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データを共有してパブリッシュする

レッスンの目的

 この単元を完了すると、次のことができるようになります。 

  • 他のユーザーと共有できる Tableau のファイルタイプを説明する。
  • Tableau Cloud または Tableau Server でデータをパブリッシュする。
  • Tableau Public を使用してデータを共有する。

あなたは、ノースカロライナ州バーリントンに対策が必要であることを突き止めました。Tableau では、次のステップとして作業を簡単に共有できます。

Tableau ファイルタイプを知る

共有するときに、最初に決定すべきことは使用するファイルタイプです。データの共有には次のファイルタイプを使用できます。

Tableau ファイルタイプ 説明
データソース (.tds)  
Tableau データソースファイルのファイル拡張子は .tds です。データソースファイルは、頻繁に使用する元のデータにすばやく接続するためのショートカットです。データソースファイルには実際のデータではなく、実際のデータに接続するのに必要な情報と、実際のデータに対して行った変更 (デフォルトプロパティの変更、計算フィールドの作成、グループの追加など) が含まれています。
パッケージデータソース (.tdsx)  
Tableau パッケージデータソースファイルのファイル拡張子は .tdsx です。パッケージデータソースは上記のデータソースファイル (.tds) とローカルファイルデータ (抽出ファイル (.hyper or .tde)、テキストファイル、Excel ファイル、Access ファイル、ローカルキューブファイルなど) が含まれる zip ファイルです。この形式を使用して 1 つのファイルを作成すれば、コンピューター上にローカルに保存されている元のデータへのアクセス権を持っていない他のユーザーにも共有できます。  
ワークブック (.twb)  
Tableau ワークブックファイルのファイル拡張子は .twb です。ワークブックには 1 つ以上のワークシートに加えて 0 個以上のダッシュボードとストーリーが含まれています。
パッケージドワークブック (.twbx)
Tableau パッケージドワークブックファイルは 1 つの zip ファイルで、ワークブックに加えて、関連ローカルファイルデータとバックグラウンド画像が含まれています。この形式は、元のデータへのアクセス権を持たない他のユーザーと共有するために作業内容をパッケージ化するのに最適な方法です。
抽出 (.hyper または .tde)
抽出が作成されたバージョンに応じて、Tableau 抽出ファイルのファイル拡張子は .hyper または .tde です。抽出ファイルはデータセットの一部または全体のローカルコピーで、他のユーザーとデータを共有したり、オフラインで作業したり、パフォーマンスを改善したりする必要があるときに使用できます。

今学習した内容を振り返っておきましょう。これについては最後のテストはありませんが、Tableau のファイルタイプの基礎を理解していることを確認できます。

データを共有する

これでチームメイトと共有する内容が決まったため、決定事項の共有に進むことができます。次の 2 つのオプションがあります。

  • 自分または会社が Tableau Server を使用していて、自分にどのようなパーミッションが割り当てられているかを知っている場合は、Tableau Server/Tableau Cloud を使用します。
  • 自分または会社が Tableau Server を使用していないか、無料の代替共有オプションを希望する場合は、Tableau Public を使用します。

Tableau Server/Tableau Cloud にパブリッシュする

あなたのストーリーは好評でした。そこであなたは Tableau Server/Tableau Cloud にストーリーをパブリッシュして、チームがオンラインで参照できるようにします。

  1. Trailhead シミュレーターを起動します。
  2. [Publish to Tableau Server/Tableau Cloud (Tableau Server/Tableau Cloud にパブリッシュする)] をクリックします。
  3. [Begin (開始)] をクリックします。
  4. パブリッシュするストーリーが開いています。[サーバー] メニューをクリックし、[ワークブックのパブリッシュ] を選択します。
  5. ここでは、[サーバー] ボックスでサーバー名または URL を指定できます。Tableau Cloud にはショートカットがあります。[Tableau Cloud] リンクをクリックして、サインインプロンプトに直接移動します。
  6. [メール アドレス] フィールドと [パスワード] フィールドで認証資格情報を指定します。ここでは、サインイン認証資格情報がすでに入力されています。[サインイン] ボタンをクリックします。
  7. 作業内容をパブリッシュするサイトを選択します。[デモデータ] がすでに選択されています。[OK] をクリックして続行します。
  8. [名前] フィールドに、Improve Profits in the South (南部での利益の改善) と入力します。
  9. Enter キー (PC) または Return キー (Mac) を押します。
  10. [説明] フィールドに、Take a look at the story I built in Tableau Desktop! (私が Tableau Desktop で作成したストーリーをご覧ください) と入力し、Enter キー (PC) または Return キー (Mac) を押します。
  11. [シート] の下の [編集] をクリックしてすべてのシートを表示します。チェックボックスをオンまたはオフにすることで、すべてのシートをパブリッシュするか特定のシートをパブリッシュするかを選択できます。
  12. 任意の場所をクリックして続行します。
  13. あなたは、[Improve Profits in the South (南部での利益の改善)] のみをパブリッシュしたいと考えています。他のすべてのシートはオフになっています。任意の場所をクリックして続行します。
  14. [パブリッシュ] をクリックします。これで作業内容が Tableau Cloud にパブリッシュされました。
  15. [Next Exercise (次の演習)] をクリックして次の演習に進みます。

