Skip to main content
Bring your team and maximize your impact at Dreamforce. Register three or more to unlock $999 passes.

グリッドデザインのオプションを作成する

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • クライアントのニーズを満たすグリッドデザインのオプションを作成する。
  • グリッドデザインの推奨オプションのメリットと考慮事項をクライアントに明確に説明する。
  • グリッドデザインのオプションをクライアントのビジネス目標や課題に結び付ける。

サービスエンゲージメントの例

クライアントである大手の IT 企業が先頃、同じ業界の小規模な企業を買収しました。この単元では、架空の合併企業向けにグリッドデザインのオプションを作成する方法を見ていきます。

ステップ 1: 準備

まず、クライアントの全体的なビジョンと、ディスカバリーに必要なその他の情報を収集します。次に、その情報を参考に、クライアントのニーズに応えるグリッドデザインを 2 ~ 3 つのオプションにまとめて、方向性を示します。

ディスカバリーで収集する主な情報は次のとおりです。

ディスカバリーで得られる情報

グリッドデザインの推奨事項

どちらの企業にも独自のビジネスユニットがある。買収に伴い、財務やマーケティングなど、数種のビジネスユニットが統合されることになっている。

両社の財務などのビジネスユニットを、買収後の事業体制に合わせて、同じワークスペースに配置する必要があります。

大手の買収側企業は Slack を使用しているが、特にベンダーやその他の外部関係者とのコミュニケーションには、依然としてメールを多用している。被買収企業の従業員のほうが Slack を使いこなしており、メールよりも Slack を選ぶ可能性が高い。

Slack コネクトを使用して外部とのコラボレーション専用のワークスペースを設ければ、ベンダーや外部関係者とのメールを減らすことができます。包括的な大規模ワークスペースを作成し、ナレッジバンクを構築すると、検索機能が向上します。

被買収企業の従業員は現在、買収側企業の従業員から疎外されていると感じている。買収側企業の文化に溶け込みたいと思っているものの、自分たちを受け入れようとする取り組みがまだ十分ではないと感じている。

1 つのグローバルワークスペースに両社の従業員をまとめて、ソーシャルチャンネルや従業員リソースグループチャンネルを活用すれば、コラボレーションを促進することができます。

どちらの企業も引き続きメールと Slack を使用する。ただし、Slack でサードパーティツールを使用する際のアプリの承認プロセスと管理プロセスが両社で異なる。当面は、このまま維持する必要がある。

同一のグリッド内に 2 つの別々のワークスペースを設ければ、両方のグループがそれぞれのニーズに応じてポリシーや設定をカスタマイズし、アプリ管理などのプロセスを効率化できます。

企業は合併後、そのビジョンの実現に向けて次のことを行う。

  • 従業員のエンゲージメントと交流を推進する。特に 2 つのオーガナイゼーション間の従業員のつながりを強化する。
  • リモート勤務で世界各地に分散している従業員同士の結び付きを強める。
  • Slack と Google カレンダー、Jira、Zoom とのシームレスな連携を維持する。

1 つのグローバルワークスペースに両社の従業員をまとめることができます。また、ソーシャルワークスペースで両社間のつながりを築き、両社を包含する文化を育むことができます。

使用頻度の高いアプリは、オーガナイゼーションレベルで事前承認してインストールすれば、従業員全員がアクセスできるようになります。

ステップ 2: 設計

ビジョンとディスカバリーで収集した情報に基づいて、グリッドデザインの 3 つのオプションを作成し、クライアントが検討できるようにします。

オプション 1: 1 つのワークスペースからなる一元型デザイン

一元型デザイン - 1 つのワークスペース。

このオプションでは、すべての従業員が 1 つのスペースでシームレスにコラボレーションやコミュニケーションを行います。このグリッドデザインの場合、全従業員が 1 つにまとめられ、2 つのグループに必要な異なるプロセス、ポリシー、設定は考慮されません。たとえば、Slack でサードパーティツールを使用する際のアプリの承認と管理に別々のプロセスが必要になる場合などです。

利点

考慮事項

  • Slack の新規ユーザーにとって最も操作しやすい。
  • ユーザーによるワークスペースのコンテキストの切り替えが最小限に抑えられる。
  • すべての従業員が 1 つのワークスペースにまとめられる。
  • サイロが解消される。
  • ワークスペースの細かな設定やポリシー (保持期間など) を、ワークスペース内で調整できない。
  • エンドユーザーのチャンネルに過負荷が生じる可能性がある。
  • パブリックチャンネルよりもプライベートチャンネルの使用が促される。
  • アプリの承認プロセスなど、2 つのグループが個別に維持する必要があるプロセスに対応できない。
  • ポリシー、設定、プロセスを統一する準備が整うより先に、両社のワークスペースが統合される。

