顧客から同意を収集する
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- マルチパーティ情報認証要請レコードを作成する。
- 情報認証要請レコードを作成する。
- 認証要請の状況を追跡する。
マルチパーティ情報認証要請を作成する
複数の顧客から同意を取得しようとしている場合は、マルチパーティ情報認証要請を作成します。
今回の住宅ローンプロセスでは、Sofia は Rachel と夫の Nigel の双方から同意を得る必要があります。そこで、マルチパーティ情報認証要請を作成します。
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をクリックします。
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[マルチパーティ情報認証要請] を検索して選択します。
- [マルチパーティ情報認証要請] ページで、[新規] をクリックします。
- [New Multiparty Information Authorization Request (新規マルチパーティ情報認証要請)] ウィンドウで、次の情報を指定します。
- 名前:
Mortgage Initiation - Rachel and Nigel Adams
(住宅ローン開始 - Rachel および Nigel Adams) - 回答状況: New (新規)
- データ使用目的: Mortgage Initiation (住宅ローン開始)
- 認証種別: Rachel と Nigel の双方が住宅ローン要請内容を承認する必要があるため、[すべて] を選択します。
使用可能なすべての認証種別についての詳細は、「リソース」セクションのリンクを参照してください。
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[Save (保存)] をクリックします。
情報認証要請を作成する
Sofia は次に、Rachel と Nigel が署名する認証フォームの生成に進み、双方への情報認証要請を作成します。
Sofia は Rachel から始めます。
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をクリックします。
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[情報認証要請] を検索して選択します。
- [情報認証要請] ページで、[新規] をクリックします。
- [新規情報認証要請] ウィンドウで、次の情報を指定します。
- 名前:
Mortgage Initiation Auth Request - Rachel Adams
(住宅ローン開始に関わる認証要請 - Rachel Adams) - データ使用目的: Mortgage Initiation (住宅ローン開始)
- 関連先: Rachel Adams
- 同意者: Rachel Adams
- コミュニケーション種別: メール
- 回答状況: New (新規)
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[Save (保存)] をクリックします。
Sophia は、Nigel Adams 用に別の情報認証要請を作成します。
次に、Sofia は Rachel と Nigel の双方に住宅ローン提供開示をメールで送信し、返事を待ちます。
認証の回答を追跡する
たった今、Rachel が Sofia のメールに返答しました。住宅ローン提供条件に同意しています。Sofia は喜び、急いでマルチパーティ情報認証要請の回答状況を更新します。
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をクリックします。
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[情報認証要請] を検索して選択します。
- [情報認証要請] ページで、[Mortgage Initiation - Rachel Adams] をクリックします。
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[関連] タブをクリックします。
- [Authorization Request Forms (情報認証要請フォーム)] 関連リストで、[Mortgage Initiation Auth Request - Rachel Adams (住宅ローン開始に関わる認証要請 - Rachel Adams)] の横の をクリックして [Edit (編集)] をクリックします。
- [編集] ウィンドウで、[回答状況] を [署名済み] に変更します。
- 認証が行われた日時を入力します。
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[Save (保存)] をクリックします。
Nigel はフォームを読みましたが、まだ承認していません。そこで、Sophia は情報認証要請の状況を [参照済み] に変更します。
マルチパーティ情報認証要請の全体的な回答状況は、最も低い状況値に基づいて決定します。マルチパーティ情報認証要請の回答状況が [参照済み] と [署名済み] の場合、全体的な状況は [参照済み] となります。Rachel および Nigel Adams の場合、Nigel がまだ署名していないため、回答状況は [参照済み] となります。
最後のアドバイス
効率的な同意管理ソリューションへの Cumulus の探求は、ようやく終わりを迎えています。開示および同意管理を使用すると、かつてないほど簡単に顧客からの同意を取得、管理できます。Rachel のような顧客は署名する契約条件に絶えず注意を払っていますが、データが安全かつセキュアであることに安心できます。これにより信頼、さらにはブランドロイヤルティが構築されます。また Cumulus は、評判の低下や不遵守による罰金も回避しやすくなりました。これはすべて開示および同意管理機能のおかげです。
Sofia はようやく自分の好きなことである「顧客の耳に傾け、最適なローン商品を見つける」作業に集中できます。
Matt は、開示および同意管理の設定が直観的で簡単に行えたことに感激しています。ただし、そこで Salesforce 製品だから当然だということを思い出しました。
リソース