ページを参照してエクスポートする
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- ダッシュボードページを簡単に参照する。
- ウィジェットのクイック検索条件を使用する。
- コレクション、ページ、ウィジェットをエクスポートする。
ダッシュボードページを参照する
ダッシュボードページの作成が完了したところで、次はページを参照し、絞り込み、アクションを実行する方法を学習しましょう。
ダッシュボードページにはある時点でのスナップショットが表示されるため、ダッシュボードページのデータを正しく分析するには、ページに適用される期間と検索条件を確認することが重要です。ページ上部のじょうごアイコン (1) にマウスポインターを置くと、ページに適用されているすべての検索条件の詳細がツールチップに表示されます。じょうごをクリックすると、タブが開き、すべての適用済み検索条件が表示されます (2)。
ページに適用されている検索条件を表示する方法を知っておくことは不可欠で、それによってユーザーはコンテキストを理解してデータを正しく解釈できます。次の例では、データは特定の広告グループとデータストリームに絞り込まれています。
ウィジェットのクイック検索条件を使用する
ページを特定のディメンションでスライスしたり、ウィジェット内の特定のディメンションのデータを除外したりすることによって、データをさらにドリルダウンすることが可能です。たとえば、ソーシャルデータによってページをスライスしてすべてのウィジェットにソーシャルデータのみが表示されるようにしたり、ページ上のウィジェットからすべての検索データを除外したりできます。これを行うには、スライスまたは除外するディメンションを選択します。たとえば、円グラフでオプションにマウスポインターを置き、[フィルター] アイコン (1) をクリックしてページ上のデータをスライスするか、[x] アイコン (2)をクリックして値を除外できます。
これでデータが特定の要件に合わせて変更されました。また、ダッシュボードを参照する関係者は必要に応じてデータを絞り込んで分析できます。
コレクション、ページ、ウィジェットをエクスポートする
コレクション、ページ、ウィジェットが完全にカスタマイズされたため、関係者にデータを見せる準備が整いました。多数の関係者とデータを共有する手順は複雑になることがあります。そこで役に立つのがエクスポートオプションです。さまざまな要素を次のような各種形式にエクスポートできます。
- コレクションは PDF、PPT 形式にエクスポートできます。
- ページは PNG、Excel、PDF、PPT 形式にエクスポートできます。
- ウィジェットは Excel、CSV、PNG、PDF 形式にエクスポートできます。
要素をエクスポートするには、その要素のオプションメニュー (1) をクリックし、[エクスポート] (2) にマウスポインターを置き、目的のエクスポート形式 ([PDF] など) (3) を選択します。目的の形式を選択すると、タスク処理ウィンドウが表示され、エクスポートをダウンロードできるようになると通知が表示されます。
エクスポートオプションでは [アドバンスエクスポート] も使用できます。アドバンスエクスポートを使用すると、ページをエクスポートする前にレイアウトをデザインし、印刷、プレゼンテーション、またはメール用にカスタマイズできます。レイアウトにはページの構造と保存済み設定が含まれ、将来再利用できます。用途に基づいてさまざまなレイアウトを保持し、インタラクティブフィルターセットを含めることができるため、関係者にとって関連性の高いデータのみが含まれた効率的なエクスポートをこれまで以上に簡単に作成できます。
アドバンスエクスポートでは、ダウンロードするファイルの種類、ページのサイズ、ページ上のウィジェットのレイアウトなどを選択できます。レイアウトを保存して、毎回同じレイアウトでエクスポートできるようにすることもできます。
これですべてのデータが保存され、必要な時にいつでも見せたり共有したりできるようになりました。
次の動画でページの参照についての詳しい説明をご覧ください。