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Intelligence Reports Advanced を知る

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • Intelligence Reports Advanced で使用可能なツールを説明する。
  • Intelligence Reports Advanced に移動する。

始める前に

始める前に、「Intelligence Reports for Engagement」を完了しておく必要があります。ここでの作業は、そのバッジで学習した概念に基づいて行います。このバッジの対象は、主に Marketing Cloud でのみ利用可能なプレミアムレポートツールである Intelligence Reports Advanced です。Intelligence Reports Advanced では、Intelligence Reports for Engagement のすべての機能に加えて、このバッジで説明されている高度な機能を使用できます。 

Intelligence Reports Advanced とは?

Intelligence Reports Advanced は Marketing Cloud ユーザー向けのプレミアムレポート製品であり、高度な分析機能を備えています。 

Intelligence Reports for Engagement では、高度に可視化された、事前定義済みかつフィルター設定可能なダッシュボードにアクセスできます。このダッシュボードでは、メールの到達率、開封率、ジャーニーパフォーマンスなど、主要な KPI に関するエグゼクティブレベルのレポートが提供されます。

Intelligence Reports Advanced では、より粒度の細かいデータのビューやエクスポート、独自のビジネスニーズを反映したダッシュボードのカスタマイズ機能を使用できす。また、Email to Web Conversion、クロスチャネルマーケティングインサイト、Audience Insights for Advertising Studio、Sales Cloud 向けマーケティングインサイトなどのアプリにアクセスできるため、クロスチャネルマーケティングデータの価値を引き出すことができます。このようなアプリでは、使用するマーケティング機能がどのようなものであっても、マーケティングデータをさらに活用して、データ主導の意思決定を促進できます。

Intelligence Reports Advanced では、次のことが可能です。 

  • 事前定義済みダッシュボードをカスタマイズする、またはカスタムダッシュボードページをゼロから作成する。ダッシュボードをコレクションで整理して 60 を超えるウィジェットでカスタマイズし、数回クリックするだけでページのブランド設定を行えます。
  • カスタムメイドのディメンションとメジャメントを作成する。データの基礎となるディメンションとメジャメントを変更して、ビジネスに固有のニーズを解決できます。
  • クロスチャネルソリューションをインストールして使用する。Marketing Cloud Intelligence で構築された既製のアプリの美しい UI とシンプルなインストールモードを使用することで、異なるデータソースをハーモナイズし、迅速に可視化して分析できます。
  • データをクエリする。詳細な情報を取得するためのクエリを作成し、ダッシュボードで直接使用できないデータに関するインサイトを得ることができます。
  • データエクステンションに接続してクエリする。データエクステンションデータでエンゲージメントデータをクエリすれば、さらに属性やメジャメントを取得することができます。

Intelligence Reports Advanced 入門

Intelligence Reports Advanced は Intelligence Reports の一部であるプレミアム機能であり、高度な機能が追加されます。アカウントで Advanced サービスが有効になると、すぐにワンランク上の分析ツールを活用することができます。

Intelligence Reports に切り替えるには、Marketing Cloud で [Analytics Builder] タイルにマウスポインターを置き、ドロップダウンメニューから [Intelligence Reports] を選択します。  

[Analytics Builder] メニューが展開され、[Datorama レポート] が選択されている Marketing Cloud ホームページ。

Intelligence Reports Advanced はユーザーロールと権限に基づいています。つまり、自分のユーザーロールと割り当てられた権限に応じて、特定のアクションのみを実行できます。

各ユーザーロールで使用できる権限を見てみましょう。

 

アクション/権限
アクセス、表示、エクスポート
スケジュール
作成、編集

ダッシュボードを作成してカスタマイズする

拒否

拒否

許可

カスタムのディメンションとメジャメントを作成する

拒否

拒否

許可

ソリューションをインストールする

拒否

拒否

許可

クロスチャネルソリューションを使用する

許可

許可

許可

データレークをクエリする

拒否

拒否

許可

データエクステンションに接続してクエリする
拒否 拒否 許可

この単元では、Intelligence Reports Advanced とその機能について紹介しました。次の単元では、各機能を深く掘り下げて、分析を強化する方法を確認します。まず、ダッシュボードページを作成して編集し、ダッシュボード、ピボットテーブル、レポートで使用するカスタムのディメンションとメジャメントを作成します。最後に、クロスチャネルソリューションについて説明します。クロスチャネルソリューションでは、シンプルなインストールプロセスと美しい UI を使用し、異なるデータソースをハーモナイズして全体像を把握することができます。それでは、次に進みましょう。

リソース 

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