API コネクタを使用する
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- API コネクタを特定する。
- API コネクタを使用して Marketing Cloud Intelligence にデータをアップロードする。
- API コネクタを接続して設定する。
- API コネクタのデータストリームを保存して表示する。
API コネクタとは?
API を使用して Google 広告や Facebook などの外部ソースプラットフォームに簡単に接続する方法を求めている場合は、API コネクタが適しています。Marketing Cloud Intelligence には 100 種を超える API コネクタが用意されています。認証情報を入力してアカウントを認証すれば、後は Marketing Cloud Intelligence で自動的に処理されます。
接続すると、自動的にデータストリームが作成され、データがマッピングされます。さらに、Marketing Cloud Intelligence でサポートされている API はすべてメンテナンスの対象で、ソースプラットフォームで実施されたデータの変更に応じて更新されます。
この単元では、API を使用してデータを接続する方法を説明します。次の動画で、実際の手順をご覧ください。
Marketing Cloud Intelligence で API コネクタを選択する
データストリームを作成するときに、使用可能なすべての API コネクタが表示されます。詳しく見てみましょう。
特定のコネクタを見つけるには、検索バーで特定の API コネクタを検索するか (1)、使用可能なコネクタのリストをスクロールダウンします (2)。
API コネクタを選択すると、設定画面が表示されます。この画面は動的で、選択した API に応じて変化します。以下は、Google 広告 API の設定画面の一例です。
最初のステップは、API の認証情報を入力することです。API の認証情報は、Marketing Cloud Intelligence に接続する各種のプラットフォームへのログインに使用するユーザー名とパスワードです。ユーザー名とパスワードを入力すると、認証プロセスが実行されます。認証されたら、Marketing Cloud Intelligence でどのデータをどのように取得するかを定義します。
API コネクタの設定
API コネクタごとに設定が異なるため、すべての設定が表示されないことや、設定の表示が異なる場合があります。ただし、どの API コネクタも、[セットアップ] に [一般設定]、[Initial data fetch (初期データ取得)]、[拡張プロパティ] の 3 つのセクションがあります。この 3 つのセクションは簡単に折りたたんだり展開したりすることができます。
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一般設定: アカウントを設定し、アカウントに接続されているプロファイルの選択などを行います。
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Initial data fetch (初期データ取得): ソースからデータを取得する初期日付範囲を選択できます。
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拡張プロパティ: ソースプラットフォームから取得する細分化やメジャメントを選択します。拡張プロパティは API コネクタごとに異なります。
新しいデータストリームを表示する
API コネクタを設定し終えたら、設定を保存してデータの処理を開始します。[データストリームリスト] に新しいデータストリームが作成されます。このテーブルに、実行ステータス、最終実行日、最終のデータ日付など、データストリームに関する詳細情報 (1) が表示されます。リストからデータストリームを選択すると、メニューの他のオプションが有効になります。[マッピング] (2) には、選択したデータストリームでマッピングされたすべてのデータフィールドが表示されます。[ログ] (3) には、データストリームによって実行されたすべての処理ジョブのリストが表示されます。[プロセス] (4) では、選択したデータストリームを使用してデータの取得を開始できます。
API コネクタの初期データ取得以外にも、各データストリームでソースプラットフォームから毎日新しいデータが取得されるため、データが常に正確で最新の状態に維持されます。
次の単元
次の単元では、Marketing Cloud Intelligence のカスタムコネクタである TotalConnect を使用してデータをアップロードする方法を学習します。