MuleSoft RPA Manager のダッシュボードを使用する
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- MuleSoft RPA Manager の Dashboard モジュールを使用する。
- 公開ダッシュボードを使用してプロセスを監視する。
- ダッシュボードを作成して公開する。
単元 1 では、RPA プロセスと RPA Bot を監視する方法を学びました。では、組織で実行しているすべての RPA プロセスの統計を入手する場合はどうすればよいでしょうか? この場合、Dashboard モジュールを使用する必要があります。
Dashboard モジュールについて知る
MuleSoft RPA Manager の Dashboard モジュールを使用すれば、すべての RPA プロセスの重要メトリクスを 1 つのビューで確認できます。
ダッシュボードウィジェットを使用する
さまざまなダッシュボードを作成して 1 つまたは複数のダッシュボードウィジェットを編成できます。
MuleSoft RPA Manager には、以下のダッシュボード作成ウィジェットが備わっています。
ウィジェット名 | 説明 |
---|---|
Analysis packages (分析パッケージ) |
分析期間中に収集されたすべての RPA Bot の分析パッケージ数を表示します。 |
Business Process Performance (ビジネスプロセスパフォーマンス) |
分析期間中にプロセスがトリガーされた頻度と平均実行時間を表示します。 |
Current Bot Status (現在のロボット状況) |
RPA Bot の状況を表示します。 |
Used Bot Minutes (ボットの使用分数) |
選択された時間内にすべてのボットが使用した分数が表示されます。 |
Profit analysis: process time (収益分析: プロセス時間) |
本番設定ごとのプロセス実行時間と手動プロセス実行時間の比較を表示します。 |
Profit analysis: process frequency (収益分析: プロセス頻度) |
分析期間中のプロセス実行頻度を表示します。 |
Bot Workload (Bot ワークロード) |
本番設定ごとの RPA Bot セッション割り当てを表示します。空きセッションも表示します。 |
Automation Management (自動化管理) |
ライフサイクルフェーズの観点ですべての RPA プロセスの進行状況を表示します。 |
公開ダッシュボードを使用する
組織のユーザーが作成、公開したダッシュボードは、公開ダッシュボードとしてリストされます。[Dashboard Open (ダッシュボードを開く)] 権限が割り当てられているユーザーのみがダッシュボードを表示できます。
各公開ダッシュボードには、以下の情報が表示されます。
公開ダッシュボードの項目 |
説明 |
---|---|
名前 |
ダッシュボードの名前を表示します。 |
説明 |
ダッシュボードの簡単な説明を表示します。 |
Analysis interval (分析期間) |
評価されたデータの期間を表示します。 |
Refresh rate (更新頻度) |
ダッシュボードの更新が開始するまでの期間を表示します。 |
Last change (最終変更) |
ダッシュボードビューが最後に更新された時刻のタイムスタンプを表示します。 |
ダッシュボードは、編集、コピー、削除、保存することもできます。[Save (保存)] をクリックすると、公開ダッシュボードの非公開コピーが作成されます。
ウォークスルー
次のデモ動画で、管理者が上記のタスクを実行する方法を見てみましょう。テキストの手順を見ながら同時に実行したい場合は、ウォークスルーの手順を参照してください。