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Marketing Cloud Intelligence プラットフォームについて知る

メモ

Datorama は Marketing Cloud Intelligence になりました。 

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • マーケティングインテリジェンスを定義する。
  • Marketing Cloud Intelligence プラットフォームの主要な構成要素を説明する。

マーケティングインテリジェンスを使用する理由

マーケターは、適切なタイミングで適切なインサイトに対してアクションを実行できるようにする必要があります。各マーケティング活動について、すべてのパフォーマンス、結果、投資データを一箇所で確認できると良いですね。探しているのは、クロスプラットフォームのマーケティングインテリジェンスです。 

Marketing Cloud Intelligence プラットフォームを使用すると、すべての投資と活動について、次のようにいつでも説明できるようになります。

  • 接続と統合: Marketing Cloud Engagement の各種テクノロジーと市場のその他のツールおよびテクノロジーのすべてのマーケティングデータとインサイトを一元化したプラットフォームで接続および統合します。操作はクリックで行い、コードは不要です。
  • 分析とレポート: 組織内のすべての関係者が適切な情報を得られるように、すべてのチャネルとキャンペーンにわたって分析とレポート作成を行います。すべてのデータに関する AI によるインサイトを可視化し、KPI を達成するためのアクションを大規模に実行します。
  • アクションとコラボレーション: 組み込まれた有効化ツールとコラボレーションツールを使用してマーケティングテクノロジースタックと意思決定者を結び付けることによって、ROI を促進し、共通の目標に向けて組織を 1 つにまとめます。

これらの機能を詳しく見ていきましょう。

接続と統合

データの接続と統合を手動で行うのは簡単ではありません。Marketing Cloud Intelligence を使用すると、測定、レポート作成、最適化をサポートする新しいチャネル、ツール、内部システムを瞬時に接続できます。Intelligence によって、あらゆる場所からデータをプラットフォームに簡単に取得し、そのデータが持つ意味を理解できます。

Marketing Cloud Intelligence のデータインテグレーション、データモデリング、セマンティックレイヤーは、組み込みのマーケティングに関する深い専門知識、AI 機械学習、拡張しやすさを併せ持ち、オートメーションとカスタマイズの完璧なバランスが保たれています。すべてのプラットフォーム、ツール、レポートを 1 か所に接続して統合することが、スマートなアシストテクノロジーによって容易に実現できます。

主要なインテグレーション機能

  • APIConnect: マーケティング API の最も広範囲で急速に拡大しているライブラリや、よく使用されるデータベース、クラウドストレージプラットフォーム、ビッグデータ環境にアクセスします。Intelligence API は、ソーシャル、検索、ディスプレイ、動画、プログラマティック、Web 分析、CRM、メールなどのマーケティングおよび広告テクノロジーエコシステムの全範囲に対応しています。
  • TotalConnect: マーケター専用の TotalConnect では、ファイルベースのすべてのレポートソースの取得、整理、収集、データモデルマッピングが自動化されます。これらは重要な作業ですが、手動の方法では高度なスキルセットがあったとしても遅れないようにするのが大変です。さらに、継続的な機械学習によって Intelligence はますますスマートになり、日々、Intelligence プラットフォームで有効な大量のデータストリームからインサイトを得られます。
  • LiteConnect: 1 つのデータファイルのデータ取得と分析が簡略化されます。LiteConnect を使用して、データファイルを Intelligence にドラッグすると、すぐにそれが可視化されます。LiteConnect では、事前にデータモデルを考慮する必要がないため、アドホック分析やマーケティング以外のソース (セールスデータ、地理データ、天候データなど) に最適です。

分析とレポート

すべてのデータが整理、統合され、1 か所で連携できたら、次のステップは、データを掘り下げてインサイトを取得することです。Intelligence で常に使用できる最適化とレポート作成、印象的な視覚化、AI 機械学習によって、よりスマートな意思決定を行うために必要なマーケティングインテリジェンスが得られます。 

Intelligence では、統合プラットフォーム内ですべてのマーケティングデータを監視してレポートを作成し、各関係者に適切な KPI、トレンド、ドリルダウンを提供できます。そして、AI によって表示されるインサイトを利用して即座に最適化を行います。そのすべての機能は、どこにいても Web またはモバイルを使用してアクセスできます。

主要なインサイト機能

  • Data Canvas: 一連の視覚化機能であるデータキャンバスでは、ダッシュボードと高度なデータ検出ツールが組み合わされ、データに基づいた説得力のあるストーリーや分析を作成できます。
  • SmartLenses: AI 搭載のワンクリックダッシュボードである SmartLenses では、KPI 設定と主要チャネルからのデータモデリングが自動的に処理されます。最も重要なメトリクスやトレンドが即座に表示されるため、より効果的なビジネス上の意思決定についての情報を得て、良い結果につなげることができます。
  • Einstein マーケティングインサイト: AI 搭載の Einstein マーケティングインサイトによってマーケティングキャンペーンが分析され、戦略的な調整が自動的に明らかになるため、うまくいっていることを活用し、うまくいっていないことを修正できます。
  • カスタム分析: すべてのマーケティングデータに対して独自の予測モデルや処方的モデルをリリースする準備はできていますか? Intelligence では、分析パワーユーザーに、R と Python のサポートを始め、さまざまな詳細分析ツールや開発者ツールが提供されます。

アクションとコラボレーション

データからインサイトを収集した後に、それに対してアクションを実行する必要があります。チームに対して重要な発見事項を通知する場合でも、マーケティングキャンペーン計画を変更する場合でも、Intelligence では、適切な情報が適切なユーザーやシステムに関連付けられるため、プロセスが簡略化されます。それによって、あらゆるプラットフォームにわたって、コラボレーション、キャンペーンの管理、データの有効化を実行できます。Intelligence は、あらゆるマーケティングテクノロジーに対して、インテリジェントな目標監視、エンタープライズコラボレーション、ワークフローオートメーションを実現します。

主要な有効化機能

  • 有効化: クロスプラットフォームのアクションや通知を実行します。アクションルールを使用すると、単純な if/then ロジックを使用してデータに基づくアクションを実行できます。有効化コネクタライブラリを使用すると、数回のクリックで主要なマーケティングプラットフォームに接続し、Intelligence 内から直接、Facebook、Google 広告、Twitter などでのキャンペーンを管理できます。さらに、Webhook や Python を使用すると、あらゆる用途のためのカスタムアクションを作成できます。
  • コラボレーション: 情報に基づく意思決定を行い、データのコンテキストに沿った質問ができるように、ダッシュボード内からチームのコラボレーションを次のレベルに引き上げます。埋め込み可能なリンク、ダウンロード可能なレポート、あらゆる画像ファイル種別を使用して、ウィジェットからダッシュボードレベルまでのデータとインサイトを共有します。Slack やその他の任意のチャットアプリケーションと統合し、すべてのチームにデータをブロードキャストします。

拡張性とセキュリティ

Marketing Cloud Intelligence はマルチテナントマーケティング分析プラットフォームで、グローバル組織のすべてのビジネスユニットやチーム、あるいはエージェンシーまたはその他のサービス組織内のすべてのクライアントをサポートするように設計されています。世界中のユーザーに高いパフォーマンスが提供され、手動でのプロビジョニングは必要ありません。ユーザーおよびデータセキュリティ権限機能によって、あらゆる役割のすべてのユーザーが適切な情報にアクセスできます。

これで、Intelligence によってマーケティングデータと意思決定のための一元化された 1 つのプラットフォームが提供されることを理解できました。次は、Intelligence が Marketplace を使用してどのようにマーケティングエコシステムをつなぐかを見ていきましょう。

リソース

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