オプション 2: 2 つのワークスペースからなる分散型デザイン

2 つのワークスペースを使用した分散型デザイン。

このオプションはやや複雑ですが、2 つの企業がグローバルチャンネルやマルチワークスペースチャンネルを通して、シームレスにコラボレーションやコミュニケーションを行うことができます。このグリッドデザインは、Slack でサードパーティツールを使用する際のアプリの承認プロセスや管理プロセスなど、2 つのグループがそれぞれに必要とする各種のプロセス、ポリシー、設定を考慮します。

利点

考慮事項

  • 移行直後のユーザーエクスペリエンスにほとんど変化がない (移行に関するコミュニケーションも最小限で済む)。
  • ユーザーのコンテキストの切り替えが最小限に抑えられる。
  • 両社の管理モデルが維持される。
  • 拡張性と将来的な接続性の選択肢を残すことができる。
  • ポリシーや設定 (アプリのリクエスト管理、レビュープロセスなど) を細かく指定できる。
  • パブリックチャンネルよりもプライベートチャンネルの使用が促される。
  • サイロ化された業務が助長され、一体感のある文化を築く機会が限られる可能性がある。
  • リモート勤務で世界各地に分散している従業員間のつながりがさほど改善されない。

オプション 3: 3 つ以上のスペースからなる分散型デザイン

3 つ以上のワークスペースを使用した分散型デザイン

オプション 3 もやや複雑ですが、合併後の企業がシームレスにコラボレーションやコミュニケーションを行う機会が増えます。このグリッドデザインは、2 つのグループそれぞれに必要なプロセス、ポリシー、設定を考慮する一方で、すべての従業員がつながり、企業文化を築く場を設けます。このグリッドデザインは明確で、理解しやすい構造になっています。社内通知やコラボレーションの推進に OrG 全体のチャンネルを使用して採用を促進します。

利点

考慮事項

  • リモート勤務で世界各地に分散している従業員同士のつながりが強まる。
  • ユーザーエクスペリエンスへの影響が最小限に抑えられる。
  • 両社の管理モデルが維持される。
  • 拡張性と将来的な接続性の選択肢を残すことができる。
  • ポリシーや設定を細かく指定できる。
  • ユーザーのコンテキストの切り替えが若干増える。
  • マルチワークスペースチャンネルに対する需要が高まる。
  • 管理プロセスや管理業務の複雑さが若干増す。

推奨

推奨ソリューション。

オプション 3 は、ディスカバリープロセスで特定されたニーズの大半を満たします。たとえば、従業員同士のつながりが強まり、両社にとって望ましい管理モデルが維持されます。そのため、合併後の企業にオプション 3 を推奨します。ソーシャルワークスペースは、2 つのオーガナイゼーション間の従業員のエンゲージメントと交流を促進するという企業のビジョンに適合しています。その一方で、2 つの企業を各自のワークスペースに維持すれば、それぞれが独自の管理プロセスに沿って業務を進めることができ、準備が整うよりも先に統合が行われることがありません。

ステップ 3: 調整

明確に定義されたグリッドデザインの推奨案がまとまったら、クライアント向けのグリッドデザインワークショップをスケジュールし、グリッドデザインのベストプラクティスと、グリッドデザインの推奨オプションについてプレゼンテーションを行えるようにします。このミーティングでは、次のことを行います。

  • クライアントのニーズを満たすグリッドデザインのオプションを提示する。
  • グリッドデザインの推奨オプションのメリットと考慮事項を明確に説明する。
  • グリッドデザインのオプションをクライアントのビジネス目標と課題に結び付ける。

もっと詳しく知りたいですか?

Slack グリッドのデザインについての詳細は、「Slack Enterprise Grid 入門」を参照してください。グリッドデザインのワークショップを効果的に実施する方法についての詳細は、「クライアントと Slack Enterprise グリッド設計を検証する」バッジを参照してください。

Salesforce ヘルプで Trailhead のフィードバックを共有してください。

Trailhead についての感想をお聞かせください。[Salesforce ヘルプ] サイトから新しいフィードバックフォームにいつでもアクセスできるようになりました。

詳細はこちら フィードバックの共有に進む