次は、少なくともチームメイトにアラートを送信して、チームメイトがあなたのストーリーをオンラインで操作できるようにしましょう。

  1. [Send a Link to Your Work (作業内容へのリンクを送信する)] シミュレーションが表示されていることを確認します。まだ表示されていない場合は、Trailhead シミュレーターを起動し、[Send a Link to Your Work (作業内容へのリンクを送信する)] をクリックします。
  2. [Begin (開始)] をクリックします。
  3. Tableau Cloud で、パブリッシュした [Improve Profits in the South (南部での利益の改善)] ストーリーに移動すると、ホームページにストーリーが表示されます。Tableau Cloud ホームページに表示されているストーリー。
  4. ワークブックから別のシートもパブリッシュした場合は、[Improve Profits in the South (南部での利益の改善)] と共にそのストーリーも表示されます。[Improve Profits in the South (南部での利益の改善)] をクリックします。
    Tableau Cloud で開いたストーリーこれがインタラクティブな埋め込みストーリーです。
  5. メニューから [共有] を選択します。共有
  6. シミュレーションのこの部分は、共有リンク画面に移動したところで終了です。  ただし、ストーリーを共有する方法はいくつかあることを覚えておいてください。
    1. Web サイトに埋め込む: 埋め込みコードをコピーして Web ページの HTML に貼り付けます。Web ページにコードを埋め込むには [埋め込みコードのコピー] オプションを使用する
    2. リンクを送信する: URL リンクをコピーして同僚に送信します。ビューへのリンクを送信するには [リンクのコピー] を使用する
    3. デフォルトのメールクライアントを使用してメールを送信する: メールアイコンをクリックします。
      作業内容をメールで送信するには [共有する] ボックスでユーザーの名前を指定する
  7. [Next Exercise (次の演習)] をクリックして次の演習に進みます。

Tableau Public にパブリッシュする

あなたのストーリーは好評でした。そこであなたは Tableau Public にストーリーをパブリッシュして、チームがオンラインで参照できるようにします。

その名が示すとおり Tableau Public にパブリッシュすると、そのビューは一般公開されます。つまり、インターネットにアクセスできるすべてのユーザーにビューと参照元データを共有することになります。機密情報を共有する場合は、必ず Tableau Server または Tableau Cloud を使用してください。 

Tableau Public ではライブデータ接続はサポートされていないため、パブリッシュする前にデータ抽出を作成する必要があります。ここでは、その作業はすでに完了しているとします。抽出の作成方法を学習するには、「リソース」セクションの「データの抽出」記事を参照してください。

  1. [Publish to Tableau Public (Tableau Public にパブリッシュする)] シミュレーションが表示されていることを確認します。まだ表示されていない場合は、Trailhead シミュレーターを起動し、[Publish to Tableau Public (Tableau Public にパブリッシュする)] をクリックします。
  2. [Begin (開始)] をクリックします。
  3. ビューで [サーバー] メニューをクリックし、[Tableau Public] を選択します。
  4. 次に、[Save to Tableau Public As (名前を付けて Tableau Public に保存)] を選択します。 
  5. ダイアログボックスで Tableau Public の認証資格情報を指定する必要があります。任意の場所をクリックして続行します。
    メモ:
    Tableau Public プロファイルがない場合は、サインインポップアップから作成できます。
  6. ここではすでに Tableau Public の認証資格情報が入力されています。[サインイン] ボタンをクリックします。
  7. 作業内容をパブリッシュするサイトを選択します。この演習では [デモデータ] がすでに選択されています。[OK] をクリックして続行します。
  8. [ワークブック タイトル] ボックスにワークブックの名前として Improve Profits in the South (南部での利益の改善) と入力します。
  9. Enter キー (PC) または Return キー (Mac) を押します。
  10. [保存] をクリックします。  ブラウザーが開き、埋め込みストーリーが表示されます。Tableau Public にパブリッシュされた [Improve Profits in the South (南部での利益の改善)] ストーリー
  11. [ホーム] をクリックしてアクティビティをもう一度開始するか、[終了] をクリックして続行します。

お疲れさまでした。このモジュールでは、発見事項に関するダッシュボードを作成し、分析を提示するためのストーリーを作成し、リモートチームメンバーが参照できるように発見事項を Web 上で共有しました。

あなたは、データの達人への一歩を順調に踏み出しました。このプロセスの中で、最初にデータを見たときには存在さえ知らなかった機会を見つけることができました。

Tableau Desktop にはその他にもデータ分析の高度な機能が多数あります。今後も取り組みを継続し、さらに多くの Tableau Desktop 機能を使用してみてください。

リソース

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