Intelligence Reports for Engagement を知る
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- Intelligence Reports について説明する。
- Intelligence Reports を使用する場合を説明する。
- メジャメントとディメンションの違いを認識する。
Intelligence Reports とは
Intelligence Reports はトップクラスのマーケティングインテリジェンスプラットフォームである Marketing Cloud Intelligence を基盤としています。Intelligence Reports を使用することで、すべてのデータをつなぎ合わせてマーケティングに関する深いインサイトやキャンペーンパフォーマンスを知ることができます。Intelligence Reports は、メール、プッシュ、ジャーニーのキャンペーンレベルのデータの詳細な分析を生成、表示、共有する新しい手段です。Intelligence Reports に装備された次のツールを活用して、パフォーマンスを最適化したり、お客様とのエンゲージメントを高めたりすることができます。
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ダッシュボード: 事前構築されたダッシュボードでデータを簡単に分析し、情報に基づくデータ主導の判断を下すことができます。このダッシュボードでは、メール、プッシュ、ジャーニーのキャンペーンレベルのデータをビジネスユニットまで視覚化できます。
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ピボットテーブル: データを探索したり、データを整理、集計、スライスするカスタムレポートを作成して、比較、トレンド、パターンを表示したりすることができます。
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スケジュール済みレポート: データの詳細な分析を取得、表示、共有します。Excel、CSV、テキスト形式のほか、PowerPoint、PDF、PNG などの視覚形式を使用して、レポートを簡単にスケジュールして共有できます。
Intelligence Reports をはじめる
Intelligence Reports にアクセスするには Marketing Cloud で [Analytics Builder] タイルにマウスポインターを置き、ドロップダウンメニューから [Intelligence Reports] を選択します。
Intelligence Reports はロールと権限に基づいています。つまり、特定のアクションを実行できるかどうかは、自分のユーザーロールと割り当てられた権限によって決まります。
次の表で、各権限と権限ごとに実行可能なアクションについて説明します。
アクション/権限 |
アクセス/表示、エクスポート |
スケジュール |
作成、編集 |
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ダッシュボードの表示とエクスポート |
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ピボットテーブル作成とエクスポート |
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ピボットテーブルの保存、編集、削除 |
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レポートのスケジュール |
次の表に、各権限がさまざまな Marketing Cloud ユーザーロールにどのように影響するかを示します。
MC ロール/権限 |
アクセス/表示、エクスポート |
スケジュール |
作成、編集 |
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システム管理者または Marketing Cloud 管理者 |
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アナリスト、Marketing Cloud チャネルマネージャー、Marketing Cloud コンテンツエディター |
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Marketing Cloud ビューアー |
表示されるデータ
Intelligence Reports にはメール、プッシュ、ジャーニーのキャンペーンレベルのデータが表示されます。(購読者レベルまたはイベントレベルのデータは表示されません。)表示されるデータは日単位で集計されたメトリクスです。たとえば、特定のキャンペーンの 1 日ごとの送信数と開封率が過去 30 日間にわたって表示されます。
使用できるデータ要素にはディメンションとメジャメントの 2 種類があります。
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ディメンション: キャンペーン名やキャンペーン ID などの定性的な非数値データ (数えられないデータ)。
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メジャメント: クリック数や開封メール数などの定量的な数値データ (数えられるデータ)。
Intelligence Reports について詳しくなったところで、次の単元ではダッシュボードについて詳しく学習します。
ご存じでしたか?
Intelligence Reports には、アップグレードされたプレミアムバージョンもあります。Intelligence Reports Advanced には、Intelligence Reports の機能に加え、さらに機能が追加されています。
リソース