Marketplace アプリケーションを使用する
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- 特定の使用事例に対してどのアプリケーションが適しているかを判断する。
- Marketplace アプリケーションをインストールする。
適切なアプリケーションを見つける
Marketing Cloud Intelligence の Marketplace アプリケーションはデータを Marketing Cloud Intelligence にすばやく取り込み、そのまま使用できるマーケティングソリューションによってデータを拡張できる優れたツールです。Marketplace アプリケーションを使用すれば、さまざまな使用事例を解決し、実行可能なインサイトや視覚化を実現できます。ただし、特定の状況に対して使用すべきアプリケーションをどのように見分ければよいのでしょうか? 詳しく見ていきましょう。
アプリケーションを見つけるために主に使用するツールは Marketplace の検索です。検索バーにキーワードを入力すれば、検索語に一致するソリューションが表示されます。たとえば、メールソリューションを探している場合には、「Email」(メール) というキーワードを入力します。Email to Web Conversion アプリケーションと Salesforce Marketing Cloud Email アプリケーションの 2 つが表示されます。
各アプリケーションの詳細を知るには、アプリケーションタイルをクリックし、[続きを読む] をクリックします。Email to Web Conversion アプリケーションを見てみましょう。[続きを読む] をクリックすると、アプリケーションの機能と解決しようとしている問題についての概要が表示されます。アプリケーションのインストールプロセスと最終的なビューの何枚かのスクリーンショットも表示されます。
さらにアプリケーションのデモを見ることもできます。[デモを見る] をクリックするとアプリケーションのデモモードにリダイレクトされ、そこで操作してみてどのような視覚化やインサイトがあるかを確認できます。
さまざまなタブを見て回り、ハーモナイズされたデータがどのように視覚化されるかを確認し、このアプリケーションが自分のニーズに適しているかどうかを判断できます。
Marketplace アプリケーションをインストールする
適切なアプリケーションを選択したら、次にそのアプリケーションを Marketing Cloud Intelligence ワークスペースにインストールします。アプリケーションをインストールできるのは管理者ユーザーのみです。ビューアーやパワーユーザーはアプリケーションをウィッシュリストに追加することができます。管理者にはユーザーがインストールを希望していることが通知されます。自分が管理者である場合は、[今取得する] をクリックしてインストールプロセスを開始します。
Marketplace アプリケーションはそれぞれ異なり、必要なデータやコンポーネントの種類も異なるため、インストールプロセスも若干異なります。ただし、すべてのアプリケーションのインストールプロセスは合理化されていて、数回のクリックで実行でき、コードは不要です。各アプリケーションにはインストールウィザードが組み込まれていて、シンプルでわかりやすいステップバイステップのプロセスが明示されています。
Email to Web Conversion アプリケーションの場合、メールと Web の分析データを接続し、1 つの種類のデータを別の種類のデータに照合するシンプルなルールを設定します。
各アプリケーションには関連資料が付属していて、インストール方法や、インストール後にワークスペースに作成されるさまざまなコンポーネント (データストリームやさまざまなハーモナイゼーションなど) の概要が記載されています。
アプリケーションのインストールが終了すると、[製品] の [インストール済みソリューション] にそのアプリケーションが表示され、すぐに視覚化やインサイトの使用を開始できます。
次の単元
次に、Marketplace コネクタに注目して、外部環境に接続する方法を見ていきましょう。