。

情報認証要請レコードは、顧客が署名する認証フォームを生成するために作成されます。ビジネス要件に基づいて、複数の認証フォームを添付できます。

Matt は、Rachel に送信する認証フォームに関係する詳細情報とアクションに Sofia がすばやくアクセスできるようにしたいと考えています。そこで、情報認証要請ページのレイアウトに 3 つの関連リストを追加します。

  1. 設定 をクリックして、[設定] を選択します。
  2. [クイック検索] ボックスに情報と入力し、[情報認証要請] をクリックします。
  3. [ページレイアウト] をクリックし、[Info Authorization Request Layout (情報認証要請レイアウト)] をクリックします。
  4. オブジェクトパレットで、[関連リスト] をクリックします。
  5. [Info Authorization Request History (情報認証要請履歴)][認証可能なフォーム要請レコード][情報認証要請フォーム] を [関連リスト] セクションにドラッグアンドドロップします。
    関連リストコンポーネントである [Info Authorization Request History (情報認証要請履歴)]、[認証可能なフォーム要請レコード]、[情報認証要請フォーム] が追加された [ページレイアウト] エディター。
  6. [保存][はい] の順にクリックします。

次の単元

Matt は、開示および同意管理を使用できるように組織を準備しました。次の単元では、同意認証を設定します。では、先に進みましょう。

リソース

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